【レビュー】RATH RDA(VANDY VAPE)【シュコーっと良い吸い心地】
VANDY VAPEより新作のRDAがリリースされます。クランプ式のDL RDAですがドリップチップが分解出来るのと他のRDAとは少し違う吸い心地が特徴的なアトマイザーです。
※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です
スペック
メーカー | VANDY VAPE |
商品名 | RATH RDA |
参考価格 | $35.99 |
販売日 | 2021年5月 |
カラー | 4色 |
種類 | RDA |
推奨吸引方式 | DL |
外周直径 | 24.0mm |
高さ |
23.0mm / 30.5mm |
タンク容量 | - |
接続規格 (MOD / ドリチ) |
510 / 810(510アダプター有) |
BF対応 | 対応 |
ポジピン突出し量 | 0.8mm |
使用ネジ規格 | マイナス |
ポスト数 | Pisitive:1, Negative:1 |
ポストポジション | クランプ式 |
エアフロー | サイドエアフロー |
エアフロー調整段数 | 10段階(0穴~15穴) |
ドリチ内径 | 12.0mm |
カラーバリエーション
4種類をラインナップしています。
外観
外観についてレビューします。
外箱
赤と黒の攻撃的なデザインのパッケージです。
裏面には内容物や注意事項が記載されています。
梱包状態
白いスポンジ状の土台にキャップとデッキが収まっています。
パッケージング内容一覧
- RATH RDA本体(キャップ&デッキ)
- 備品バック①②
- 取扱説明書
- 品質カード
RATH RDA本体
まずはキャップです。正面には獣の爪痕を模した深い彫り込みがあります。
両サイドには15個のエアフロー穴が空いています。
キャップの内側はこんな感じ。
こちらのキャップはセパレート式になっていて2つに分解出来ます。HELL BEASTと同じような構造ですね。ちなみに左側の筒はエアフローリング、右側のキャプはエアフローキャップと呼ぶみたいです。
エアフローキャップからドリップチップを外したの図です。ドリップチップは810規格です。
標準装着のドリップチップは樹脂の部分がねじ式になっていて取り外すことが出来ます。このドリップチップは内側が金属で外側が樹脂なので放熱的にも良いしチェーンした時に吸い口が熱くなりにくいというメリットばかりの構造です。デメリットは洗う時に分解の手間が一つ増える位です。
付属品として付いてくるデルリン製のチップと交換すればちょっと首が長くなります。色あいも変わるので好みに合わせて交換すると良いと思います。
こちら社外のドリチを装着してみました。
510アダプターも付属しています。コチラを使えば510ドリチも装着可能です。
比較 vs Hell Beast(キャップ)
外観はこんな感じ。提供サンプルってレインボーが多いので偶然にもカラーリングまで同じです。
デッキ
デッキです。クランプ式で非常にビルドしやすいです。
裏面はこんな感じ。
サイドから見るとこんな感じです。丸みを帯びていて可愛らしいです。ちなみに質感なんですがアルミや合金の削り出しではなく表面処理が施されていて高級感があります。イメージとしてはArmor ModsのENGINE RDAみたいな感じ。
O-リングが二重なので漏れや浸みには強いと思います。
クランプねじを緩めるとココが開きます。コイル足をここに突っ込んでビルドします。
(追記)
クランプの両サイドが+と-になっているのでDualでも組むことが出来ます。
ウル○リンにワンパン食らったような荒々しい柄のドリッパー"RATH RDA"はじめましたっ♪
— 電子タバコ フレーバーキッチン (@FlavorKitchen) May 17, 2021
シングル・デュアル両対応のポストレスデッキ!
ハニカム状サイドエアフロー搭載でシルキー!
ウェルが深いからスコンカー運用にも最適!https://t.co/xLGFZaAHJI#VAPE #フレキチ #vape好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/4b1b4A6yck
比較 vs Hell Beast(デッキ)
備品バック①
こちらにはビルドや分解に必要な工具やO-リング、ドリップチップ関連の部品、クランプ部品、BFピンなどが入っています。
備品バック②
こちらにはFused Claptonコイルが2つ入っています。
取扱説明書
日本語の記載はありませんが図解でわかりやすいです。
品質カード
VANDY VAPE製品には必ず入っている品質カード。検査合格証みたいなものです。
実際に使用してみる
実際の使用感についてレビューします。
ビルド
付属していたクラプトンコイルをビルドしていこうと思います。
そのまま載せるとかなりの高さになってしまうので足の長さ調整が必要です。
レッグカッターで9mmに切ります。
クランプします。コイルが平行になる様に気を付けながら作業してください。
9mmの足の長さだと丁度エアフローの中央部分にコイルが来ます。これを基準に上目なら10~11mm、下目なら6~8mm位の範囲で調整すると良いと思います。
焼入れします。
MOD読みで0.37Ω(公称0.33Ω)でした。
ウィッキングします。コイル位置が比較的高いのでコットンを長めに切るのがポイントです。コットン端が底に着く位がBestです。
テイスティング
では今回はKAMINARI VAPE CO.のTHE BLUEを吸ってみたいと思います。
まずはコイル内部に染み込ませるようにドリップします。
次にエアフローリングを装着したっぷりとドリップします。
では頂きます!!
ん?なんか吸いごたえがいつものDL RDAとは違うぞ…なんと表現したらよいか…なめらかで質感が良いです。Hell BeastやVENUS比ですが吸気音の音質が良い。コンベンショナルな車と高級車の違いみたいな感じかな?
味の出方はバッチリDLです。(他のアトマイザーとの違いは殆どない)
ドロー
DLアトマイザーなのでもちろんの事ですが全開はスカスカです。全閉にするとかなり密閉性が高く重めMTL位まで絞れます。ただしエアフローリングとエアフローキャップの間からリキッドを吸い上げるような音(ブビビビビ)がするのであまり宜しくないです。DL寄りでの使用をオススメします。
フィッティング
REQUIEM BF
GAUR-21
Poker 218
iStick Pico2
NUNCHAKU
CUBE-S
iStick T80
さいごに
本アトマイザーの特徴は以下の通りです。
- クランプ式
- シングル
- 質感の良いデッキ
- DLの音質が良い
- 金属-樹脂ドリップチップ
- 爪痕の彫りこみがカッコいい
なにより音と吸い心地を楽しんでほしいと思うアトマイザーでした。クランプ式なのでレッグカッターがあれば非常にビルドしやすいです。
気になった方は是非お手に取ってみて下さい。
購入
国内取扱店追加しました。