【レビュー】SPL 12 RBA MESH Coil(Nevoks)【手順解説】
前回レビューしたVEEGO80に使用するSPL12というリプレイスメントコイルのRBAバージョンのご紹介です。過去に同様のものがWOTOFOやVAPEFLYからリリースされており基本的な組立て方は同じですが今一度ご紹介したいと思います。
※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です
内容物
箱を開けると小袋が2つ入っています。
左側が本体(外殻)とコイルジグ、右側がコットンとコイルです。
コイルジグはΦ4.5mmとΦ5.0mmの2種類が両サイドにあります。
コイルは0.3Ω、0.17Ω、0.17Ω(Dual Mesh Wire)が入っていると書いてありました。3本足の奴が恐らくDual Mesh Wireなのですが残りの2つはどう見てもどちらも0.3Ωでした。公式Instagramの動画ではちゃんと0.17Ωのコイルが入っていたので恐らく入れ間違いだと思います。VAPE製品あるあるですね。
ビルド手順(2本足)
2本足のコイルのビルド手順について説明します。
①コイル向き確認
コイルを見ると足が溶接されている面(画像左側)と平らになっている面(画像右側)があります。コットンは必ず平らになっている面と接するように組付けてください。
②ジグに巻き付ける
足が溶接されている面を内側にし、コットンと一緒にコイルジグに巻き付けます。ジグはΦ4.5mmの方を使用します。
余ったコットンはコイル足のある方向に出しておきます。
③コイルベースへ挿入
余ったコットン部を指でつまみ、コイルベースへ挿入します。この時無理やり押し込んでコイル足を曲げてしまわないようご注意ください。うまく挿入できない場合はコイル足を中央寄りに軽く曲げるとやりやすくなります。
ジグの根本までしっかりと挿入しましょう。
④コイル足処理(ネガティブ側)
下から見て左側のコイル足を凹部にあてがいます。
そして凹部と同じくらいの高さでカットします。
⑤インシュレーター挿入
コイルをポジティブとネガティブで分離する為のインシュレーター(シリコン)を装着します。先ほど切った足はインシュレーターの外側、切っていない方は内側となるように装着してください。
装着するとこんな感じになります。
足は外周部にある凹部に向かって折り曲げて下さい。
⑥ポジティブピン挿入
外に曲げたコイル足を挟むようにしてポジティブピンを挿入します。
そしてなるべく根本で足をカットします。
⑦コットン処理
はみ出た分のコットンは根元からカットします。この時ニッパーを使うとしっかりと根元から処理しやすいです。
カット完了。
内側から見るとこんな感じ。
さらに反対側。
⑧キャップ装着
キャップを装着します。
⑩O-リング装着
上部に小さいO-リングを2つ装着します。
続けて下部に大きいO-リングを2つ装着します。位置は画像で確認してください。
⑪完成
完成です。既製のリプレイスメントコイルと比べるとやや太めの体格です。
ビルド手順(3本足)
3本足のDual Mesh Coilのビルド手順について説明します。
①コイル向き確認
2本足の時と同様に平の面がコットンと接するようにします。
②ジグに巻き付ける
ジグはΦ5.0mmの方を使用します。Φ4.5mmだと2本足が出てる側が干渉してしまいます。
③コイルベースへ挿入
コイルベースへ挿入します。
下から見るとこんな感じでコットンの余り側に2本、その対面に1本の足が出た状態となります。
④コイル足処理(ネガティブ側)
3本足コイルは両端がネガティブ、中央がポジティブの電極となってます。まずはネガティブ側(2本出ている方)を内側の段差よりやや上側でカットします。
⑤インシュレーター装着
インシュレーターを装着します。④でカットしたネガティブ側2本はインシュレーターの外側、まだ切っていないポジティブ側は内側になるように装着してください。
⑥ポジティブピン挿入
ポジティブピンを挿入します。
挿入後、なるべく根本からはみ出たコイル足をカットします。
残りの行程は2本足の時と同様です。
内部はこんな感じになります。抵抗値は0.23Ωと公称値の0.17Ωよりやや高めに出ましたが問題なく通電しました。
テイスティング
今回0.3Ωと0.17Ωを吸ってみましたがVEEGO80に付属するリプレイスメントコイルと遜色ない味わいでした。手巻きした方が若干ウマく感じたんですがこれは「自分で作った」という補正込みだと思います。
さいごに
国内でSPL12 RBA kitを取り扱ってくれる店舗募集中だそうです。Flavor Kitchenさん是非いかがでしょうか。
その他販売店様も取扱開始したら↓↓↓にリンク追加させて頂きますので是非とも検討をよろしくお願いいたします。