【レビュー】PROFILE M RTA(WOTOFO)【メッシュコイル金字塔のタンクver】-提供品-
WOTOFOと言えばメッシュコイル、メッシュコイルと言えばPROFILE RDA。そのPROFILEにRTAが登場!メッシュの良さをそのままに漏れないトップエアフロータンクを採用し持ち運びの利便性が大幅にアップ!
※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です
- スペック
- カラーバリエーション
- 外観
- 外箱
- 梱包状態
- パッケージング内容一覧
- PROFILE M RTA本体
- 全分解
- ドリップチップ
- トップキャップ
- スライド機構パーツ
- O-リング(810ドリップチップ接続用)
- エアフローコントロールリング
- チャンバー外殻
- シリコンパッキン(スライド部)
- O-リング(AFCリング用)
- O-リング(チャンバーとタンク接続部)
- チャンバー内殻
- O-リング(チャンバー内殻と外殻接続用)
- タンク
- コイルクランプ
- コットン押しつけ部品
- ポジティブ側クランプパーツ
- デッキ
- O-リング(デッキとタンク接続用)
- ポジティブピン
- 組立て
- バブルタンク
- 備品バック①
- 備品バック②
- 備品バック③
- 備品バック④
- 取扱説明書
- 実際に使ってみる
- フィッティング
- さいごに
- 購入
スペック
メーカー | WOTOFO |
商品名 | PROFILE M RTA |
参考価格 | $39.95 |
販売日 | 2020年12月 |
カラー | 6色 |
種類 | RTA |
推奨吸引方式 | DL |
外周直径 | 25.0mm (タンク部は25.7mm) |
高さ |
28.1mm / 33.2mm |
タンク容量 | ストレート(PCTG):3.1ml バブル(PCTG):4.0ml |
接続規格 (MOD / ドリチ) |
510 / 810 |
BF対応 | - |
ポジピン突出し量 | 1.0mm |
使用ネジ規格 | マイナス、プラス |
ポスト数 | Pisitive:1, Negative:1 |
エアフロー | トップエアフロー |
エアフロー調整段数 | 無段階 |
ドリチ内径 |
口側:13.7mm |
カラーバリエーション
6種類をラインナップ
外観
外観についてレビューします。
外箱
WOTOFOらしい緑基調のパッケージングです。
側面にセキュリティーチェックのスクラッチがあります。
裏面には注意事項などが記載されています。
梱包状態
今回税関で開封検査があったらしく、上下逆&備品袋クチャクチャの状態で入っていたので整理し直しました。大体こんな感じで梱包されているんだと思います。
パッケージング内容一覧
- PROFILE M RTA本体
- PCTG製バブルタンク
- 備品バック① コットン
- 備品バック② O-リング類
- 備品バック③ メッシュコイル
- 備品バック④ ドライバー、コイルジグ
- 取扱説明書
PROFILE M RTA本体
上部のエアフローコントロールリング(AFC)に製品ロゴが刻まれています。凹凸は少なく比較的シュッとしたデザインです。
底面はロゴとCEマークがプリントされています。
ポジティブピンは1mmほど出ています。
エアフローは無段階調整になっていて長穴の開口幅を変えてドローを調節します。
全分解
全分解しました。デッキを除くほぼすべてが部品単位に分解出来ます。
ドリップチップ
810規格のドリップチップです。白黒のマーブル調でなかなかイかしてます。
トップキャップ
トップキャップです。
表面だけ塗装されていて裏面は地金になっています。
スライド機構パーツ
リキッドチャージはスライド式になっていてその構成部品です。このパーツの上部に810ドリップチップ用O-リングが付きます。
O-リング(810ドリップチップ接続用)
線径1.2mm、内径12mmのO-リングです。
エアフローコントロールリング
正面に製品ロゴが彫られています。
側面にはドロー調整用の長穴が開いています。
チャンバー外殻
リキッドチャージ穴、エアフロー穴、チャンバーの外殻を構成する部品です。上面の大きな穴はリキッドチャージ用です。
側面にはエアフロー穴が開いています。
シリコンパッキン(スライド部)
トップキャップがスライドする部分のパッキンです。
