近々のOXVAの躍進はスゴイですね、PODのレビューをガンガン載せていたり新製品をバンバンはしていたりと。今回はそんなOXVAがリリースしたRTAアトマイザーのご紹介です。ドリチ根元を回すだけでボトム/サイドエアフローを変更できるのでリキッドのアタリを探りに行くときにも便利ですし大容量タンクで普段使いとしても優秀。そしてトップフィル、トップ吸気なので漏れにも強いです。
※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です
スペック
メーカー | OXVA |
商品名 | ARBITER SOLO |
カラー | 5色 |
種類 | RTA |
推奨吸引方式 | MTL / DL |
外周直径 | 25.1mm |
高さ |
40.2mm / 52.2mm |
タンク容量 | 2.0ml (4.0ml) |
接続規格 (MOD / ドリチ) |
510 / 510 |
BF対応 | 非対応 |
ポジピン突出し量 | 1.1mm |
使用ネジ規格 | 六角、マイナス |
ポスト数 | Pisitive:1, Negative:1 |
エアフロー | トップエアフロー |
エアフロー調整段数 | 無段階調整 |
ドリチ内径 | 3.7mm |
カラーバリエーション
5種類をラインナップ。
外観
外観についてレビューします。
外箱
オレンジと黒の外観です。Arbiterとは〔運命などの〕 決定者,裁断者という意味があるそうです。
裏面には内容物一覧やセキュリティースクラッチがあります。
梱包状態
本体の上に備品類や取扱説明書が乗ってます。
パッケージング内容一覧
- Arbiter Solo 本体
- スペアガラス(ストレート)
- 備品バック①②
- 取扱説明書
Arviter Solo本体
今回はガンメタリックのご紹介です。艶消しの表面とこのゴツさがなかなかにカッコイイです。
上面にはMTLとDLを切り替えるつまみがあります。
底面は商品ロゴなどがプリントされています。
トップキャップ下にエアー吸入口があります。リングを回すと開度を調整することが出来ます。
絞るとこんな感じ。
スペアガラスタンク(ストレート)
スペアガラスタンクが1つ付属します。標準ではバブルタンク(4ml)が装着されており、ストレートの場合、リキッド容量は2mlになります。
備品バッグ
備品バック①にはDLドリチや替えのO-リング、工具などが入っています。
備品バック②にはコットンとコイルが入っています。コイルはNi80のクラプトンコイルです。
取扱説明書
日本語の記載はありません。
全分解
ばらせる限りばらしてみました。それぞれ詳細に見ていきましょう。
ドリップチップ
MTLっぽい内径細めでくびれたドリチです。
内部はストレート形状。
トップキャップ
トップキャップです。上部が回るようになってます。
この上の部分をつまんで回すと
下部の中心部が回ります。切り欠きがありここで下部パーツを引っかけて回します。
チャンバー
トップエアフローを兼ねたチャンバーパーツです。
上部にはトップキャップから出ている切り欠きのある突起をはめる穴があります。
ここを回すとチャンバー内殻が回り、デッキと穴の位置関係を調整します。
MTL
MTLの時は小さい穴が一致し、サイドエアフローと若干のボトムエアフローになります。
DL
DLの時はボトムに繋がる経路が大きくなりサイドエアフローの穴が塞がります。
チャンバーは緩いドーム形状です。
ガラスタンク
ガラスタンクは標準でバブル(4.0ml)、スペアでストレート(2.0ml)が付属します。
コイル留めねじ
六角のイモネジになっています。スペアも六角です。
デッキ
これ以上ばらせませんでした。エアフローを変えるギミックのあるアトマイザーは基本デッキやチャンバーがばらせない様になってます。
丸い穴はコイルサイドへ、下の長丸い穴はボトムへエアー経路が空いています。
デッキ中央部はコの字型になっています。
デッキ両サイドには深めのジュースウェルがあります。
底面にはメーカーロゴなどのプリントがあります。
ポジティブピン
ポジティブピンです。これを外してもデッキはばらせないので外す意味はあまりありません。
組立て
ポジティプピンを締めます。
コイル留めねじを締めます。
チャンバーにガラスタンクを装着します。
デッキと接続します。
トップキャップを締めます。この時キャップ中央部の突起の切り欠きがチャンバーパーツの穴と一致するように装着してください。
これで完成です。
実際に使用してみる
実際の使用感についてレビューします。
ビルド
今回は付属したコイルとコットンをビルドしてみたいと思います。
小ネタですがデッキのコイル足を通す部分に返しというかツメがついててコイルを締め込む際に足が逃げにくいような形状になっています。これは地味に便利。
コイルジグにコイルを通します。
デッキにコイルを装着し、留めねじを締めます。
コイル形状は特にいじっていません。この位の位置(コイル中心がサイドの丸穴の中心と一致する高さがメーカー推奨ポジションとなっています。
コイル足を処理します。なるべく根本から切らないとチャンバーと接触してショートしてしまいますのでご注意ください。
装着完了です。
10~15Wでじっくり焼入れします。
某Marz〇4さんみたいに綺麗に焼けない、色を撮影できない(涙)
付属するコットンはこんな感じで両サイドが靴紐みたいになっています。上手く使えば3回分くらいありそうな長さです。
コットンの足はデッキより少し長い位が丁度良いです。
コットン端を良い感じに漉いてジュースウェルに落とします。
コットン端が底に着くかつかないかくらいの所がいいみたいです。
ビルド完了!今回はKAMINARIのTHE APPLE&ICEを吸っていきたいと思います。
(某Marz〇4さんと被ってますが決して狙ったわけではありません)
まずはコットンにリキッドを染み込ませます。
リキッドチャージはトップキャップを外し、露出する穴(両再度)から実施します。
完成!では吸ってみましょう。
テイスティング
しっかりリンゴ特有の甘みそして酸味のバランス取れた味わいで非常に美味しく吸えます。後述しますが手元で簡単にMTLとDLを切り替えられるので味の出方も微調整出来ます。これはかなり面白いです。MTLで絞ると咽るほどミスト濃度や味が濃くなる感じがあるのでDLで吸ったほうが私は好きでした。
ドロー
本機最大の特徴であるMTL/DL切替も同時にレビューします。
MTL/全閉
激重とまではいきませんがしっかり絞れます。重めMTLです。
MTL/全開
エアフローを開けていくとどんどん軽くなり超軽めMTL位まで調整出来ます。
DL/全閉
MTL/全閉と特に変わらない重さです。
DL/全開
MTL/全開に比べ明らかに軽くなります。中程度のDLかな?スカスカとまではいきません。吸気音もシュー(MTL)からシュコー(DL)という音に変わります。
エアフローの開度とMTL/DL切り替えにより重めMTL~中程度DLまで調整可能なのでかなり幅広い設定が出来そうです。これで美味しく吸えないリキッドは無いんじゃないか?と思います。
フィッティング
各MODとのフィッティング例をご紹介いたします。
CUBE-S - OBS
MDURA - WOTOFO
JELLYBOX MINI - RINCORE
GAUR21 - VANDYVAPE
径が大きめのアトマイザーなのでMODもゴツイ系が似合いますね!
さいごに
エアフロー切替式アトマイザーっていくつかありますがここまで手軽に変えれるのってあまり無いと思います。初めてのリキッドなどでアタリを出すときに重宝しそうです。
ゴツめなのでMODを選んでしまいますが使い勝手はかなり良いです。
これまで美味しく吸えなかったリキッドなどはこれで色々試してみようと思います。
気になった方は是非お手に取ってみて下さい。
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