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VAPE、電子タバコと仮想通貨についてのブログ

【レビュー】COG MTL RTA (WOTOFO)

こんにちは、『いっち』です

今回はコチラ!!
f:id:calsonicz:20200616091305j:plainWOTOFO
COG MTL RTA

VAPE始めて間もない時にリリースされて「カッコいいけどビルド出来ないしな~」と指をくわえて眺めてたんですが、ついに触ることができます!

嫁ちゃんの物ですが、特別にレビューの許可を頂きました

リスクを伴いますが、裏技もご紹介するので是非最後までご覧ください!

特徴

MTLに特化したWotofoの新作RTAです。 歯車によるエアフロー調節機構を採用しており、より緻密に空気量を調節することが可能です。 歯車の回転する様子をデッキの底面から見ることができ、ガジェット好きには堪らない仕様となっています。 またタンク部分にはPCTG樹脂を採用しており、高い透明度と耐衝撃性を兼ね備えています。

なんと言っても注目は歯車ですね!

そしてこのアトマイザーは"WOTOFO"と"SUCK MY MOD"とのコラボ商品であることがパッケージに記載されています
海外のVAPE系Youtuberはあまり知らないので[SUCK MY MOD]を調べてみました

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※YouTubeより転載
ん!?似てね???
若かりし頃の皇帝:ミハエル・シューマッハ

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帽子の被り方と
眉と
目と
耳と
鼻と
口と
輪郭が似てる気がします
この画像がたまたま似てただけかもしれませんし、私の"似てる"は信用なりませんので悪しからず…

余談でした!

スペック

メーカー WOTOFO
商品名 COG MTL RTA
参考価格 ¥4,980
販売日 2020年4月
カラー

ブラック、SS、

ブルー、レインボー、

ゴールド、ガンメタル

種類 RTA
推奨吸引方式 MTL
外周直径 22.5mm※

高さ
(本体 / ドリチ含)

29.7mm / 46.5mm
タンク容量 3ml
接続規格
(MOD / ドリチ)
510 / 510
BF対応 -
ポジピン突出し量 0.9mm
使用ネジ規格 プラス、マイナス(特殊)、
六角2.0mm
ポスト数 Pisitive:1, Negative:1
ポストポジション 対向
エアフロー ボトムエアフロー
エアフロー調整段数 5段階
ドリチ内径
(口側 / アトマ側)
3.5mm / 2.5mm
デザイン 悪 ★★★★★ 良
ドロー 軽 ●●●〇〇 重
ビルド難度 難 ★★★★★ 易
悪 ★★★★☆ 良
液漏れ 有 ★★★★★ 無
値段 高 ★★☆☆☆ 安
総合 悪 ★★★★☆ 良
一言 クリアなボディーと
男心と鷲掴みにする
ギアシステムが秀逸

※パッケージには22mm表記ですがAFCのローレット加工部分の実測値は22.5mmだったのでMODとの組み合わせにご注意ください!Pico 75Wには装着可能です

外観

■外箱(表裏)

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まさにWOTOFOというような緑基調のパッケージです

 

■外箱(側面)

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上面にセキュリティーチェック、側面にパッケージ内容の記載があります

 

■おまけ付き

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今回Amazonギフトの残高があったのであえてAmazonで買ったのですが、みなさんお馴染み「フレーバーキッチン」さんの運営会社である「kuberu」さんの所で買うとPrime対応&おまけで"WOTOFOオリジナルアトマイザースタンド"が付いてきます!

 

■パッケージ内容

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・COG RTA 本体
・注意事項記載カード
・取扱説明書
・ドライバー(プラス)
・備品バッグ×4
それぞれ詳細を見ていきます

 

■COG RTA 本体

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美しいですね…
クリアなボディーにメタリックブルーの輝き…
そしてエアフローコントロールの所にあるローレット加工がアクセントになり容姿端麗な出で立ちです

 

■注意事項記載カード

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表面はカッコイイプロモーション、裏面は英語でこう記載されてます

上:"COG MTL RTAは食品グレードの材質で作られていますが、高温では洗えません、冷たい水で洗ってください"
下:"もし内部を清掃したい時は図に従ってネジを緩めてCOGを徹底的に清掃してください"

この図のネジを緩めるのが大変で、ここにハマるマイナスドライバーは日本にあまり流通していない規格なんです

でもご安心下さい、手元にあるもので簡単に緩めたり締めたりできるんです
(後述しますが、自己責任でお願いします)

 

■取扱説明書

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図解無しですが日本語でも記載されています
裏面の④⑤に記載されていることが重要そうなのでご紹介します
※私なりに再翻訳

④コットンにリキッドを染み込ませ、デッキを本体に戻します。そして下部のエアフロー穴を指で閉じタンク上部からリキッドを充填します。
⑤トップキャップを締めてタンクを10秒間逆さにします。エアフローを塞いでいる指を離すと準備完了です!