O-リング(AFCリング用)
線径1mm、内径11mmのO-リングです。強めに張らないと装着出来ないので作業時に傷つけたり切断しないように気を付けてください。
O-リング(チャンバーとタンク接続部)
線径1mm、内径18mmのO-リングです。
チャンバー内殻
チャンバー兼エアー導入パーツです。両サイドにそれぞれ19個の小さい穴が開いておりここからコイルへ空気を送り込みます。
チャンバー形状は皆さん大好きドーム型です。
O-リング(チャンバー内殻と外殻接続用)
線径1mm、内径6mmの透明なO-リングです。
タンク
標準ではPCTG製タンク(3.1ml)が装着されていますが、オプションとしてPCTG製バブルタンク(4.0ml)が付属します。バブルタンクの方はスモークがかかっています。
コイルクランプ
本アトマイザーのコイル固定はクランプ式になっておりその部品です。板状の部品をねじで締め付けクランプ(挟む)します。
コットン押しつけ部品
コットンをコイルに押し付ける為の部品です。下部にスプリングを内蔵しておりコットンがコイルにしっかり当たる様にサポートしてくれます。材質は陶器や碍子の様な感じです。
コットン側は軽くRがかかっています。
ポジティブ側クランプパーツ
ポジティブピンに接続されているクランプパーツとインシュレーターです。
デッキ
このデッキは2部品で構成されていますが外すことが出来ませんでした。接着されているのかもしれません。隙間が大きいので洗浄する際の洗い残しなどは無さそうなので無理に分解する必要はないでしょう。
デッキ底面です。
O-リング(デッキとタンク接続用)
線径1mm、内径20mmのO-リングです。
ポジティブピン
ポジティブピンとインシュレーター、リキッド漏れ防止のO-リングです。
線径1mm、内径2mmの透明なO-リングです。
組立て
ポジティブピンにO-リングを装着します。
その上からインシュレーターを装着します。O-リングがあるので強めに押し込んで下さい。
ポジティブ側のクランプパーツにインシュレーターを装着します。
組立てたポジティブクランプ部品をデッキに装着します。
ポジティブピンをねじ込みポジティブ側のクランプパーツを固定します。
デッキ上面に突き出たポジティブピンの所にスプリングを乗せます。
そのスプリングの上に白い押さえ付けパーツを乗せます。
ねじを締め込み固定します。この部分は逆ねじになっているので脱着時はご注意ください。
クランプパーツを固定します。
チャンバー内殻にO-リングを装着します。
チャンバー内殻を外殻へ取り付けます。
ここまで差し込んでください。
チャンバー外殻にタンク用O-リングとAFC用O-リングを装着します。
スライド部のシリコンパッキンを装着します。
AFCリングを装着します。外殻側に突起、リング側に凹部があるので合わせる様に装着してください。
スライド用パーツを挿し込みます。
810ドリップチップ用O-リングを乗せます。(乗っているだけです)
トップキャップを締めます。
ドリップチップを装着します。
タンクを装着します。
デッキと接続します。この際、デッキ側の突起(クランプ付近)とチャンバー側の凹部を合わせるように被せて締め込みます。
組立て完成。
バブルタンク
バブルタンクを装着した時の見た目です。これはコレでアリですね。
備品バック①
靴紐型のコットンが3本入っています。
備品バック②
それぞれ種類の異なるメッシュコイルが3つ入っています。
Twitterで@ryuusin1972さんにご指摘頂き気付いたのですが、同じProfileの名を冠していてもメッシュコイルには2種類のサイズがあります。
16.0×6.8mm
Profile RDA
Profile UNITY RTA
Profile M RTA
17.0×8.5mm
Profile 1.5 RDA
Profile RDTA
大は小を兼ねないので手持ちのメッシュコイルをお持ちの方で在庫を使用する際は利用可能かどうか確認してからご利用下さい。
備品バック③
PCTG製っぽい810ドリップチップとO-リングなどの備品類が入っています。
備品バック④
ドライバーとコイルジグが入っています。使い方は後述します。
取扱説明書
各コマの最下段に日本語が記載されています。
実際に使ってみる
実際の使用感をレビューします。
ビルド
早速ビルドしていきましょう。以前ZEUS X MESH RTAで炎上事故を起こしているので慎重にビルドしていきたいと思います。
