【レビュー】HIMASU(HIMASU Technology)【1本のタバコを3回吸える、ロングなら4回!?】
通常の紙巻きたばこを加熱して加熱式タバコとする互換機は今までにいくつかありましたが、1本で3~4回吸える画期的なデバイスが登場しました。味わいも良く煙も出るので吸いごたえ、吸った感じどちらも得られる素晴らしい加熱デバイスです。
通常の紙巻きたばこを使うので火をつけたい気分の時はそのまま吸えば良いし、加熱式タバコのみOKな喫茶店や節約したい時などはHIMASUを使うなど、シーンやお財布事情で使い分けも可。
高温/低温の2モード搭載で喫味も調整可能です。
※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です
注意事項
本記事ではタバコ取り扱っております。誤った操作により怪我や火傷、タバコの誤飲を引き起こす可能性がありますのでお子様の手の届かない所で保管するようにしてください。
カラーバリエーション
グレーとゴールド2色のラインナップです。
外観
外観についてレビューします。
外箱
ハードな包装の外装です。デバイスがしっかり保護されています。
裏面には中英日で内容物が表記されています。
パッケージング内容一覧
- HIMASU本体
- リキッドインジェクター
- マウスピース(ハード)×2
- レギュラーリキッド×5
- 充電ケーブル
- マウスピース(シリコン)×6
- フィルター×沢山
- 取扱説明書
- 簡易操作手順シート
HIMASU本体
ごちゃごちゃしないシンプルでスムースなデザインです。白い部分は樹脂でゴールドの部分はアルミ素材で非常に軽いです。
表面にはLEDインジケーターとボタンが配置されています。
裏面は何もなし、非常にシンプルです。
側面にはスライドレバーがあります。タバコのセットに使用します。
上面には吸い口部とその上にスライド(回転)するカバーがあります。
底面にはタバコの差込口と充電ポートがあります。
サイズ比較
本ブログではVAPE関連の方が多く見て下さっているので最もポピュラーなMODとPODで比較。幅や太さはPicoと同じくらい、背の高さはXTALよりちょっと小さい位です。
リキッドインジェクター
タバコにリキッドを添加する為のデバイスです。
リキッドは粘度的にVG多めもしくはVG100%の素グリだと思います。
ここにタバコを差して中央の針からリキッドを注入します。
リキッドインジェクターの底部にはブラシが付いています。IQOSなどにもついていますがわざわざ携帯しませんよね。コチラは必要なデバイスに付いているのでいつでもどこでも掃除できるし無くしません!ユーザー目線の設計がすごく良いですね。
下部はカバーになってます。外すと中のリキッドボトルが露出します。
更にボトルを外すとこんな感じ。切れたら次のリキッドボトルを差し込むだけで交換可能です。
ちなみにVAPE用リキッドを入れれないか試してみたところ『容易に入れ替え可能』でした。こんな事言うとHIMASUさんのリキッドボトル売上減に繋がってしまいかねますがVAPEユーザーとしてはどんなタバコも好みのフレーバードに出来ますし強メンソール化や強清涼化なども出来るのでものすごいメリットですね!VAPEユーザー向けの加熱式タバコといっても過言ではない。
後述しますが使用する際はこんな感じでタバコを挿し込みプッシュしてタバコ内にリキッドを注入します。
マウスピース(ハード)
ハードタイプのマウスピースです。VAPEで言う所のドリチですね。
充電ケーブル
もちろんUSB Type-Cです。素晴らしい。
レギュラーリキッド
替えのリキッドが5本付属しています。Regularと書いてあるのでMentholとかあるのかと思いましたが今はラインナップに無いみたいです。
市販のメンソールリキッドなど入れても良いかもしれません。
フィルターとマウスピース(シリコン)
箱の中に無数のフィルターと6つのマウスピースが入っています。
詳しくは後述しますがフィルターはここに
マウスピースはその上に重ねて装着します。
取扱説明書
中・英・日の3か国語で表記されています。
書体は中国っぽいですが日本語自体はおかしい所が無いのでちゃんと日本人のスタッフさんが翻訳しているのでしょう。
簡易操作手順シート
使い方に迷ったらコレを見ると良いでしょう。
ありがちなエラーやミスは大抵このシートに記載されています。
操作方法
操作方法について説明します。
電源ON/OFF
VAPEと違って電源操作はありません。スタンバイ状態か加熱状態です。
しかし誤操作を防ぐ制御も入っているみたいでサイドバーが一番上まで押し込まれていない状態では過熱状態へ移行しません。
電池残量確認
ボタンを1回押すとLEDが点灯します。点灯する個数が多いほど電池残量が多い状態を示します。
モード切替
スタンバイ状態時にボタンを素早く5回押すとLEDか1個もしくは2個点灯します。2個の時は高温モード、1個の時は低温モードです。5回押すごとに切り替えられます。
高温モード
低温モード
加熱開始
ボタンを長押しすると振動とLEDの明滅で加熱開始を知らせてくれます。もう一度振動したら喫煙可能の合図、更にもう一度の振動で終了の合図です。
充電中
充電中はLEDが点滅し、消灯すると充電完了です。
実際に使用してみる
実際の使用方法と操作手順、味わいなどについてレビューします。
①リキッドインジェクション
まずはタバコにリキッドを注入します。
差し込んで…
1~2回プッシュ!3回だと過剰供給になりタバコが湿気てしまう可能性があります。
こんな感じになれば準備OKです。
②レバーを一番下にスライドする
③タバコを挿入する
たばこを真っすぐ挿し込んでください。斜めに挿し込んだり強く押し込みすぎると変形してしまう可能性があります。
④レバーを一番上にスライドする
カチっとなるまでスライドします。スライドが不十分だと加熱が開始されません。
⑤フィルターを入れる
吸い口部に窪みがあるのでそこにフィルターを装着してください。
出先で「フィルター忘れた!」ってなっても大丈夫、ティッシュでもOKみたいです。
はさみがあればタバコのフィルターを適量切って使っても良いかもしれませんね。
⑥マウスピースを装着する
ハード、シリコン、好きな方をお使いください。
⑦ボタンを長押しして加熱開始
長押しすると振動と共にLEDが1→2→3と増えていきます。
⑧吸う
3になると再度振動し喫煙可能な状態になります。
⑨終了
喫煙可能時間が終了すると振動と共にLEDが消灯します。
⑩タバコ離脱
レバーを一番下にスライドしタバコを引き出し、抜きます。
この時マウスピースは装着したままでも収納可能です。
取り出すとこんな感じで先っちょだけ焼けてます。
大体15cmくらい焼けてました。リキッドの量や吸い方で変わってくると思うので上記画像は目安としてください。
⑪再度吸う
適当な位置でタバコをカットします。紙巻用のシガーカッターなどあれば良いですがそんなの持ってる人居ないですよね。
HIMASUに標準搭載にした方が良いよとコメントした所、開発中との事でした。乞うご期待!
