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VAPE、電子タバコについてのブログ

【レビュー】KHAOS RDA/RDTA(Auguse)【シースルーのメカメカしいRDTA】

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あの"価格以外がハイエンドなアトマイザー"で一世を風靡しつつあるAuguseよりRDTAがリリースされました。トップエアフローを採用しRDTAの弱点であるリキッド漏れリスクを極限まで低減したシースルーアトマイザーです。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー Auguse
商品名 KHAOS RDA/RDTA
参考価格 ¥3,256
販売日 2020年9月
カラー 2色
種類 RDTA
推奨吸引方式 MTL / DL
外周直径 22.0mm
(実測:22.15mm)

高さ
(本体 / ドリチ含)

30.9mm / 40.2mm
タンク容量 2.0ml
接続規格
(MOD / ドリチ)
510 / 510
BF対応 対応
ポジピン突出し量 0.7mm
使用ネジ規格 マイナス(ポジティブピン、ポスト)
プラス(トップキャップ)
ポスト数 Pisitive:1, Negative:1
ポストポジション 水平
エアフロー トップエアフロー
エアフロー調整段数 無段階、インサート
ドリチ内径
(口側 / アトマ側)
6.5mm / 4.3mm
デザイン 悪 ★★★★★ 良
ドロー 軽 〇●●●● 重
ビルド難度 難 ★☆☆☆☆ 易
悪 ★★★★☆ 良
液漏れ 有 ★★★★☆ 無
値段 高 ★★★★☆ 安
総合 悪 ★★★★☆ 良

特徴

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Auguse Khaos RDTAはRDA用のボトムBFピンが付属します。RDTA用の標準510センターピンも付属しています。

 

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Auguse Khaos RDA /RDTAは、ステンレスとガラスチューブで構成され、デバイスのすべての操作を大幅に容易にするローレット加工が施された22mmのDL / MTL対応アトマイザーです。510規格の耐熱デルリン製ドリップチップを採用しています。

 

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最大2mlのタンク容量で、上部からリキッドチャージします。チャージ中の液漏れを防ぐジュースフローコントロール付きです。2カラムデッキを採用しています。

 

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また、サイドエアフロー設計を採用しており、上部のリングで調整したり、エアフローインサートを使用してエアー量をコントロールすることができます。インサート(1×1.2mm、1.2×3.5mm)と連動した2つのエアインテークスリットからエアフローが発生し、DL/MTLのテイストを自由にカスタマイズできます。

カラーバリエーション

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黒(赤)とSS(青)の2色です。

外観

■外箱

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多くを語らないAuguse、説明らしきものは箱裏にしか書いていないので熟読してください。(日本語訳は上部の特徴欄を参照) 

 

■内箱

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内箱は外箱から引っ張り出すタイプで、内箱自体は切り欠きの無いiPhoneタイプです。本体自体が軽いので自重では落ちてきませんので爪を立てるか落とさないよう軽く振って開けます。

 

■梱包状態

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■パッケージング内容

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  • 本体
  • PC製タンクチューブ
  • 備品バック

取扱説明書とか保証書とかは入ってないです。

 

■本体

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艶の無い黒基調の本体にAFCリング部の赤が映えるイカツイ感じのカラーリングです。SSカラーの方はリングが青で爽やか系という印象です。

吸気口は本体上部にあります。

CEマークが無いので無駄のないカッコイイボトムデザインです。

 

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ポジティブピンは0.7mm突き出しています。

 

■PC製タンクチューブ

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ガラスチューブと同じ形状です。装着したらこんな感じになります。私的にはガラスの方が良いかな…

アクティブな場所に持っていくときやガラスチューブを割ってしまったときのスペアとして使うかもしれません。

 

■備品バック

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  • O-リング(特大2、大・細1、大・太1、中1、ドリチ用2、小1、極小黒3、極小赤1)
  • エアフローインサート(MTL用1.0×2.0mm)
  • BF用ポジティブピン
  • トップキャップパーツ留めねじ2
  • ポスト用イモねじ2

■エアフローインサート

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画像上の穴が大きいのがDL用、画像下の穴が小さいのがMTL用インサートです。

トップキャップに装着するタイプなのでビルド後やタンクにリキッドがある状態でも変更可能なのでとても便利です。

 

