【レビュー】Jackaroo Mini Kit(VANDY VAPE)【内蔵バッテリーで128W!】
内蔵DualバッテリーのPOD MODが登場しました。最大128Wの高出力で手にした瞬間に爆煙を楽しむことが出来ます。POD MODと銘打っていますがアトマイザーとの接続は510なので実質は『Dualバッテリー内蔵MOD』です。IP67で防水防塵耐衝撃性に優れた堅牢なMODです。
※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です
スペック
メーカー | VANDY VAPE |
商品名 | Jackaroo mini kit |
バッテリータイプ | 内蔵(18650×2 Build-in) |
バッテリー容量 | 4000mAh |
出力電力 | 5 - 128W |
種類 | POD MOD |
エアフロー | 無段階調整 |
タンク容量 | 4ml |
充電アンペア数 | 5V/1.8A |
コイル抵抗値 | 0.3Ω、0.15Ω |
バッテリー残量 | ディスプレイにインジケータ表示 |
カラーバリエーション | 4色 |
サイズ | 本体:85×30×46(mm) |
値段 | $62.99~ |
カラーバリエーション
計4色のラインナップ
外観
外観についてレビューします。
外箱
結構でかめの外箱です。
裏面には内容物などか記載されています。メーカー直のサンプルなのでセキュリティースクラッチがありませんが製品版にはあると思います。
梱包状態
黒いスポンジ状の土台にMODとアトマイザー(POD部)、コイルが収まりその下に備品箱があります。
パッケージング内容一覧
- Jackaroo MOD
- PODカートリッジ
- 替えコイル
- 取扱説明書
- 充電ケーブル
- 品質カード
MOD
サイドにレジンパネルがあしらわれたデザインです。公式HPの見本とは異なるパターンなので恐らく唯一無二のオリジナルMODになります。
正面にはFireボタンとディスプレイ、+/-ボタン、充電ポート、リセットボタンがあります。
レジン部とディスプレイ面以外はラバー調になっておりグリップ感が良いです。底面には商品ロゴなどが刻まれています。
上面には510スレッドとベントホールが空いています。
PODカートリッジ
カートリッジ部です。上半分は樹脂製、下半分は金属製です。ドリップチップは一体型で取り外し不可です。
底面にはメーカーロゴがプリントされています。
エアフロー調整は下部にあるコントロールリングを回して開度を変えることで出来ます。
アトマイザー側面にはボタンが配置されています。これを押すと…
黒いキャップ部がパカっと開きます。ここにリキッドチャージ口があるのでシリコンの切れ目にノズルを差してリキッドを入れます。
アトマイザーは写真の様にカートリッジ部とベースデッキ部に分解することが出来ます。これらは磁石で接続されています。
カートリッジ部にコイル挿入口があります。
コイル(RC)
標準で左の0.3Ωコイルが装着されており、付属品として右の0.15Ωコイルが入っています。
コイル内部を見ると0.15Ωの方が細かい目のメッシュになっています。
充電ケーブル
どうしてこうなった!ここにきてmicroUSBに時代が遡ってしまいました。パーツが余っているから使わざるを得ないのかどうか知りませんが、2021年にもなってType-Cでは無いのは少し頂けません。バッテリー内蔵なので外して充電器で充電も出来ない。microUSB規格の充電器を持っていない方は付属するケーブルを使って充電してください。
取扱説明書
日本語の記載はありませんが図解でわかりやすい説明になっています。
品質カード
VANDY VAPE製品には必ずと言っていいほど付いている品質カードです。
操作方法
操作方法について説明します。
電源ON/OFF
Fireボタンを素早く5回押すと電源操作が可能です。
セッティングモード
+/-ボタンを同時長押しするとセッティングモードに入ります。
使用モード選択
選択可能なモードを選ぶモードです。
初期状態では温度管理モードやVVモードがOFFになっています。
使用するモードのみ選択して緑にすればそのモードを利用可能になります。例えば温度管理モードしか使わないのであればその他をOFFにすればモード選択はVWモードとTCモードの身になります。
スリープモード
自動で電源が切れるまでの時間を設定できます。
標準では10分に設定されています。2~30分の間で設定できます。
照度調整
ディスプレイの明るさを調整出来ます。
見やすい明るさに調整して使用してください。
パフ回数リセット
ディスプレイに表示されているパフ回数をリセットできます。
液晶カラー変更
液晶のテーマカラーを変更できます。
6色の中から選択可能です。
バージョン情報
MODのシステムバージョンを確認できます。
リセット
工場出荷状態にリセットできます。
モード退出
セッティングモードを終了します。
モード選択
Fireボタンを素早く3回押すとモード選択状態になります。Wattsの両サイドに◀▶が出ます。上記で設定したモードを選択できます。
ワッテージ(VW)
バイパス
ヴォルテージ(VV)
温度管理(TC) - SS
温度管理(TC) - Ni
温度管理(TC) - Ti
出力調整
+/-ボタンで出力を調整出来ます。
最小5W
最大128W
実際に使用してみる
実際の使用感についてレビューします。
テイスティングリキッド
夏の爆煙といえばBAD BULLS!今回はLIMEを吸っていきたいと思います。
リキッドチャージ
一般的な60mlボトルならユニコーンノズルでもニードルノズルでもチャージ可能です。しかし「りきっどや」「ZKWEZED」のような100mlボトルだとキャップに干渉して入れにくいです。
テイスティング
0.3Ωコイルを使用しましたが雑味無くクリアな味わいです。45Wで吸いましたが立ち上がりも良く吸いごたえも悪くありません。
ドロー
エアフローを全開にすると中程度のDL、全閉で重めDLになります。
フィッティング
各アトマイザーとのフィッティング例をご紹介します。
RATH RDA - VANDY VAPE
BSKR MINI V2 MTL RTA - VANDY VAPE
さいごに
このサイズ感、重量でDual Battery MODだというのが驚きです。kitでは無くMOD単体でもかなり売れるんじゃないかと思いました。Dual Battery MODを買うときにネックなのがバッテリー管理ですがBuild-inなのでその辺のことを考えなくていいのはメリットだと思います。デメリットはヘビーユーザーが電池交換して使えないという事とmicroUSBポートという事です。これらのデメリットをクリアできる方には是非お勧めしたいMODです。
POD部は普通です。ボタンポチ、蓋パカッでリキッドチャージは新しい感じはします。
気になった方は是非お手に取ってみて下さい。
国内ショップで取り扱い開始したらご一報ください。