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VAPE、電子タバコと仮想通貨についてのブログ

【レビュー】Siegfried Meshed RTA(VAPEFLY)【何にのせるのが正解?ゴツゴツRTA】

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先日レビューしたセミメカチューブMOD「Siegfriedシリーズ」のアトマイザーです。Siegfried Kitを買えばどちらも入っていますが今回は別々でレビューしていきます。ゴツさが目立つ印象ですがメッシュコイル特有の爆速立ち上がり&きめ細やかで濃厚なミストを味わえるアトマイザーです。また大容量タンク(7ml)も特徴的で9タンクで60mlボトルを完飲します。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー VAPEFLY
商品名 Siegfried Meshed RTA
参考価格 $33.99
販売日 2021年1月
カラー 3色
種類 RTA
推奨吸引方式 DL
外周直径 25.2mm
(下部ローレット部25.5mm)

高さ(本体 / ドリチ含)

53.1mm / 64.0mm
タンク容量 7.0ml
接続規格
(MOD / ドリチ)
510 / 810
BF対応 -
ポジピン突出し量 1.0mm
使用ネジ規格 プラス、マイナス
コイル接続数 Pisitive:1, Negative:1
エアフロー ボトムエアフロー
エアフロー調整段数 9
ドリチ内径

7.4mm / 13.5mm

カラーバリエーション

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MODと同じく3種類をラインナップ

外観

外観についてレビューします。

外箱

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これもMODと同じくアンティークな感じの外装です。

 

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裏面には特徴やセキュリティースクラッチがあります。

梱包状態

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スポンジ状の土台に本体とスペアのガラスタンクが収まっています。

パッケージング内容一覧

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  • Siegfried Meshed RTA本体
  • スペアガラスタンク
  • 備品バック①②③④
  • 取扱説明書
  • 保証書
  • ウィッキング説明書
  • German 103カード

Siegfried Meshed RTA本体

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逞しい太さと長さです。メタルボディーで非常にイカツイです。

 

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上面から見るとこんな感じ。イカツイ。

 

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底面には商品ロゴやシリアルナンバーがプリントされています。

 

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ポジティブピンは1mm突出しています。

 

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エアフローは8穴空いています。

 

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エアフローコントロールリング(AFC)左に捻ると上段の穴が隠れていき、8穴~4穴の調整が出来ます。

 

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左捻り最小の4穴です。

 

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反対に右に捻ると上下の穴が塞がれて8、6、4、2、0穴の調整が出来ます。

全分解

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デッキ以外はほぼ完全に分解することが可能です。部品詳細を見て行きましょう。

ドリップチップ

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デルリンとアルミの複合材です。デルリン側が上下に分割出来る構造なのでリングを取ることも可能です。

 

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チャンバーから吸い口にかけて広がるテーパー形状です。

トップキャップ

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重厚感のあるキャップです。外周に王冠状の凹凸がありグリップしやすいです。

 

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裏面です。中央部には接続用に突起があります。

 

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トップキャップのO-リングとシリコンパッキンです。

  • 線径2mm - Φ12mm

SSタンク

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このアトマイザーはタンク部が2つの素材が出来ていてコチラはステンレス素材のタンクです。

 

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上部中央はチムニー、再度の長穴はリキッドチャージ穴です。

 

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底面からの視点です。

 

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SSタンクに使用するChildproofシリコンパッキンとO-リングです。

  • 線径1mm - Φ22mm
  • 線径1mm - Φ7mm

ガラスチューブ

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ガラスチューブです。非常に幅が小さいですが、リキッド残量確認用の窓だと思っていただければと思います。

エアフローコントロール&チャンバー

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エアフローコントロール兼チャンバー部品です。両サイドに空いている長穴はジュースホールです。

 

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底から内部を見た図です。8個の穴はエアフロー穴で、左に見えている長穴はジュースホールから繋がる穴です。ここからチャンバー内にリキッドが供給されます。

チャンバーは軽めのドーム形状で容積は広めです。

 

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エアフローコントロールで使用されているO-リングです。

  • 線径1mm - Φ22mm
  • 線径1mm - Φ18mm

クランプ

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コイルをデッキと挟み込むためのクランプとその周辺部品です。スプリングが内蔵してあるのでねじを緩めると勝手に隙間が出来ます。これが非常に便利。

ポジティブパーツ兼ジュースウェル

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インシュレーターにより絶縁されるポジティブ側のパーツです。コイルを設置するだけでなく、中央に2つ、サイドに2つ空いた穴がジュースウェルとしての役割を果たします。

デッキ

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このデッキ上部は回ります。チャンバーを閉めた時にエアフローホールがコイルに対し適切な位置になるようにするための機構です。

 

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下部にはローレット加工が施されています。

 

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底面です。

ポジティブピン

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なぜか二重構造になっています。回転抑える訳でもなく、何かを挟んでいる感じでもないので少し謎です。

組立て

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ポジティブパーツにインシュレーターを装着します。

 

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これをデッキに載せます。

 

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底面からポジティブピンで締め込みます。

 

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更に外側のピンを締めます。

 

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クランプの裏面に空いている小さい穴にスプリングを装着します。

 

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スプリングが落ちないようにデッキにあてがい、ねじを締めます。

