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VAPE、電子タバコと仮想通貨についてのブログ

【レビュー】Optima RDTA Meshed Cartridge【メッシュコイル?はい美味い】

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先日レビューしたVAPEFLYのOPTIMA POD MODのRDTAカートリッジのご紹介です。カートリッジの上にアトマイザーをぽんと乗せただけの簡易的な形状に見えますが実は本格的なRDTAです。メッシュコイルが生み出すシルキーなミストと深い味わいが素晴らしいです。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー VAPEFLY
商品名 Optima RDTA Meshed Cartridge
参考価格 $19.99
販売日 2021年1月
カラー Black
種類 RDTA
推奨吸引方式 MTL~DL
タンク容量 6.0ml位
接続規格
(MOD / ドリチ)
カートリッジ接続 / 510
BF対応 -
使用ネジ規格 プラス、マイナス
コイル接続数 Pisitive:1, Negative:1
エアフロー サイドエアフロー
エアフロー調整段数 9
ドリチ内径

9.0mm

外観

外観についてレビューします。

外箱

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あくまでオプションなのでシンプルな箱に入っています。

 

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裏面も特徴がちょろちょろっと書いてあるだけです。

梱包状態

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黒いスポンジ状の土台にカートリッジと備品箱が収まっています。

パッケージング内容一覧

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  • Optima RDTA Meshed Cartridge本体
  • 備品バック①②③

取扱説明書が無いです。フィーリングで使います。

Optima RDTA Meshed Cartridge本体

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カートリッジの上にアトマイザーをポン付けした様な形状です。ちょっと不格好ですがPODに載せればそれなりに映えます。

 

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リキッドの吸い上げはワイヤー方式です。この手のRDTAは同社のブリュンヒルデなどに採用されています。

 

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ドリップチップは内部に軽くテーパーがかかっていて外側はストレートです。POD MODカートリッジとは逆の作りです。

 

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底面はこんな感じ。接続はPOD MODカートリッジと同じくマグネットです。

 

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デッキはこんな感じ。クランプ方式です。

 

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ドリップチップは取り外し可能です。510規格なのでお好きなドリチを載せて楽しめます。

 

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リキッドチャージは側面のシリコンカバーを開けて行います。

 

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エアフローはキャップに付いているエアフローコントロールリングを回して調整出来ます。上の画像は全開状態。

 

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回すと1穴ずつ隠れていきます。

 

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これで全閉です。

 

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RCカートリッジ、RMCカートリッジ、RDTAカートリッジを並べてみました。アトマイザーの分、背が高くなってます。

備品バック①

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メッシュジグやクラプトンワイヤー、工具、吸い上げ用ワイヤーの替えなどが入っています。

備品バック②

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0.2Ωのメッシュワイヤーが2枚入っています。

備品バック③

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メッシュワイヤー用の太い靴紐コットンが2本入っています。

実際に使用してみる

実際の使用感についてレビューします。

ビルド

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では付属するメッシュワイヤー、コットンなどを用いてビルドしてみたいと思います。

 

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コイルジグにメッシュワイヤーを押し当ててラウンドさせます。

 

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クランプのねじを緩め、メッシュワイヤーを設置し、クランプのねじを締めます。

 

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焼入れします。ヒートスポットが無いか確認してください。

 

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コットンを通します。本格的なメッシュアトマイザーは土台(クランプの間の部分)がスプリング状になってて沈むのですがコチラは固定なので少しコットンを通しにくいです。がんばってねじねじして詰め込んでください。

 

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ワイヤーがすぐそこまで来てるのでコットンはその上に置くだけで大丈夫です。こんな感じで短めにカットし、余分な部分(角部分)も斜めに取り除いてください。

 

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ビルド完成です。

リキッド

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今回は吸いなれたコチラ、ZAP! Aisu ALOE VERAを吸っていこうと思います。

 

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コットンにしっかりとリキッドを馴染ませます。

 

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タンクにもリキッドをチャージします。

 

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吸い上げワイヤーの吸水力ってどんなものか眺めていましたが目では見えないですね。

テイスティング

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では頂きたいと思います。

やっぱりメッシュコイルはウマイわ…

シルキーなミストと濃厚でダイレクトな味わい。POD MODでこれが味わえるんだから凄いです。

ドロー

全開では通常のカートリッジよりも軽いスカスカ寄りのDL、全閉で中程度のMTLまで絞れます。極端に軽かったり重かったりは出来ませんがかなりのドロー幅があるので万人ウケすると思います。

さいごに

他のPOD MODでもRebuildable Coil Kitなどが売られていますがあれデッキがメチャクチャ小さくてまともにビルド出来ませんよね。でもOPTIMAなら普通のアトマイザーと同じ様にビルドが出来ます。

それに従来のカートリッジではエアー室だったりコイル本体がいてタンク容量が制限されていましたが、コチラはタンクに無駄なものがほとんど無い為、大容量のリキッドを入れておけます。

