コスパ重視のVAPE併用で減煙、禁煙を達成しよう!
こんにちは、こちらをご覧の皆様は現在喫煙者で禁煙、減煙を考えてる方だと思います。いきなり禁煙は鋼の精神力を持った方でないと達成困難ですが、VAPE(電子タバコ)を併用した減煙からの禁煙は「絶対に禁煙するぞ」という意気込みさえあればどなたでも達成可能です。減煙だけでも費用・健康的なメリットがあります。
この記事ではタバコとVAPEを併用するメリットと効果、そして禁煙達成への道筋を示します。
VAPE(電子タバコ)とは
VAPEとはPGとVGの混合液に香料を添加したリキッド(液体)を加熱して吸引する嗜好品です。
PGとはプロピレングリコールで加工食品に利用される食品添加物です。
VGとは植物性グリセリンで化粧品などに利用される成分です。
香料は食品やお菓子などに使われる物です。
人間に有害な物質は使われていません。Ploom techで使われている蒸気も主成分はPGとVGで構成されています。リキッドの他にもVAPEデバイスは食品グレードの素材で作られるなど安全性は十分に配慮されています。
費用はどれくらいかかるの?
VAPEでかかる費用
VAPEを始めるにはデバイスとリキッドが必要です。デバイスの種類や価格はピンキリです。入門用としては種類はPOD型がオススメで価格は大体2,000~4,000円で入手可能です。デバイスの価格は4,000円と仮定します。
次にリキッドですが、これもピンキリで1mlあたり15円から80円など幅が有ります。平均は1mlあたり50円です。リキッドは60mlで大体1.5カートン(タバコ300本)分です。なのでリキッドの価格は60mlで約3,000円と仮定します。(50円 × 60ml = 3,000円)
POD型VAPEはカートリッジにリキッドを入れて吸引しますが、長期間使用すると中のコイルにゴミが付着、リキッドを染み込ませるコットンが汚れたり焦げたりして味が劣化してしまいます。使用期間の目安は2週間と言われてますが、ここではわかりやすいようにリキッド20ml消費する毎にカートリッジ1個消費するとします。価格は1つ650円程なのでカートリッジの価格は20ml毎に650円と仮定します。
1日1箱のタバコを吸う人
1ヶ月(30日)でかかるタバコの費用は1箱500円として、
500円 × 30日 = 15,000円
1日1箱から半分をVAPEに置き換えた人
◇初月
(タバコ代)
500円 × 30日 / 2 = 7,500円
(VAPE代 初月)
本体:4,000円(カートリッジ2個付)
リキッド:3,000円(60ml)
カートリッジ:650円(1個)
4,000 + 3,000 + 650 = 7,650円
合計 15,150円(+150円)
◇2ヵ月目以降
(タバコ代)
500円 × 30日 / 2 = 7,500円
(VAPE代 初月)
リキッド:3,000円(60ml)
カートリッジ:1,950円(3個)
3,000 + 1,950 = 4,950円
合計 12,450円(-2,550円)
初月は150円赤字ですが、2ヵ月継続したら2,550円お得です。美味しいごはんを食べに行ったり、追加で気になるリキッドを買ったりできます。
1日半箱のタバコを吸う人
500円 / 2 × 30日 = 7,500円
1日1箱から半分をVAPEに置き換えた人
◇初月
(タバコ代)
500円 / 2 × 30日 / 2 = 3,750円
(VAPE代 初月)
本体:4,000円(カートリッジ2個付)
リキッド:1,500円(30ml)
4,000 + 1,500 = 5,500円
合計 9,250円(+1750円)
◇2ヵ月目以降
(タバコ代)
500円 / 2 × 30日 / 2 = 3,750円
(VAPE代 初月)
リキッド:1,500円(30ml)
カートリッジ:650円(1個)
1,500 + 650 = 2,150円
合計 5,900円(-1,600円)
初月はVAPEの初期費用で赤字ですが、2ヵ月継続すればほぼペイできます。
完全にVAPEへ移行出来た人
■1日1箱分吸う人
◇初月
本体:4,000円
リキッド:6,000円(120ml)
カートリッジ:2,600円(4個)
合計 12,600円(-2,400円)
◇2ヵ月目以降
リキッド:6,000円(120ml)
カートリッジ:3,900円(6個)
合計 9,900円(-5,100円)
■1日半箱分吸う人
◇初月
本体:4,000円
リキッド:3,000円(60ml)
カートリッジ:650円(1個)
合計 7,650円(+150円)
◇2ヵ月目以降
リキッド:3,000円(60ml)
カートリッジ:1,950円(3個)
合計 4,950円(-5,550円)
お得感しか無いです。前提条件として入門用としても良い部類のPOD型VAPE、平均的な価格のリキッドを選定しているのでココを抑えればよりコストダウンを図れます。タバコ代も増税前の価格で算出しているので10月以降はこれ以上にお得になります。
