【レビュー】XTAL(ZQ Vapor)【確かに濃い】-提供品-
巷で話題のPOD「XTAL」、味が濃いと言われていますが果たしてどのくらいの実力なのかをライバル「XROS」と比較を交えてお伝えしたいと思います。
※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です
カラーバリエーション
全4色です。
スペック
メーカー | ZQ Vapor |
商品名 | XTAL |
バッテリータイプ | 内蔵式 |
バッテリー容量 | 520mAh |
出力 | 3.5 - 4.2V |
種類 | POD |
エアフロー | - |
タンク容量 | 1.8ml |
充電アンペア数 | 5V / 1A |
コイル抵抗値 | 1.0Ω、1.2Ω |
バッテリー残量 | LEDの色で表示 |
セット内容 | 本体:1 カートリッジ:2(1.2Ω) 充電ケーブル:1 説明書:1 保証書:1 |
カラーバリエーション | 4色 |
サイズ | 本体: 113×22×12.5(mm) |
関連商品 | 替えカートリッジ(メッシュ1.0Ω、シングル1.2Ω) |
値段 | $21.99 |
外観
外箱
本体色と同じパッケージになっています。
内箱
スライドで引き出します。内箱の蓋はありません。
梱包状態
本体が収まっており、備品類は裏の箱に入っています。
パッケージング内容
- XTAL本体
- カートリッジ×2(シングル1.2Ω)
- 充電ケーブル
- 保証書
- 取扱説明書
XTAL本体
前面にはボタンとXTALのロゴ、背面にはメーカーロゴがプリントされています。
両側面には空気穴が開いています。
底面にUSBポート、規格はmicro USBです。
カートリッジ接続面です。金色は+/-端子ですが、銀色の突起は単にカートリッジにある2つのエアー穴のうちの1つを塞ぐ為の突起かと思いましたがスイッチ系統と繋がっているセンサーの一部だそうです。
ZQ Vapor 「To be precise, it is:Air switch link」
銀色の端子はカートリッジに空いた穴に挿入されます。
カートリッジ
縦長のカートリッジです。1.2Ωのシングルコイルを搭載したカートリッジは裏面に何も書かれていませんが、1.0Ωメッシュコイルを搭載したカートリッジには[1.0Ω Mesh Coil]と表記されています。
リキッドチャージは底面からします。右端にツメがあるのでそこを引き上げます。
するとパカっと開きます。蓋は樹脂製で硬いです。メス側(穴側)がシリコンになっていてぎゅっと締まり密閉性を維持します。
側面からみると結構細い形状になっていることがわかります。
充電ケーブル
micor USBの充電ケーブルです。ここは惜しいポイントです。
保証書
ちゃんと書いてあるものを見たことがありません。ハイエンドなMODなどはちゃんと手書きで書いてありますよね。
そもそも封を切らないと保証書が出せないので書きようがありませんね。箱に店印や日付を記載出来るような使用にしたらいいと思います。(この商品に限らずすべてのマスプロ製品)
取扱説明書
英語のみの記載です。Hilaxで買うと日本語説明書が付くらしいです。
操作方法
電源ON/OFF
パフボタン5回押しで電源ON/OFF操作が可能です。
バッテリー残量
パフ中のボタン色で電池残量がわかります。
緑…60%以上
青...30%以上
赤...30%以下
モード切替
XTALのモードと言うのは出力ではなく吸引方法です。ボタンパフ、吸引パフ、ボタン&吸引パフの3モードを搭載しています。
パフボタン3回押しでモードが変わり、ボタンの色で現在のモードが判ります。
紫...ボタン&吸引パフ
赤...吸引パフ
青...ボタンパフ
実際に使用してみる
リキッド
CURIEUX - CASSIOPEE
XTALは味が濃く出るというので巷で噂の[XROS]と比較する為に同じリキッドを入れて吸ってみたいと思います。
カートリッジの底からリキッドチャージします。今回は1.2Ωのカートリッジを使用します。
充填完了。説明書には3分待つと書いてありますが、ドライバーンを防ぐ為に5分~10分は待った方が良いです。
ドロー
普通に吸うと軽めMTLです。両サイドに空いた穴を指で塞ぐとかなり重くなります。
テイスティング
確かに味が濃く出ます。ミストが粗くダイレクトな味わいに感じました。XROSは繊細でシルキーな味わい、XTALは粗くダイレクトな味わいという印象です。
一方で、「XTALはエアーの絞りとチムニーの細さによって味が濃く感じる」という助言も頂きました。確かにXROSのエアフロー全閉よりもXTALの方がドロー重めなので納得できます。
XTALは電池残量により出力が低下していくので最初はダイレクトなミストを体感できますが、徐々にもっさりとした味がぼやけるような感じになります。常にフル充電と言うのは難しいのでこれは仕方ないです。
XROSは出力一定なので一定の味を保つことが出来ます。(多分)
Mesh Coil 1.0Ωのカートリッジも試しましたがコチラの方がガツンと味が出て美味しいです。リキッドによって1.0Ωと1.2Ωを使い分けると良いかもしれません。残念なことに1.0Ωカートリッジは別売りなので買い足す必要がありますが、それだけの価値はあると思います。
リキッド漏れ
1週間程ヘビーに使用していますが今の所漏れはありません。これからの時代は漏れないPODが当たり前になってくるのでしょうか。楽しみです。
漏れについては経過観察します。
さいごに
メリット
- XTALはとにかく濃い味が出る、これを求める人には最適
- ドローが重めでMTL派の方でも満足
- 角ばったデザインとメタル感あふれる質感がカッコイイ
- 比較的安価
- 取り扱い店舗が多くカートリッジ入手性が良い
- カートリッジからリキッドが漏れない
デメリット
- 電池残量低下に伴い味は落ちる
- ボタンが光ったときに見えるリブ(樹脂の補強部分)が不格好
- Mesh Coil 1.0Ωカートリッジが付属しない
- 規格がmicro USB
VAPEを始める時の最初の1台、玄人の方はサブ機として重宝できそうなPODです。XTALとXROSで好みが分れそうですが、それぞれ一長一短なので最後は見た目で選んでいいと思います。
XTALも素晴らしいPODなので皆さん是非お試しください。
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