【レビュー】VEEGO80(nevoks)【3役こなす優等生、VVモードもあるよ】
新生メーカーNEVOKSの勢いが止まりません。4製品目はコチラPOD MODのVEEGO80です。通常のクリアロに加え、標準で510接続アダプターが付属し、別売りですがRBA Coilもあり3役をこなす優等生です。通常のVWモード、VVモード、RBAモードを搭載しあらゆるVAPERを満足させる製品です。
※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です
スペック
メーカー | NEVOKS |
商品名 | VEEGO80 |
バッテリータイプ | 別体(18650) |
バッテリー容量 | - |
出力電力 | 5 - 60W(VWモード) 0.5 - 4.2V(VVモード) 5 - 80W(RBAモード) |
種類 | POD MOD |
エアフロー | 無段階調整 |
タンク容量 | 3.5ml |
充電アンペア数 | 5V/2A |
コイル抵抗値 | 0.17Ω、0.3Ω |
バッテリー残量 | ディスプレイにインジケータ表示 |
カラーバリエーション | 5色 |
サイズ | 本体:49×23.3×90.5(mm) |
値段 | ¥5,980~ |
カラーバリエーション
計5色のラインナップ
外観
外観についてレビューします。
外箱
ステッチ風のデザインが施された楽し気なパッケージです。
梱包状態
黒いスポンジ状の土台に収まっています。ちなみにこの箱はiPhone式で開けにくいので四隅を指でつまんでクネクネして上蓋を開けて下さい。
パッケージング内容一覧
- VEEGO80本体+カートリッジ
- リプレイスメントコイル
- 充電ケーブル
- 510接続アダプター
- 取扱説明書
- カード類×2
VEEGO80本体
ステルスMODチックな形状のPOD MODです。グリップ部には硬めのレザーが貼り付けられています。金属部は亜鉛合金で艶と質感が高級指向です。コチラの面には商品ロゴがプリントされています。
コチラの面は何も印刷されてないのでシンプルです。
側面にはFireボタン、ディスプレイ、+/-ボタン、充電ポートが配置されています。
反対の側面のレザーグリップ部にはメーカーロゴが刻印されています。
底面にはCEマークなどのプリントがあります。
上面のバッテリーケースの蓋はねじ式です。
カートリッジ接続面です。本体側の銀色部はマグネットになっています。
そしてVEEGO80の特徴の一つ、ステルスタイプのカートリッジケースです。ディスプレイ側がかなり薄く作られていますがこれがある事でカートリッジの保持力がかなり強化されています。
ちなみにケース部分の内径は22.9mmなのでこれ以下のアトマイザーをアダプターを介して装着することが出来ます。
カートリッジ
カートリッジです。特に突出した特徴は無くSimple is the bestといった感じ。
底面の大きい穴からリプレイスメントコイル(以降、RC)を挿入します。
リキッドの充填は上面にあるシリコンカバーを開いて行います。
ドリップチップは取り外し可能になっています。規格は510なのでお手持ちのドリップチップを装着して楽しめます。
こんな感じの見た目もアリです。
カートリッジ下部にはエアフロー穴があります。MODとの取付向きによって開度を調整しドローの重さを変えることが出来ます。
全開
半開
全閉
リプレイスメントコイル
SPL-12という名前(規格?)のRCが2つ付属しています。0.17Ωと0.3Ωで0.17Ωの方は胴体が少し太い形状になっています。
どちらもメッシュコイルです。メッシュサイズは同じですがカット位置の違いによってコイル面積を変化させている様ですね。
510接続アダプター
510アダプターです。これを使えばお手持ちのアトマイザーをVEEGO80に装着することが出来ます。前述したように装着可能なアトマイザーサイズは22.9mm以下です。
他にもアトマイザーを装着できるPOD MODは沢山ありますが殆どが別売りだったり社外品だったりします。VEEGO80は標準でメーカー純正が付属しているのでかなりオトクだと思いました。
裏側(MOD接続面)です。
使い方は簡単です。手持ちのアトマイザーにアダプターを接続し、
MODにはめるだけ!しっかりと抵抗値も認識しました。
充電ケーブル
USB Type-Cです。
取扱説明書
折り込みタイプの説明書で英語表記のみとなっております。
カード類
黒い方は「リキッドを入れてから5分は待ちましょう」、「シュリンクの破れたバッテリーは使わないでください」など書いてあります。白い方は保証書です。