これをやらないとおそらく下部のエアフローからリキッドが漏れてきてしまうんだと思います

これKREEでも同じ症状あったんでこれで改善できるかも!
検証したら別途記事にしますね!

 

■ドライバー(プラス)

f:id:calsonicz:20200616091013j:plainポストネジの締結に使うドライバーです
いたって普通

 

■備品バッグ①

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oリング(大2、小1)とポスト用ねじの替えが入っています

 

■備品バッグ②、③
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プリメイドコイルが入っています
・Single 28ga Ni80 Φ2.5mm 1.2Ω
・Dual core Fused Clapton Coil 30ga×2+38ga Ni80 Φ2.5mm 0.8Ω

 

■備品バッグ④

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コットンが入っています

部品詳細

■全バラシ状態

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上から順に
・ドリップチップ
・トップキャップ
・ドリップチップホルダー
・タンク/チムニー固定ねじ
・タンク(PCTG樹脂)
・チムニー
・ポストねじ×2
・コイル固定部品×2
・ばね×2
・エアフロー兼ポジティブポスト固定ねじ
・ポジティブポスト
・デッキ
・ポジティブピン
合計16個の部品に分解できました

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デッキの分解も試みましたが、諦めました インシュレーターの下にベースデッキを固定するねじがありそうで、そのインシュレーターが圧入されていて外すとオジャンになりそうだったので…
分解できるよう情報収集しておきます!

 

■ドリップチップ

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アトマイザー側にテーパー加工があります
内径は2.5~3.5mmで細い方だと思います

 

■トップキャップ

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樹脂に金属部品が圧入されています
分解を試みましたが樹脂が割れそうだったので諦めました(2回目)

 

■ドリップチップホルダー

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固定ネジのせいで塗装がはがれちゃってます

 

■タンク/チムニー固定ねじ

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これ、普通のマイナスドライバーでは外せないです!
幅が広いやつだと太くて入らないし、入るサイズのだと幅が狭くしっかり噛まない

そこで登場するのがコチラ!

■ニッパー

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ビルドする人は必ず持ってますよね、ニッパー
これを良い感じの開き具合にして溝にはめ込んで押し込みながらグリッと!(反時計回り)

ご注意いただきたいことが3点
1. ニッパーの刃が折れる可能性があります
2. 溝をなめて開き辛くなる可能性があります
3. ニッパーを過度に開いた状態で力を入れるとドリップチップホルダー側を傷つけてしまう可能性があります

やる場合は自己責任でお願いします!
一番確実なのはコレをもってホームセンターか工具屋さんにいって適するドライバーを買ってくることですね
(`・ω・´)b

 

■タンク(PCTG樹脂)

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PCTG樹脂製のタンクです
柑橘系やメンソールにも耐性があるとされている樹脂らしいです(google調べ)

 

■チムニー

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サイドにCOGのロゴ
その反対に"ダメ!ゴミ箱"マークと"CE"マーク
これ別の所に印刷でも良かったんじゃないですかね…CEマークが正面に来ちゃったらと思うと…

 

■ポストねじ、コイル固定部品、ばね
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ねじを緩めるとコイル固定部品がバネによって跳ね上げられるのでビルドする時にいちいち抑えなくても良い
嬉しいユーザーフレンドリーな親切設計で素晴らしいです

 

■エアフロー兼ポジティブポスト固定ねじ

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空気を通す穴が中央に空いています
ねじでしっかり固定されるので脱落の心配もありませんし、ポジティブポスト固定にも使っていて一石二鳥な感じの部品です

金属部品なので"コイルが近過ぎて溶けちゃった!"なんてことも無さそうです

ちなみにこの部品もマイナスドライバーなんですが、コイルマスターに付いてくる奴では幅が足りなかったのでニッパーで緩めました

 

■ポジティブポスト

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コイル固定部品の形状に合わせているという点を除けば普通の部品です

 

■デッキ

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今回一番悔しかったのがこれを分解できなかった事です
調べておきます

■エアフローコントロール(AFC)

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写真左が最小、写真右が最大のエアフローになります
デッキ上部の▼マークとAFCの●マークを合わせるとカチッと気持ちの良い音を奏でてくれます
大小の見分け方はポチの大きさです

 

■ポジティブピン

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Galaxies MTL RDTAであったBFピンでの液漏れ対策oリングの様なものが付いてます
ここまでエアフローから漏れたリキッドがMODに到達しないような工夫かもしれません

組立て

■ポジティブピンを締め付ける

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■ポジティブポストをデッキに装着する
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■エアフロー兼ポジティブポスト固定ネジを締め付ける

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ニッパー先端を駆使して締め付けました

 

■コイル固定部品にねじとバネを組み込む

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2セットとも組み立ててください

 

■組立てた部品をデッキに締め付ける
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■チムニーとタンクを結合する

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チムニーとタンクにはそれぞれ凹凸があるので合わせるようにはめこみます

 

■ドリップチップホルダーも同様に凹凸があるので合うようにはめ込みます

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画像のように指でチムニーを押さえながらやるとスムーズにできます

 

■タンク/チムニー固定ねじを締め付ける
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ニッパーを使う場合は力の入れ加減にご注意下さい

 

■トップキャップを締める前はこんな感じ

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この穴からリキッドをチャージします
チャージの注意点は上部の[取扱説明書]欄にあるので読んでおいてください

 

■トップキャップを締める

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■ドリチを装着

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■完成!