■BF用ポジティブピン

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全バラシ

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部品を全バラシしました。溶接や圧入が無いので完全に部品単位に分解出来ました。こういうアトマイザー大好きです。順番にご紹介します。

 

■ドリップチップ

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耐熱のデルリン製です。途中まではストレート、口部分でテーパーのかかった形状になっています。

 

■トップキャップ(上)

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ドリチ接続部とエアーを取り込む穴が開いているパーツです。

 

■AFCリング

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メーカー名が刻印されています。AFCリングの可動範囲を制限するための凸部があります。

 

■トップキャップ(下)

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AFCリングの固定とエアフローインサートをハメる為の部品です。インサート横のドーナッツ型みたいなのはリキッドチャージホールをシールするO-リングをはめ込むための凹みです。

 

■ガラスタンクチューブ

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ごくごく一般的なガラスチューブです。

 

■ポスト用イモねじ

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■ポジティブポスト&インシュレーター

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■リキッドチャージホール

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■デッキ

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コイルジグのガイドが付いているのでビルドが簡単にできます。写真手前の溝はトップキャップ出っ張りと合わせる為の勘合みたいなものです。

 

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下から見た図です。小さい穴はリキッドのエア抜き用です。

 

■ボトム

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ここにリキッドを貯めます。2ml分の容積があります。

 

■ポジティブピン&インシュレーター

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組立て

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ボトムパーツにO-リング(特大)を2つ装着します。

 

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デッキパーツにO-リング(大・太)を装着します。

 

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ボトムパーツにデッキパーツをねじ込んで締めます。

 

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リキッドチャージホールをデッキにねじ込みます。

 

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ポジティブポストをインシュレーターに装着します。

 

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インシュレーターごとデッキに装着します。

 

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ポジティブピンにインシュレーターを装着します。

 

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ポジティブピンをデッキ下から締め込みます。この時ポジティブポストが浮かないように気を付けてください。

 

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ポスト用イモねじを締め込みます。

 

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ボトムパーツは完成です。

 

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次にトップキャップ(下)にO-リング(中)を装着します。

 

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トップキャップ上にO-リング(大・細)を装着します。

 

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AFCリングをトップキャップ(上)にハメます。リングの凸部とトップキャップの凹部が合うようにセットしてください。

 

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トップキャップ(上下)をねじで固定します。

 

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エアフローインサートを挿入します。

 

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この位置までぐっと押し込んで下さい。

 

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トップキャップ底のドーナッツ型の部分にOリング(極小赤)をハメます。

 

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これでトップキャップは完成です。

 

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ガラスチューブにボトムパーツをはめ込みます。滑りが悪い時はO-リング部に薄くリキッドかワセリンを塗布しましょう。

 

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トップキャップをハメます。トップキャップの凸部(ロゴ部)とデッキの凹部が合うように向きを揃えてハメてください。

 

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ドリップチップを装着します。

 

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完成です!

ビルド

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新調したビルドマットのデビュー戦です。

 

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ポスト間の距離は大体5mmです。

今回はKA1 26ga Φ2.5mm 8巻で1.0Ωを狙ってビルドします。

 

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ビルド三種の神器、コイルジグで巻きます。

 

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26ga 8巻だとコイル幅が3.5mm位になるので足をちょっと広げます。

 

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コイルジグをガイドにあてがって位置決めをします。今回はガイド通りの位置でビルドしました。

 

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こんな感じの位置です。ガイド通りでもポジピンとの位置が近いので太いゲージを使ったり内径を大きくする場合はコイル位置を少し高めにした方が安全です。

 

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はみ出た余分なワイヤーをカットします。

 

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正面から見た図。もっと綺麗に巻けるようになりたいです…

 

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10Wで焼入れします。

焼入れ前の抵抗値は0.85Ω、焼入れ&ヒートスポット除去で0.93Ωになりました。

 

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コットンはVAPEHACK Can Editionを使用します。

  • 硬くてウィッキングしやすい
  • 吸湿性が高くリキッドが染み込みやすい
  • 耐久力が高い
  • 初回ドリップからコットン臭がほとんど無い
  • コイル内径によって大体のカット幅が決まっている

という点でオススメのコットンです。ビルダーの方は是非一度使用してみて下さい。

 

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タンク底まで足を伸ばさないといけないので長めにカットします。