今回はコチラ、ハニカム形状のメッシュコイルを使っていきたいと思います。
メッシュコイルはこのようにコイルジグの太い部分にあてがって丸みを付けます。
するとちょうどいい感じのRになりデッキにすっぽり収まります。コイルをクランプして設置します。
焼入れは15~25Wで行ってください。ムラ(ホットスポット)が無いか確認します。
ホットスポットの除去やコイル成型はコイルジグの細い方で行います。通電するとショートするので十分に注意してください。出来ればMODやオームメーターの電源は切ってからやるようにしてください。
焼入れ後の抵抗値は0.2Ωでした。
極太のもふもふコットンを通します。この時下部のスプリングを押し下げるようにして入れるとやりやすいです。
コットンをカットします。上端の切り出しはジュースホール(コットンを落とす穴)の外周部位、下端はデッキよりすこしはみ出る位を目安に斜めにカットします。
コットン漉かないでもいいかなと思ったのですが収まりが凄く悪いので漉くことにしました。画像は右側が漉いた時、左側が漉かなかった時の参考です。
漉いてから切るか、切って漉いて再度切るかは自由です。私は切って漉いて再度切る派です。
適度に漉いたらコットン端をジュースホールに落とします。
今回はVAPE EMPIREのALOE VERAを吸っていこうと思います。
コットンへ十分にリキッドを染み込ませます。コットンの量が半端なく多いので沢山垂らしてください。
コットンをリキッドで十分に湿らせたらキャップを閉める前に発火しないか数回パフしてチェックしてください。
上部のキャップをスライドしリキッドをチャージします。
キャップがスライドする系統のアトマイザーは大抵▼マークで位置を示してくれますがコチラのアトマイザーにはそれがありません。コチラのアトマイザーの目安はAFCリングのロゴ位置です。
バッテリー
超低抵抗なので安全を喫しVTC5A(mooch 定格電流25A)を使用します。
ドロー
AFC全開ではスカスカの軽DLです。AFC全閉では軽めMTL位まで絞れます。
テイスティング
低抵抗(0.2Ω)なので折角だから80W(バッテリー電圧:4.2V バッテリー電流:19A)で焚いてみました。すると最初の0.3秒は美味しく吸えますがその後はイガります。恐らくコットン表面のリキッドが一瞬で気化し、供給が追い付いていないのだと思います。もしかしたら私のビルドがイマイチなのかもしれません。
ならば出力を落とせば良いと思い60W(バッテリー電圧:4.2V バッテリー電流:14.3A)で焚いてみました。しかしこれも0.8秒後くらいからイガります。
これ以上出力を下げると立ち上がり悪くなるしな~と思いつつ仕方なく50W、45Wと出力を落として行くとスイートスポットは40Wにありました。DLで肺一杯吸ってもイガらない。メッシュなので低出力でも立ち上がりに難は無くスムーズ、しかもミストがシルキーかつ濃厚。めっちゃウマイ。極MTL派の嫁ちゃんにも吸ってもらったところ、「爆煙もアリだな」と言わしめました。PROFILE M... なんていう実力だ。
簡単コイルビルド、シルキーで濃厚なミストと悪い所が無さそうな感じですが1つだけデメリットがあります。それは「リキッドの消費量が尋常じゃない程多い事」です。吸うたびに目に見えてリキッドが減っていきます。平成初期のターボ付き軽自動車で高速道路を走っている時のガソリンメーターの減り方を思い出しました。気付いたらEmpty。
まぁ消費する分良いポテンシャル(味)を出してくれるので±0としましょう。
フィッティング
Poker218
NUNCHAKU
iStick T80
CUBE-S
さいごに
以前ZAUS X MESHをレビューした時に発火炎上したのでメッシュコイルは苦手意識があったのですが今回はしっかりヒートスポットの除去やウィッキングを丁寧に実施したので炎上なく美味しく吸えることが出来ました。
構造やデザインはシンプルかつ機能的で素晴らしいと思いました。Dead Rabbit RTAもPROFILE Mと同じような二重チャンバー構造ですがあれは分解出来ないのでしっかり洗浄が出来ないです。PROFILE Mは隅々まで洗浄出来ます。
ビルドしやすさ、味の出方などもとても良いです。
デメリットは前述したリキッド消費量の多さと25mmオーバーのタンクにより主要なステルスMODに装着出来ない事位です。
国内でも取り扱いがあるので気になった方は是非お試しください!