タバコからVAPEに変えるメリット
健康被害リスク低減
言わずもがな、肺がんや心筋梗塞など喫煙由来の疾患リスクを低減できます。イギリスではVAPEを医療用禁煙具として処方しています。自分の健康の為にも、家族や周りの方の為にもVAPEへの移行を考えてみて下さい。
ご飯が美味しい
「禁煙したらごはんが美味しくなる」と言いますが、本当に美味しくなります。
人間は舌にある味蕾(みらい)と言う部分で味(渋味・苦味・酸味・甘味)を感じています。タバコを吸うことにより、舌の味蕾細胞がニコチンやタールにより、悪影響を受け、味覚が鈍くなるのです。 これが軽度の味覚障害で、特に薄い味が感じ取れなくなります。 喫煙者は濃い味つけを好むのはここに起因しています。 禁煙することで、味蕾細胞は復活し、本来の味覚が取り戻せます。
出典:ミキ薬局
タバコ臭い人から良い匂いの人へ
タバコ吸った後、自分では気づきにくいですがかなりの悪臭を体中から解き放っています。これをVAPEに変えることで「タバコ臭くなくなった」「あの人なんか良い匂いする」という好印象に変わります。
話題作り
会社や町の喫煙所、友達との飲み会や合コンでVAPEデバイスを持っていると「それ何?」「カッコイイね」などなど話題性間違いなしです。飲み会でもタバコの煙吐く奴よりもいい香りのミストを吐く奴の方が好印象です。逆に目立ちたくない人の為に極小のステルス型PODやタバコっぽい見た目の物もあるのでご安心を。
禁煙場所でも吸える
大っぴらには言えませんが、電子タバコは禁煙とされている箇所で吸っても違法にはなりません。(2020/9/10現在) ただし、マナーやモラルは守る必要があるのでその場その場に応じて適切に使用してください。一般人からすると煙が出るもの=タバコと認識され、トラブルの原因にもなりますのでご注意ください。実はパチンコ屋でも台に座って吸えちゃいます。(禁止店舗もあるので確認の上、ご利用ください)
家でも吸える
家族を気にして吸えなかったり、吸って嫌な顔されたり、壁紙へのタール汚れを気にして吸えなかったりと肩身が狭い喫煙家ですが、VAPEならOK。受動喫煙は無いし、部屋は臭くならないし、壁紙も汚れません。ただし、猫を飼っている家庭では室内で吸う事をお勧めしません。(理由は後述)
趣味が増える
たかがVAPEと言えど、奥は深いです。VAPEにハマればこれは一つの趣味になります。無趣味だった方も多趣味だった方も、VAPEを1つの趣味として捉え様々な活動をしています。そしてVAPE友達ができます。
禁煙までの道筋
第一歩はまずVAPEを買う事です。初期投資はかかりますが上述したように1ヵ月そこらでペイ出来ます。
いきなり半減とは言わないので1日ほんの数回、タバコ2本吸うタイミングでタバコ1本、VAPE数分にしてみて下さい。徐々にタバコとVAPEを半々にしていき、その後はVAPE比率を上げていくだけです。禁煙したいという強い思いがあれば最終的には「タバコ要らないわ」となるでしょう。ペースは人それぞれなので徐々にやっていくと良いと思います。VAPEを家や職場に忘れた日は思いっきりタバコを吸ってください。
VAPEのデメリット
タバコをやめてVAPEにすれば「タバコ代は安くなるし、健康だし、印象も良くなるし、いいことづくめ」のように書きましたが、いくつかデメリットがあります。
沼にハマる
VAPEは奥深いです。最初は減煙や禁煙の為に安いPOD型でVAPEを始めると思いますが、リキッドの美味しさを求めだすとAIO、クリアロマイザー、RBAなどPOD型以外のVAPEに手を出してしまいます。これらもそこまで高くは無いですが、それぞれ味の出方などに特徴があるので「アレも欲しい、コレも欲しい」となって気づけばアトマイザー沼に片足を突っ込んでしまっているというケースが多々あります。MODと呼ばれる本体も量産品はそこまで高くないですが一点物だったりハイブランド物に手を出すと万単位でお金を失います。値段が高いから美味しい、値段が高いから高機能という訳でもないのでしっかり情報収集してから買うようにしてください。リキッドも星の数ほど種類があるので色々試しで購入しているとキリがありません。近所のVAPEショップに行って試飲させてもらったりYouTubeやVAPEブログのレビューを参考にすると良いです。「美味しい、美味しい」しか言っていない人は参考にならないのでご注意ください。気になるリキッドがあったら複数のレビューを見て自分に合いそうだったら買うという風にした方が失敗は少ないです。
猫にとってPGは毒
猫を飼っている方は部屋で吸う事をオススメしません。なぜなら猫がPG(リキッドの原料)を摂取し続けた場合、中毒症状を起こし溶血性貧血が起きる可能性があるからです。また、合併症によって胆石が出来たりする可能性もあります。外で吸って部屋に戻る分には殆ど問題ないと言われています。間違っても猫にミストを吹きかける、リキッドを猫の手に届く場所に放置するなどはしないよう心掛けてください。
最初に何を買えばいいの?