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特殊なマイナスドライバーが要ることを除けば簡単に組み付けることができます

レビュー

デザイン

普段見えないもの(ギア)が外した時にだけ"下から"見えるという快感
フルクリアなボディー
まるで男心を弄ぶ美女の様な感じ

女性目線でもチムニー形状やクリアなタンクがかわいいと評判です

満点!

ドロー

スカスカではないですが、軽いです
ウィッキング次第ではやや重くできますが、それでも軽めMTLという感じです

ビルドとテイスト

師匠K氏が色々なビルドを既に試されてたので時系列順に要約すると

KA1 ツイスト 30ga Φ3.0mm スペースド 5巻 0.96Ω 位置高め 18.5Wが良い感じ
チャンバーをコットンで埋めるようにもふもふ

KA1 26ga Φ2.5mm マイクロ 7巻 0.82Ω 位置高め 16.5W軽MTLでめっちゃ美味い
コイル位置を定番の1-2mm上くらいにするとイマイチ

HW6015(ワイヤー)でお試しビルド
まだ味が出せてない

との事でした

現状美味いという[KA1 26ga Φ2.5mm マイクロ 7巻]でコイル位置の高さを変えて味の出方を検証してみました
リキッドはIZANAMI Pure Grapeで行きます

 

■まずはコイル位置低め


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まずビルドのしやすさなんですが、バツグンに良いです!
初めてのRBAでコレを選んでしまったら他のアトマイザーでビルドできなくなっちゃいます!
通常のアトマイザーだとポストネジを締めるときにコイル足がねじ回転に持っていかれて"ウニュ"っと変形することがあるんですが、これはクランプするだけなのでそれが起きません!!
そしてコイル幅(巻き数)の自由度も高く無茶な巻き数でもある程度は吸収してくれる非常にビルドしやすいアトマイザーだと思います!

そして味の方は…なるほど、ウマイ!
エアフローは最小を使ってるんですが、たっぷりウィックすると流路が塞がれて何もない時よりもやや重くなります
その重い状態でエアフロー穴を大きくしていくとドロー重さは変わらないんですがミストが粗くなる感じがしました
おそらく穴径が大きいと同じ流量では流速が遅くなる為、ミストの拡散が悪くなったのではないかと考えられます
テイストがやや異なるので好みに合わせると良いと思います

 

■コイル位置高め


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師匠K氏と同じくらいの高さでいざテイスティング

より繊細な味が出るようになった気がします
コイルから口までの距離がやや短くなる分、何かが良くなって味も良くなったのですかね…
経験不足でうまく考察出来ませんm(_ _)m

とりあえず位置高めが良さげな感じです!(適当)
詳細なビルド研究は別途記事でやります!!

フィッティング

■Easy Side Box 

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■iStic Pico

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■LUXEM

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■NUNCHAKU

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■iStic T80 (嫁ちゃんMOD)

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■Porker 218 (嫁ちゃんMOD)

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MODを選ばないカッコいいアトマイザーですね!

みんなのハンチェ

ここではTwitterに投稿された皆さんのハンチェ(ハンドチェック)画像をご紹介します!

掲載許可頂けた皆様、ありがとうございました!!!
他にも「これも載せていいよ」っていう画像あればTwitterで連絡下さいm(__)m

アートコイル

COG MTL RTAで素晴らしいアートコイルを制作されている方に掲載許可を頂けましたのでご紹介させて頂きます

 いつも精巧かつ緻密で"誰もが魅了される"アートコイルを制作されています
アートワイヤーが入った小物なども制作・販売されているので気になった方は是非Twitterのプロフィールをご参照ください

さいごに

・デザイン最高!MODを選ばないマルチデザインなアトマイザー
・MTLの名を冠する割にドローはやや軽め
・ビルドしやすいデッキ構造、初心者には逆にオススメできない
・味も出て美味しい、まだ改良の余地はありそう
・液漏れは今の所確認されていないが、ギアの部分までリキッドが侵食することがあるそうなので要経過観察
・値段はちょっと高め、3500円台を切れば間違いなく総合評価★5

今回は嫁ちゃん用に買ったんですが、今にも自分用をポチりそうで怖いです
他にも気になる奴や師匠オススメRTAが控えているのでここはグッと我慢…

このアトマイザーに合うリキッドやビルドを今後も研究・挑戦していこうと思うので何か情報があったら是非シェアしましょう!

念のため商品リンク貼っておきます
購入はコチラ

■最後にハンチェ

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ではでは


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