ただし、RDTAなので倒したり逆さにしたりしたまま放置すると自由気ままにリキッドが漏れます。ハードに持ち歩く方は通常のカートリッジの方が良いでしょう。

味やドローに関しては文句のつけようがありません。

OPTIMA及びOptima RDTA、気になった方は是非お手に取ってみて下さい。

購入

【レビュー】JACKAROO AIO(VANDYVAPE)【使い勝手の良いPOD MOD】

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JACKAROO AIOワールドプレミア記事です。

JACKAROOと言えばVANDY VAPEのDual 188WのBOX MODですがその名を冠したAIO(弊ブログの定義ではPOD MOD)と言う事ですね。今流行りのレザー調では無くあえてゴムグリップ+樹脂パネルで勝負を仕掛けてきました。人差し指が引っかかる窪みや押しやすい位置にあるパフボタンが『人間工学に基づく』デザインっぽくて良いです。味はMTLはBSKRシリーズに匹敵する美味さですが、DLは特別美味しい訳でもなくマズイわけでもないスタンダードな感じ。見た目ハマれば十分にアリだと思います。

尚、本製品はサンプルバージョンであり最終バージョンと仕様が異なる場合がありますのでご注意ください。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

公式情報

Jackatoo AIOの特徴

1. トップエアフローでリキッドリークや結露しない構造

2. 電池容量は 2200mAhで1日以上のvapingをサポート

3. 他のAIOと比較して、Jackaroo AIOは様々な抵抗値(0.15/0.3/0.6/0.9/1.2Ω)のコイルオプションをサポート

4. DLユーザーの為の厚いドリップチップ(正確にはドリップチップリング)は0.15/0.3/0.6オームのコイルに最適

  • 0.15Ωコイルはアメリカのe-liquid(ポップコーン味、クリーム味、スイートフレーバータイプのe-liquid)に最適
  • 0.3Ωコイルは、社内テストを通じて最高の味とより広い味の選択肢の提供を実現
  • 0.6Ωコイルは、より清涼感のあるフルーツ味、ミント味のリキッドに最適

5. MTLユーザーは、0.9/1.2Ωコイルが適しており、細いドリップチップを準備

  • 0.9ohmコイルはニコチン塩ソルト含むリキッドを吸うのに適しており、味はBSKR MTL Kitに似ている
  • 1.2ohmコイルは、0.9ohmコイルよりもわずかに軽い味の性能を持ってる

6. 防水、防塵、耐衝撃性と防水USB充電ポート

7.人間工学に基づいたデザイン、快適なグリップ

注意事項

1. 実際の製品はシンプルパッケージ版(0.15/0.3/0.9/1.2Ωコイルのみを含む、DIY PODセットなし)の予定です。

2. その他のコイルやDIY PODセットは別売りになる可能性があります。

スペック

メーカー VANDY VAPE
商品名 JACKAROO POD MOD
バッテリータイプ 内蔵
バッテリー容量 2200mAh
出力電力 5-70W
種類 POD MOD
エアフロー RCカートリッジ:17段階
RBAカートリッジ:無段階調整
タンク容量 -
充電アンペア数 -
コイル抵抗値 0.15、0.3、0.6、0.9、1.2Ω
バッテリー残量 ディスプレイにインジケータと%表示
セット内容 本体:1
コイル:2(0.25Ω、0.5Ω)
充電ケーブル:1
シリコンケース:1
備品バック
説明書:1
保証書:1
警告カード:1
カラーバリエーション 8色
サイズ -
関連商品 -
値段 -

カラーバリエーション

 

計8色のラインナップ

外観

外観についてレビューします。

外箱

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サンプルバージョンなのですべてが詰め込まれたkitになっています。

 

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裏面には内容一覧や特徴、注意事項などが書いてます。

 

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観音扉を開けると見開きにカラーバリエーションが載っています。

 

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こちらは右ページ。

 

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商品ロゴの箔が押されたトレーシングペーパーみたいなのが被せられています。

梱包状態

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恐らく商品化するであろうすべてのオプションが入っていました。

JACKAROO POD MOD本体

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持った感じ意外とコンパクトです。手が小さい方でも収まるサイズ感です。

正面にはパフボタンと液晶パネル、+/-ボタン、USBポートが配置されています。側面には樹脂製パネルが貼ってあります。

 

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グリップ部はゴム製です。最上部が若干くぼんでおりグリップしやすいです。

 

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底面にはメーカーロゴ、商品ロゴが刻まれてます。ここもゴム製なので傾斜した面でも安定して置けます。

 

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カートリッジ接続部はこんな感じです。3つのマグネットで接続されます。

中央部に端子が2つ、それと下に小さい端子が1つあります。小さい端子はRBAカートリッジ側の底面に金属面があり、ここと接する事で本体側がRBAカートリッジが付いているのか、RC(Replacement Coil)カートリッジが付いているのか判別しています。RBAカートリッジが接続されると液晶が青、RCカートリッジが接続されると液晶が緑になります。

カートリッジ

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カートリッジはRBA用とRC(Replacement Coil)用の2つが入っていました。

RBAカートリッジ

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RBAのデッキはこんな感じです。

 

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サイドから吸気し、ボトムから排出されるタイプのRDTA形状になっています。

