【レビュー】OAKER(KIZOKU)【スタイリッシュ万能セミメカ】
KIZOKUよりセミメカチューブとアトマイザー(RTA兼クリアロ)のセット、OAKERが登場しました。KIZOKUと言えばTechModやKIRINなどシンプルなかっこよさを持つブランドですね。今回もKIRINと同様にセミメカですがバッテリー内蔵と言う事でΦ18mmの細身でコンパクト!そしてなにより付属するアトマイザーが18mmのくせにRTAとクリアロを切り替えられるという多機能さ。素晴らしいと思います。
※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です
スペック(バッテリー部)
メーカー | KIZOKU |
商品名 | OAKER |
パフタイプ | ボタンパフ |
バッテリータイプ | 内蔵 |
バッテリー容量 | 1100mAh |
出力電力 | 3 - 3.8V |
種類 | セミメカ |
エアフロー | アトマイザー下部 |
タンク容量 | 2.0ml、3.0ml(バブル) |
充電アンペア数 | 5V / 1A |
コイル抵抗値 | 1.0Ω(クリアロ0.7Ω) |
バッテリー残量 | LED色 |
カラーバリエーション | 3色 |
サイズ | 本体:Φ18 × 80mm アトマイザー:Φ18 × 51mm |
値段 | ¥4,980~ |
カラーバリエーション
3種類をラインナップ
外観
外観についてレビューします。
外箱
アルミのケースです。ちょっと高級感。
帯の裏にはスペックなどが記載されています。
パッケージング内容一覧
- OAKER本体
- アトマイザー
- 備品バック①②③
- クリアロ用コイル(0.7Ω)
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
OAKER本体
手に持つと非常にコンパクトなのがわかります。表面はマットでツルツルって感じではありません。この肌触りは気持ちいい…
背面にはUSBポートがありここから充電します。
上面には510スレッドがあります。
底面にはシリアルナンバーやメーカーロゴ、て中央にはベントホールが空いています。
アトマイザー
金属部は本体と同じ質感でタンク部とドリップチップ部はスモーク掛かった樹脂です。多分素材はPC。エアフローは下部のリングで調整します。4つの小さい穴と長穴があり激重MTLから軽めMTLまで幅広く調整する事が出来ます。またエアフローコントロールリングを回す時ラチェットみたいにカチッ、カチッと何かが刻まれているので非常に気持ちいいです。
底面にはシリアルナンバーなどがプリントされています。
ドリップチップはストレート形状です。内径は約3.8mmです。
リキッドチャージはトップフィルでキャップを外して行う形式です。
軽く分解するとキャップとタンク、チャンバー、デッキに分けることが出来ます。
更にデッキ部を分解するとクリアロと置き換えることが出来ます。
クリアロを装着するとこんな感じになります。
こちらは付属するバブルタンク装着時の見た目です。悪くない。
樹脂タンクを装着した時の全体像はこちら。
こちらはバブルタンク。
備品バック①②③
備品バックには先ほど紹介したバブルタンクやOリング類、コットン、コイルと工具が入っています。
クリアロコイル
クリアロ用のコイルが大層なケースに収まっています。抵抗値は0.7Ωです。付属するRTA用のコイルは1.0Ωなのでやや低抵抗な設定になっています。
充電ケーブル
USB Type-Cです。VAPERの皆さんあまったケーブルってどうしてますか…?
取扱説明書
日本語の記載があります。実はTECHMODに続きコチラ私が翻訳を担当させて頂きました。約1年前の若かりしいっちが翻訳したものなので大目に見て下さい…
保証書
実際に使用してみる
実際の使用感についてレビューします。
ビルド
折角なのでRTAにビルドして使用してみたいと思います。
付属するコイルはΦ3mm、5巻き、スペースドです。素材はカンタルかな?
焼入れ前は1.03Ωです。
10W位でじっくり焼入れ中…
焼入れ後もほぼ同じ抵抗値(1.07Ω)でした。
コットンはちょっと多めに切ります。(理由は後述)
目安はデッキに沿って折り曲げた時にデッキ下の空洞部部分の底に当たる位です。
両端を切り、適度に漉いたらジュースウェルにコットンを詰めます。何故落とさないのかと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが…
ジュースウェルの下部はこんな感じで小さい穴が空いてるだけになってます。つまりリキッドがここに触れて上部の空間に詰められたコットンへ供給されるという仕組み。ここ(ジュースウェル)にしっかりとコットンを詰めておかないと使用中不意に横になったり逆さになってしまった場合にリキッドが漏れます。なのでしっかり詰めましょう。
今回はどんな抵抗値でも美味しいZAP!Aisu ALOE VERAを入れたいと思います。
コットンへ直接リキッドを垂らし馴染ませます。
そしてチャンバーとタンクを装着し上部からリキッドを充填します。
ビルド完成!
テイスティング
おおお、並のMTLアトマイザーよりしっかり味が出てて美味しい気がします。(同一抵抗値比)
MTLはガッツリ絞る派なんですが縮こまった味にならずかといって濃すぎもせず丁度いい塩梅。他のリキッドを吸うのが楽しみです。
ドリチがスタンダードな形状過ぎるので好みのものに変えるとより一層吸いごたえがUPしそうな気がします。
さいごに
さすがKIZOKUという感じの商品だと思いました。洗練されたシャープなMOD、多機能かつしっかりと絞れて味も良いMTL RTA。Φ18mmなのでビルドしにくいのが玉に瑕ですが慣れればなんてことないと思います。もう一つデメリットというか惜しい所は1100mAhという所。INNOKINのGOzが同サイズで1500mAhあったのでもう少し頑張れなかったかな~という印象。まぁでも私は1000mAhあれば1日足りるので十分。
初心者入門としては扱いづらい(ビルドする時にオームメーターもしくはテクニカルMODが必要)ですがセカンド機としては必要十分なデバイスだと思うので是非みなさんお手に取ってみて下さい。