 

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これを両サイド分実施します。

 

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エアフローコントロール下部にO-リング(18mm)を装着します。

 

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エアフローコントロール上部にO-リング(22mm)を装着します。

 

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デッキと接続します。この時デッキの長い部分とエアフローコントロールの凹部を合わせる様に嵌めあわせてから接続してください。

 

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こんな感じになります。

 

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次にSSタンク下部にO-リング(22mm)、中央部にO-リング(7mm)を装着します。

 

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ガラスタンクを装着し、エアフローコントロールと接続します。

 

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SSタンク上部にシリコンパッキンを装着します。リキッドチャージホールの位置をしっかりと合わせ、グッと押し入れてはみ出ないように装着してください。

 

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トップキャップ下部にシリコンパッキンを装着します。

 

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こんな感じでフラットになるようにしっかりと装着してください。

 

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トップキャップ内部に810ドリチ用O-リング(12mm)を装着します。

 

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ドリップチップを装着します。

 

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トップキャップを閉めます。この時キャップの凸とタンクの凹部を一致させるようにしてハメて90°回せばしっかりと装着されます。

 

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しっかりと装着出来ました。

 

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完成です。

備品バック①

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Ni80 0.2Ωのメッシュコイルが2枚入っています。

備品バック②

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カンタルKA1 0.2Ωのメッシュコイルが2枚入っています。

備品バック③

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メッシュコイル用の靴紐タイプコットンが2本入っています。

備品バック④

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使用する工具やメッシュコイルのジグ、クラプトンコイル(Ni80 0.35Ω)、O-リングやねじの予備が入っています。

取扱説明書

英語とドイツ語で記載されています。

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保証書

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ウィッキング説明書

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通常コイルの時とメッシュコイルの時でウィッキング方法が異なります。下段のビルド項目で詳細を記述します。

German 103カード

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Germen 103については前の記事の最下段にて紹介していますのでご参照ください。

実際に使用してみる

実際の使用感をレビューします。

ビルド(通常コイル)

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まずは通常のコイルをビルドします。

 

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エアフロー穴は結構低めな位置にあるのでコイルも低めに設置したいと思います。

 

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こんな感じでビルドしました。コイル足をがに股形状にしないといけないのでちょっと手間のかかるビルドでした。

 

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焼入れします~

 

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ウィッキングです。コットンの端はデッキと同じくらいの長さで切ります。

 

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そしてコットン端はジュースウェルに落とします。

 

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こんな感じでビルド完成。

リキッド

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今回はリアルな巨峰として人気を博しているICE BLITZ GRAPEを吸っていきたいと思います。

▼レビューはコチラ▼

 

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コットンにしっかりと染み込ませます。

 

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タンク上部からリキッドをチャージします。

ドロー

AFC全閉で軽めのMTL、全開でスカスカの軽DLです

テイスティング

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では吸ってみたいと思います。

うん、しっかり巨峰の味とガッツリ甘み、そして強烈な清涼感が出てます。ちょっとミストが粗かったりビルドのせいかスピッドバックしますが美味しく吸えます。

ビルド(メッシュコイル)

では次にメッシュコイルをビルドします。

 

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メッシュを付属するジグにあてがって丸めます。

 

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クランプを緩めてコイルをスポっと載せます。そしてねじを締めたらOKです。

 

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焼入れします。流石メッシュコイル、立ち上がりは爆速です。

 

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ウィッキングします。メッシュコイルの場合、コイル際々でコットンをカットします。

 

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そして何もしないのが正解。

長めに切って通常コイルの様にジュースウェルへ落とすのは間違いみたいです。コットンの底から面でリキッドを当てて十分に供給できるようになっているみたいです。

 

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こちらもしっかりとリキッドを染み込ませて準備完了です。

テイスティング

流石メッシュコイル、立ち上がりは然ることながら味もミストもしっかり出ます。通常のコイルよりこっちの方がウマイです。ただエアーの当たり方が微妙なのか、チャンバー容積が大きいからなのか、Profile M程の濃厚さは無い感じがします。爆煙で吸うのでさほど違いは判らないと思うので問題なしという事にしましょう。

フィッティング

各MODとのフィッティング例を紹介します。

Siegfried

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NUNCHAKU

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CUBE-S

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iStick T80

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GAUR-21

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Poker218

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さいごに

兎にも角にもゴツいデザインが目立つアトマイザーです。BOX MODのフィッティングを見て頂いた通りもはや煙突と言わざるを得ない形状なのですがこれまたカッコイイです。一般的に売られているステルスMODは24mmまでなので残念ながらコチラは載りません。もし25mmでも載るステルスMODをお持ちの方はそれに合わせるのもアリだと思います。

何より7mlという大容量タンクが魅力的ですよね。「酸素よりVAPE吸ってる量の方が多いよ」と言う方以外は1日持ち出しても十分足りる量だと思います。

味は(爆煙なので)他のメッシュアトマイザーと比べても殆ど違いは無いと思います。やや濃厚さが足らない(薄い)感じがしますが誤差の範囲だと思います。

気になった方は是非お手に取ってみて下さい。

購入

Health Cabinでは購入の際にクーポンコード[VAPEIS]を入力で10%OFFになります。
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