操作方法
操作方法について説明します。
バッテリー挿入
バッテリーシュリンクが破れてないか確認し、問題なければ+を奥側にして挿入します。キャップを閉じる時はすこし押し込むようにして回すと閉めやすいです。
電源ON/OFF
Fireボタンを素早く5回押すことで電源のON/OFF操作が可能です。
ディスプレイ表示
出力(W)、電圧(V)、パフ継続時間(S)、コイル抵抗値(Ω)、パフ回数(P)、バッテリー残量が表示されています。
モード変更
電源ONの状態でFireボタンを素早く3回押すとVW、VV、RBAモードに変更することが出来ます。初回起動時はVWになっています。
VWモード
VVモード
RBAモード
RBAモードの時はWの上にRが表示されます。
出力調整
+/-ボタンで出力を調整することが出来ます。VWとRBAモードでは電力(W)、VVモードでは電圧(V)を操作します。
パフ回数クリア
Fireボタンと+ボタンを同時長押しでディスプレイに表示されたパフ回数をクリアすることが出来ます。成功した時は「PUFFRES」と表示されます。
実際に使用してみる
実際の使用感についてレビューします。
使用コイル
今回は0.17Ωの超低抵抗コイルを使用してみたいと思います。
使用リキッド
リキッドはBREW JOBのFREEZY MANGOを吸っていきたいと思います。コチラのリキッドはVAPE Treasure浜松さんで購入できます。詳細レビューはいつかやります。
リキッド充填
はい、問題発生。ドリチがボトルと干渉して60mlのニードルノズルボトルではしっかりと差すことが出来ませんでした。近年稀にも見ない設計ミス?30mlボトルでは難なく入れれそうな感じでした。
なので今回はドリチを外して充填します。毎回ドリチを外さないといけないのはかなり億劫ですね。ココは是非とも次回作で改善してほしいです。
新しいコイルへの初回充填後はリキッドがコットンに馴染むまで5~10分待ちましょう。
テイスティング
味の濃さはしっかりあるのにミストが軽い。ミストが軽いのに味はしっかりと濃い。なんか初めての感じです。ミストがシルキーっていう訳でもなく軽やかです。抵抗なくスーッと吸い込める感じ、そして吐き出す感じもスーッと。コレはいいかも。
味はするのに口の中でミストの存在感が少ないというか、これまでにないタイプの出方です。
かといってミストの量が少ない訳でもなくしっかりと爆煙。ナンダコレ。
アリかナシかで言ったらアリアリのアリです。美味しい!もはや異次元ミスト。
ドロー
全開で軽めDL、全閉で重めDLです。DLの範囲内であれば自由に調整出来る感じです。
フィッティング
ここでは各アトマイザーとのフィッティングをご紹介します。Twitterを見てると皆さん各々アトマイザーを装着し素敵なセットアップを掲載されているので本当なら本ブログの大人気コーナ「みんなのハンチェ」でご紹介したい所だったのですがなにぶん多忙でして余裕がありません。申し訳ないです。(掲載許可を取るのが大変)
もし「私のセットアップ載せても良いよ」という方が居たらTwitterで私(@HydrogenF)までリプ or DM下さい。
Berserker MINI V2 MTL RTA
TRIO
KREE(22mm)
Galaxies MTL RDTA
Auguse MTL RTA V1.5(ダイヤモンドタンク)
次回予告
次回はVEEGO80で使用するSPL-12コイルのRBA kitのご紹介を実施します!使い方や味わいの感想など掲載予定なので是非ご覧になってください。
さいごに
NEVOKSさんはFeelinのレビューを話しを頂いて初めて知ったメーカーさんでその繋がりで今回のレビューの話を頂きました。Feelinでは本体の軽さに驚かされましたが今回はデザイン性と異次元ミストに驚かされました。リキッド入れる時に干渉するなどと言った改善点はあったもののかなり完成度の高いPOD MODだと思いました。
あとみなさんカートリッジあまり使っていませんね?ほとんどの方々が510アダプターでアトマイザーを載せてらっしゃいます。中にはKENNEDYを載せてる方も…。エアフロー調整の無いタイプのボトム/サイドエアフローのアトマイザーでもVEEGO80に載せて向きを変えれば調整可能と言う事で、非常に素晴らしい。MODとしてもかなり洗練されたステルス形状と言う事で色々と使い勝手が良さそうだと感じております。
Pico程の機能性は無いにしても扱いやすいのでこれからのVAPE入門機の金字塔となり得るかも。取扱店がどれだけ増えるかと値段がカギですね。NEVOKSさん頑張ってください。
気になった方は是非お手に取ってみて下さい。