VAPE始める時に陥りがちなのが「何買えばいいの」問題です。
答え:最初はPOD型を買えば間違いない。
いきなりクリアロマイザー+テクニカルMODという組み合わせでも何も問題ありませんが、まずはPOD型を買って合うか合わないかを試したほうが良いです。それにPOD型VAPEは初心者~上級者まで必ずと言っていいほど持っているので持っていて損は無いです。
近くにVAPEショップがある方はそちらで相談してみるのも手です。最初からクリアロマイザー+テクニカルMODを勧められるかもしれませんし、AIO型を勧められるかもしれませんが、各ショップ毎にそれぞれの特色や考え方があるのでそれをしっかり聞いて納得のいくVAPEデバイスを購入してください。
(追記)一番失敗しないVAPE選びはショップでリキッドを試飲させてもらい、お気に入りのリキッドを一つ決めてからそれに合うデバイスを買う事です。同じPOD型でもメーカーが違えば味の出方も異なるのでお店の方に相談してじっくり最初のデバイスを決めてください。
実店舗ショップ一覧
VAPEJPさんが提供している全国VAPE SHOP一覧です。
管理人が過去に行ったショップ一覧
岐阜県恵那市(2020/09/10現在 休業中)
愛知県豊橋市
愛知県小牧市
岐阜県関市(2020/09/10現在 休業中)
愛知県名古屋市
静岡県浜松市
オススメのPOD型VAPE
ZQ XTAL
VAPE界でも話題沸騰中のPODです。持ってないので紹介に留まりますが、良いみたいですよ。
Vaporesso XROS
こちらも持ってないですがTwitterのVAPE界隈で話題沸騰中です。
UWELL CALIBURN & CALIBURN KOKO
過去に爆発的な人気を博したPOD型VAPEです。今でも根強い人気があり、新型のPODが出るたびに「あのCALIBURNを超える」「CALIBURNと同じくらい味が出る」など比較されています。味は出るし吸いごたえもあって良いのですが、カートリッジの個体差によって注入したリキッドが漏れます。私は1/2位の確率で外れを引いています…
UWELL ZUMWALT
CALIBURNと同じメーカーが作る最新型PODです。味の出方は同じくらい良いですが、重さと自立しない形状と値段の高さが難点です。これもオススメであることは間違いないので購入検討してみて下さい。
5位 UWELL CROWNPOD
これもUWELLです。カートリッジの値段が少し高いです。
番外編 myblu
コンビニ各所で売っているコチラ、myblu。これも立派なVAPEです。他のVAPEと比べて格段に入手しやすいというメリットがありますが、カートリッジの値段が高く、カートリッジは使い捨てで、フレーバーの種類が限られ(12種類)、本体価格も他のPOD型VAPEと大差ない、要するにランニングコストが大幅に悪いというデメリットがあります。
1日1箱吸う人がmybluに置き換えた時のランニングコストは
◇初月
本体価格:2,343円
カートリッジ:937円 × 40 = 37,480円 (3.0ml × 40 = 120ml)
合計 39,823円
タバコ吸ってた方が安いです。2ヵ月目以降も37,480円かかるので非常にもったいないです。コストはPOD型VAPEの約6倍です。有名タレントを起用したCMや街中広告をバンバン流せるわけですね。
mybluが悪いという訳では無いです。手軽にVAPEを始める手段としては充分にアリです。近くにVAPEショップが無く、ネット通販も出来ないという方はまずはこちらを試してみると良いでしょう。
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました。減煙、禁煙がうまくいくよう心から応援しています。VAPEにハマったら是非私のブログもちょくちょく覗きに来てください。Twitterもやっていますので気軽にフォローしたり話しかけてくださいね!
ではでは