RDAとして使う方は短くても良いです。

 

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今回はΦ2.5mmなので1/3の位置で縦にカットします。

 

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先を丸めてコイルに通します。

 

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デッキ端でコットンを折ってタンク底に着く位の位置でカットします。

 

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良い感じに漉きます。VAPEHACKのコットンは漉き過ぎると短くなるので私は軽めにしました。

 

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タンクへ続く穴にコットンを落とし、コットンの足が底に着くようにピンセット等で整えます。

 

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上から見るとこんな感じです。

 

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ガラスタンクを装着します。

 

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今回使用するリキッドはHESLIFE Blanc De Blancsです。香り高い白ブドウのシャンパンリキッドです。

 

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まずはコットンへ直接垂らします。

 

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ある程度染み込んだら次にタンクへリキッドを注入します。

 

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トップキャップを締めて完成です。

デッキ上部がリキッドに侵された形跡があるのは勢いよく注入しすぎて空気抜き用の穴から噴出してしまった為です。

言い訳ですが、RDA用途としても使えるアトマイザーなので上側にリキッドが侵入しても問題ありません。トップエアフローなのでリキッドが漏れる事もよっぽど無いと思います。ただしコイルが浸かるほどリキッドが溜まってしまった場合はタンクに落ちるのを待ちましょう。

 

実際に使用してみる

ドロー

MTL用の小さいインサートでAFC全開だと思めDL位の重さです。全閉にするとキンキンに冷えた出来立てマックシェイクを吸う時よりも遥かに重いです。というか吸えません。AFCの密閉度の高さは業界トップクラスだと思います。無段階調整なので好みのドローに調整できます。

DL用の大きいインサートは全開だと軽め寄りのDLです。サイドにガバッと大穴が2つ空いているようなDLアトマイザーほどでは無いですが、ZEUSやDead Rabbitの様なDLタンクに比べると同等な位の軽さです。全閉はもちろん吸えません。

テイスティング HESLIFE Blanc De Blancs

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0.93Ω、18Wで吸います。美味しいリキッドはどんなアトマイザーで吸っても美味しいです。

スミマセン、これではレビューにならないので味の出方が難しいIZANAMI Pure Grapeでリトライします。

テイスティング IZANAMI Pure Grape

こちらも18Wで吸います。エアー出口がコイルのすぐ横にある為か、リアルな果実感がよりクリアになった印象があります。ぶどう皮の渋み感がグッと抑えられてピュアな果肉の味が強く出ます。

一般的に良いと言われているドーム型チャンバーではないので"そこまで味出ないビジュアル系アトマイザー"だろうと高を括っていましたがそんなことはありませんでした。エアー出入口が直近の直角なのでタンク内の対流によりミストが漂い、その間冷却されて口元に届く頃にはいい塩梅になっているという事かもしれません。

フィッティング

iStick PICO

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EASY Side Box

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NUNCHAKU

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iStick T80

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このカラーはSS(青)の方が合いそうです。

DRAG S

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HiTA

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暗い系のMODには黒(赤)、明るい系のMODにはSS(青)が映えそうです。

さいごに

メリット

  • シースルーでデッキで透け透けのイカしたデザイン
  • ビルド後でも替えれる2種のインサートと密閉性の高い高精度AFCリングによる自由自在なドロー調整
  • トップエアフロー構造によりRDTA特有の漏れ問題を軽減
  • タンク内の対流により今までにない味わいを楽しめる
  • 完全分解できる為、細部の汚れもしっかり洗浄できる
  • 22mmなのでPicoなどアトマイザー径の制約があるMODに搭載可能

デメリット

  • 数回吸うとミストが結露し見栄えが悪くなる
  • ガラスタンクなので衝撃に弱い
  • PCタンクはクリアじゃないので魅力半減
  • RDTA用途の時にウィッキングが面倒
  • 取扱説明書が無い

最初はデザイン重視かと思いましたが、精密なエアフローコントロールと独特なエアー経路が発生させる対流によるミスト冷却効果がそれぞれのリキッドのうま味を引き出す今までにないRDTAだと思いました。工夫されたトップエアフロー構造でRDTAの弱点である漏れの軽減も実現しているので素晴らしいアトマイザーだと思います。

替えのガラスタンクはまだラインナップされていないのでくれぐれも割らないようご注意ください。

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