電子タバコ「VAPE」の種類について
電子タバコ「VAPE」は様々な種類が有ります。ここではその種類と特徴について記載します。
VAPEの種類
VAPEの種類は大きく分けて2つ、POD型とMOD型です。そしてほとんどの物がバッテリー部とアトマイザー部に分かれています。
バッテリー部は読んで字のごとくバッテリーや電池が入っている電源供給源です。アトマイザー部は液体(リキッド)を気化させる役割を持つパーツです。
POD型
POD型には使い捨て全一体型、POD、AIO、POD MODの4種類があります。共通する事はアトマイザーとしてカートリッジを使う事です。
使い捨て全一体型
これはバッテリー、アトマイザー、リキッド全てが一体型で使い終わったら捨てるタイプの一番簡易的なVAPEです。充電も出来ません。
■代表的な商品
VITAFUL
ドン・キホーテやヴィレッジヴァンガード、スギ薬局などで売ってます。
POD
バッテリーとカートリッジが分かれているタイプのVAPEで、10W程度の出力の物が多い。出力が数段階調節できるものもあります。カートリッジは使い捨てですがリキッドを吸い終わったら捨てるタイプとリキッドを補充できるタイプの物があります。カートリッジは基本的に専用品ですので汎用性はありません。
■代表的な商品(カートリッジ使い捨て)
DR. VAPE
VAPEをはじめる時に良く見かけました。コンビニに売っているmybluも同じ類のVAPEです。
■代表的な商品①(リキッド補充式)
CALIBURN
販売開始から時間がたった今でも根強い人気のPOD型VAPEです。
■代表的な商品②(リキッド補充式)
XTAL
この記事を書いた時点での最新POD機種です。
AIO
AIOとはAll In Oneの略です。出力が数段階切り替えられるものが多く、コイル交換式のカートリッジを使用するのが特徴です。
■代表的な商品①
eGo AIO
これからVAPEを始めた方も多いのではないでしょうか。
■代表的な商品②
dot AIO
高級AIOです。コンパクトさや可愛さが女性に人気ですが、男性が持っててもフェミニーではないです。
POD MOD
コイル交換式のカートリッジを使う点はAIOと同じですが、POD MODは出力を細かく設定できるというのがAIOとの相違点です。正直言いますと、AIOとPOD MODの違いが良くわからなかったのでこの記事を書きました。
■代表的な商品①
DRAG S / DRAG X
レザーグリップが特徴のPOD MODです。新色が追加されたりして未だに衰えない人気が有ります。
■代表的な商品②
Nautilus PRIME
交換式コイルで有名なaspire Nautilusシリーズの名を冠する最新のPOD MODです。
MOD型
MOD型にはテクニカルMOD、セミメカニカルMOD、メカニカルMODという3種類の電源供給装置が有ります。アトマイザーは大きく分けてTank(クリアロマイザー)とRBAの2種類あります。
テクニカルMOD
テクニカルMODは出力を細かく制御できるのが特徴です。出力を自由自在に変化させるカーブモードや設定温度まで加熱する温度管理モードなどがあり、名前の通りテクニカルな電源供給装置です。使用するアトマイザーはTank(クリアロマイザー)とRBAです。これらはPOD型と違い汎用性があるので別メーカーの物同士でも接続可能です。
■代表的な商品①
iStick Pico
相当古い機種ですが未だに人気のあるテクニカルMODです。巷では「Picoを持ってれば間違いない」と言われていますが、使用できるアトマイザーにサイズ的な制限があるのでご注意ください。
■代表的な商品②
MIXX
ステルスMODと言われるタイプのテクニカルMODです。今人気です。
セミメカニカルMOD
セミメカニカルMODは出力調節機能などが無いシンプルな電源供給装置です。ただしショートや過電流による事故を防止するための安全回路(チップ)が搭載されているので比較的安全に使用できます。アトマイザーはTankとRBAが利用可能です。
■代表的な商品