⑫再度リキッドインジェクション
切ったタバコを再度差し込んでリキッドを注入し、②~⑩の手順を繰り返します。フィルターは毎回交換しても良いし喫味が落ちたなと感じた時に交換しても良いです。ティッシュでもいいなら毎回交換でもいい気がします。
⑬再再度吸う
2回切ると来んくらいの長さになります。あとは手順を繰り返して吸ってください。
⑭3回吸った
3回吸ったらこの位の長さが残りました。もうちょい節約して切れば4回吸えそうですが微妙な所ですね。残りは火をつけて吸っちゃったほうがいいかも。
ロングサイズやアメスピの様にタバコ葉がギッチリ詰まってるタイプのタバコなら4回吸えるかもしれません。
⑮清掃
本体を清掃する場合はレバーを一番下にスライドします。
リキッドインジェクターに付属するブラシを取り出します。
下側から入れて回したり出し入れしてゴシゴシ磨きます。
3回の喫煙で出たゴミはこれだけでした。メーカーは1日1回を推奨しているので言われた通り1日1回やった方が良いと思います。
吸いごたえ
肝心の吸いごたえですが、ファーストインプレッションは『まんまIQOSやん』って感じでした。
高温モードだとメッチ重く感じます。普段から赤マルとか吸ってる人は満足感高いと思いますが普段低タールを吸ってる人からするとキツい。
低温モードだと普段1mgを吸ってる人でも難なく吸える感じ。味はやっぱりIQOSレギュラーに近い感じ。
VAPEブログなんでリキッドをVAPE用のフレーバーリキッドに替えて吸ってみました。すると風味が変わり入れたリキッドの味がほんのりしてこれまた美味でした。ガンキーなリキッド入れると本体内部にガンクが付着する可能性があるので注意してください。
あとMEVIUS OptionやKOOL Boostといったカプセル付のタバコを吸ってる方に試してもらったのですが、「フィルター通らないからカプセルの意味無いな」と言ってました。空気の経路的にはフィルター(カプセル)を通りますが加熱部でカプセルの味が負けてしまうのでしょう。カプセル付が好きな人はそれっぽいリキッドを添加して楽しむのが良いかもしれませんね!
さいごに
今回初めてVAPEではなく加熱式のご紹介をしました。この10月からタバコ値上げで紙巻タバコを吸う人にとっては家計へ大ダメージだと思います。HIMASUを使えば1本で3回、1箱で60回も吸えます。滅茶苦茶大雑把な計算ですが1日1箱吸う人は月に¥18,000をタバコ代に使っていることになります。これをHIMASUを使用することにより月々の出費が¥6,000円になります。HIMASU本体が約¥10,000なので2ヵ月でお得になります。
紙巻だけ→2ヵ月で¥36,000 (600円×30日×2ヵ月)
HIMASU→2ヵ月で¥22,000 (600円×10日×2ヵ月+HIMASU代10,000円)
充電電気代やリキッド代を入れるともう少し差が縮まると思いますがお得です。
そして専用タバコカートリッジとかじゃなく普通の紙巻タバコを使うのでデバイスを忘れたり充電が切れたら吸えない!なんてことも無く火を付ければ吸えちゃうのが素敵。
メリットばかり書いてますがデメリットとしては
- リキッドインジェクターを持ち歩かないといけない
- カットすると葉っぱこぼれるんだけど?
- 故障したらどうすんの?(1年間保証、使用状況に応じて延長あり)
他にも思い当たるメリットデメリットあればコメントやTwitterリプで教えてください。メーカーへフィードバックします。
非常に斬新でユーズフルなデバイスだと思うので気になった方は是非お手に取ってみて下さい!
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キャンペーン
いつまでやるのか判りませんがTwitterで無料体験イベントをやってますのでこちらもご覧ください。
#HIMASU #1Be3 は #10月タバコ値上げ に応じ、製品の小売価格を14990円から9980円に調整!
— HIMASU (@HIMASUJAPAN) September 8, 2021
毎年喫煙コストを10~15万円節約した上、更に5000円お得!
今無料体験イベント開催中:抽選で毎日一名様にHIMASU1Be3を差し上げます。
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