【レビュー】JESTER POD(Vapefly)【RDTA&カートリッジ】
RBAカートリッジは横置きや逆さ保管で漏れる場合があります。漏れた場合、異常動作や故障の原因になる可能性があるので使用しない時はカートリッジを外して保管することをオススメします。
VaporLEMONさんに言った時の事、会計している時に嫁ちゃんがカウンターに並んだMODやPODをみて「かわいい、これ在庫ありますか?買います!」と一目惚れ買いしたPODのご紹介です。
Vapefly
JESTER
Jesterとは
Jester = 宮廷道化師(きゅうていどうけし)とは中世ヨーロッパもしくはテューダー朝時代に王族や貴族によって雇われたエンターテイナー。現在でも歴史の再現を模したヨーロッパの催し物で見ることができる。wikipedia
Vapeflyは皆さんご存じ、Galaxiesのアトマイザーシリーズで有名なメーカーですね。
このPOD、調べると去年(2019)の9~10月頃にレビュー記事が沢山出ているので多分今からちょうど1年前に出たPODだと思います。リビルドできるPODとして鳴り物入りでデビューしたみたいです。
PODと言ってますが、私的な分類で行くとAIOなんですよね…
ですがPODと書いてあるのでPODと呼びます。(カテゴリ分類はAIOです)
スペック
メーカー | Vapefly |
商品名 | JESTER |
バッテリータイプ | 内蔵式 |
バッテリー容量 | 1000mAh |
出力電圧 | 3.3V 3.8V 4.8V |
種類 | AIO |
エアフロー | 無段階調整(リビルドは調整無) |
タンク容量 | 2.0ml |
充電アンペア数 | 5V / 1A |
コイル抵抗値 | 0.5Ω |
バッテリー残量 | LEDの色 |
セット内容 | 本体:1 リビルドカートリッジ:1 カートリッジ:1 コイル:1(0.5Ω) 充電ケーブル:1 備品バック:2 説明書:1 |
カラーバリエーション | 7色 |
サイズ | 本体:91.0×33.0×18.2(mm) |
カラーバリエーション
(出典:オフィスエッジ)
外観
外箱
先に説明した道化師の怪しい顔のパッケージです。側面にはカラーバリエーションとチェックが入っています。今回はGhostを購入しました。
内箱
引き出すタイプです。
梱包状態はこんな感じ。箱に切り欠きは…あります!
パッケージング内容
- JESTER本体 + リビルドカートリッジ
- コイル交換式カートリッジ
- 充電ケーブル(micro USB)
- 備品バック①
- 備品バック②
- 取扱説明書(写真撮り忘れ)
JESTER本体
POPなGhostの柄がかわいい本体です。操作ボタンは前面に1つあるパフボタンのみです。吸い口は平べったく咥えやすい形状です。
両側面にあるボタンを押すとカートリッジが本体から外れます。
カートリッジ接続部はこんな感じです。
カートリッジ
幅広な吸い口のカートリッジです。
こちらはRBA用のカートリッジです。六角で分解出来そうですが、車作業用のしか無いので今回は分解断念します。
キャップはO-リングではまっているだけです。デッキはそこそこ広くキャンバーはドーム型です。リキッドは下部のシリコンカバーの所から注入します。
デッキ別角度です。ご覧の通り、ボトムエアフローです。
デッキ幅はだいたい3.2mmです。
ドーム型のチャンバー
コイル交換式カートリッジ
OPENと書いている左のカートリッジがプリメイドコイル用カートリッジです。(右はRBA)
OPENの所にはボタンがあります。
このボタンを押すとパカっとキャップが外れます。蝶番になっているので完全には外れません。
上面にあるシリコンカバーを外すとリキッド注入口が現れます。
ちょっと硬いですが銀色の部分を引き抜くとデッキとコイルが出てきます。
ちょっと見にくいですがメッシュコイルです。
抵抗値は0.5Ω、推奨出力は3.3~3.8Vです。本機の出力は3段階で、紫=3.3V、青=3.8V、緑=4.8Vとなっており、このコイルは紫or青で使う事が推奨されています。
くるくると回せばコイルとデッキが分離します。
デッキ部分にはエアフローコントロールが付いており、無段階で調節可能です。左が全開、右が全閉です。
コイル装着状態でもエアフローは変更可能です。
充電ケーブル
micro USBです。昨年の物なのでまだType-Cは主流じゃなかったんだと思います。
備品バック①
- コットン
- RBA用プリメイドコイル×2
入っているコイルはスペースドで巻かれています。
備品バック②
- 工具
- O-リング(大:2、中:3、小:2)
- ポスト用ねじ×4
- RBAカートリッジ用シリコンカバー×2
- プリメイドコイル用シリコンカバー×2
操作方法
- パフボタン5回押し…電源ON/OFF
- パフボタン3回押し…モード変更
紫モード…出力3.3V
青モード…出力3.8V
緑モード…出力4.8V
実際に使ってみる
RBAビルド
折角なので同梱されているコイルを使用します。
コイルをデッキに締め付けます。
形を整えます。
ボトムエアフローのデッキの王道、低め位置で組みました。
焼入れ。
良い感じの色に焼けました。
コットンも付属の物を使用します。
適量とって先端を細めてコイルの通します。
本体と同じくらいの幅でカットします。
すきます。
穴に落とします。
コットンの長さは本体幅くらいでちょうどよかったです。心配なら少し長めに切って底に着いてるか確認すると良いでしょう。
リキッド
今回使用するのはCOF - BAD BULLS LIME
嫁ちゃんのPODですし、嫁ちゃんが好きなリキッドをチョイスしました。多分RBA(1.0Ω)には合わないけどまぁ良いでしょう。
コイルの上に垂らします。
タンクにも入れます。
ドロー
BRAの方は軽めMTLです。調整できないので固定です。
プリメイドコイルの方は重めMTL~中程度DLまで調節可能です。
吸ってみた
ん~、RBAの方は予想通り微妙でした。だって1.0Ωですもん…
プリメイドコイルの方のカートリッジ(0.5Ω)は嫁ちゃんから「激ウマ」と感想を頂けました。良かったです。
さいごに
1年前のPODですが、オプション無しでRBAが付いてくるというのはとてもお買い得な感じがしますね。HiTAやDRAG S/Xシリーズ、dotAIOは別売りです。
RBAは個々の技量とリキッドによると思いますが小さいチャンバーなので濃縮された濃いミストが味わえるんじゃないかと思います。今回はアタリじゃないリキッドを使ってしまったので微妙でしたが…
プリメイドコイルのカートリッジはしっかり味が出ます。エアフローも調整幅がそこそこあるので自由度が高いPODだと感じました。
カラバリも沢山あるので気になった方は是非手に取ってみて下さい!