KIRIN
KIZOKUブランドがリリースしたチューブ型のセミメカニカルMODです。
メカニカルMOD
VAPEで最も使用する際に気を付けなければならないMODです。なぜなら安全保護回路が一切無い為、ショートや過電流によりバッテリーが爆発してしまう可能性が高いからです。メカニカルMODを使用する場合はVAPEショップやメカニカルMOD経験者からの指導を必ず受けてください。また画像の通りTank(クリアロマイザー)は使用不可の為、RBAの知識が必須になります。
■代表的な商品
KENNEDY
多分KENNEDYはメーカー名ですが詳しくないのでご勘弁…
Tank(クリアロマイザー)
Tank、いわゆるクリアロマイザーですが使い捨てとコイル交換式が有ります。コイル交換式が主流で様々な種類のタンクやコイルが販売されています。どちらもリキッドを自分で補充するタイプです。メカニカルMODでは絶対に使用しないでください。
■代表的な商品(使い捨て)
TUTU
使い捨てでありながら味が出る優等生。
■代表的な商品(コイル交換式)
Nautilus GT
味が出るとの事で有名なNautilusシリーズのクリアロマイザーです。24mmなのでpicoには装着できません。アトマイザーを買うときはMODに取り付け可能なサイズをしっかり確認してください。
RBA
RBAはReBuildable Atomizerの略で、自分でコイルを作って設置(build)するタイプのアトマイザーです。敷居が高いように思われがちですが、最初はツールさえそろっていれば誰でもできます。RBAはRDA、RTA、RDTA3種類の総称です。RBAを使うメリットは「クリアロマイザーよりもウマイ」という理由ですが、近年クリアロマイザーのコイルの進化により一概に「RBAの方がウマイ」とは言えなくなってきているのが現状です。それぞれ説明します。
RDA(Rebuildable Dripping Atomizer)
リキッドを毎回ドリップ(垂らす)するタイプのアトマイザーです。数回吸うたびにキャップを開けてリキッドを垂らしてまた吸うといった感じです。BF(Bottom Feeder)といってアトマイザーの下からリキッドを供給するシステムを併用すれば毎回ドリップする必要は無く、MODに装着されたリキッドボトルをスコンク(握る)するだけで済みます。
RTA(Rebuildable Tank Atomizer)
タンクを装備したRBAなのでRDAの様に毎回ドリップする必要がありません。しかしタンクがある分デッキ(コイルを組み付ける場所)が小さくなるのでビルドが難しいです。またそれぞれのアトマイザーにクセがありコットンの詰め方を間違うとリキッド漏れに繋がってしまう事も有ります。
RDTA(Rebuildable Dripping Tank Atomizer)
これはRDAとRDTAの良いとこ取りしたタイプのアトマイザーです。デッキトップはRDAの様なキャップになっており、デッキの下にRTAの様なタンクを有します。コットンの詰め方などにコツがあるので中級者向けかもしれません。
■代表的な商品(RDA)
Galaxies MTL RDA
多分世界で一番売れているRDAです。私も5個持っています。初心者でもビルドしやすい形状なのでRBA入門にオススメです。BF対応です。
■代表的な商品(RTA)
KREE RTA
ガラスタンクが綺麗で適当にビルドしても美味しいRTAです。私も持っています。漏れ対策が必須なので最初のRBAとしては向かないです。その漏れ対策は以下の記事でどうぞ。
■代表的な商品(RDTA)
Galaxies MTL RDTA
またGalaxiesです。RDTAは他にもオススメ有りますがコチラが一番初心者向きなので紹介させて頂きます。私は3個持ってます。 BF対応です。
さいごに
簡単に種類と特徴を記載させて頂きました。皆さんの参考になれば幸いです。当ブログではVAPEに関する考察や検証、商品レビューなどを記事にして投稿しているのでこちらも是非ご覧になってください。
ではでは