 

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カートリッジ底面はポジティブ/ネガティブ端子とマグネットが配置されています。

 

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リキッドチャージはシリコンカバーを開けて行います。

 

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キャップも2種類用意されていまして、コチラが多分ステンレス。ドリップチップは特殊なキャップ形状になっているので変更不可です。チャンバーは緩いRのドーム形状です

 

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こちらは樹脂(多分PC)です。

 

f:id:calsonicz:20210212164529j:imageエアフローはキャップを回してサイドに開いている開口部の開閉で調整出来ます。

RCカートリッジ

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こちらはRCカートリッジです。なんと漏れに最も強いトップエアフローです。

 

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底面にはRCを入れる穴が空いています。

 

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エアフローは12個の穴が空いたエアフローコントロールリングを回して調整できます。

 

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回すと開口穴が減っていき…

 

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全閉まで絞ることが出来ます。

 

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ドリップチップは2種類用意されています。510規格なのでお手持ちのドリチも搭載可能です。

コチラはMTL用ドリップチップで径が細めになっています。

 

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コチラはDL用で若干内径が太くなっています。

RCバリエーション

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RCは0.15Ωから1.2Ωまで5種類用意されています。0.15~0.6ΩはDL、0.9~1.2ΩはMTLが推奨されています。

 

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コイルはこんな感じの形状。VVCという新しいモデルみたいです。

 

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ワイヤーは全抵抗値ともメッシュ形状です。高抵抗は荒目、低抵抗は細目のメッシュになってます。

 

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コイルは底面から挿入します。

 

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コイル周方向の向きはありません。

備品類

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備品類です。コイルツール(脱着用)、コットン、コイル、O-リング類などが入っています。

 

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コイルツールはこんな感じでRCの脱着に使用します。差し込んで…

 

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テコの原理で引き抜きます。

 

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コイルは結構細いアウターで巻かれたヒューズドクラプトンです。抵抗値は0.26Ωです。

 

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充電ケーブルはUSB Type-Cです。

使用方法

使用方法について説明します。取扱説明書が入ってなかったので紹介し切れてない機能があるかもしれませんが、ほとんどのボタンパターンを試してみたのでわかる範囲でご紹介します。

電源ON/OFF

パフボタンを素早く5回押すと電源のON/OFFが出来ます。

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待機画面

バッテリー残量、出力、パフ時間、出力電圧、コイル抵抗値、パフ回数が表示されています。画像の画面は緑になってますが、これはRCカートリッジ装着時の色です。RBAカートリッジを装着すると青色になります。

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出力ロック

パフボタンと+ボタンを同時長押しで出力をロックすることが出来ます。ロック解除も同じ操作です。

ロック中はバッテリー残量右にある南京錠マークがロック状態になります。

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パフ回数リセット

パフボタンと-ボタンを同時長押しでパフ回数をリセットできます。この画面でYESを選択すると回数が0にリセットされます。

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バージョン情報表示

+/-ボタン同時長押しでバージョン情報を見ることが出来ます。

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画面消灯

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全ボタン(パフ、+、-)を同時長押しで画面を消灯させることが出来ます。復帰も同じ操作です。

実際に使用してみる

実際の使用感についてレビューします。

ビルド

まずはRBAカートリッジでビルドしてみたいと思います。

 

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コイル固定ねじを緩めます。

 

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コイルを固定します。

 

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コイルを下向きにするとデッキと接触してしまうので今回は上向きで設置しました。

 

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コイル端を切り落とします。

 

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15W位で焼入れします。ヒートスポット除去もお忘れなく。

 

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良い感じに焼けました。

 

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次にウィッキングです。もっとやりやすいやり方があるのかもしれませんが、今回はちゃんとウィッキング出来る様にひと手間かけた方法でやっていきたいと思います。

まずは底の中心のネジ(ポジティブ)を緩めて抜きます。

 

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次にその外周部のねじを外します。これはコイルツールの裏側を使うと簡単に外すことが出来ます。

 

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これでデッキとカートリッジを分離することが出来ました。

 

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コットンを通します。

 

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ジュースホールに通し、コットンをタンク側へ落とします。コットン端はタンク底に当たるくらいの長さで切りたいのですが、タンク内が見にくいのでどこで切ればいいかぱっと見判りません。

 

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ノギスで深さを測ると大体こんくらいの長さが丁度良い事がわかりました。

 

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そして目安になる長さ何かないかなと探していたらなんと、コイルツールの反対側(先ほどねじを緩めた側)の幅とピッタリ同じ長さでした。よく考えて作られたツールだなと感心しました。

 

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デッキをカートリッジに装着します。

 

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先ほど緩めたねじを逆の順番で締め込んでいきます。最初は外周部。

 

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次に中心部。

 

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ビルド完了したカートリッジを装着すると0.28Ωでした。

液晶画面はRBAカートリッジなので青色になっています。

リキッド ZAP! Aisu ALOE VERA

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RBAの方はどんな抵抗値でも美味しいと評判のZAP! Aisu ALOE VERAを吸っていきたいと思います。

 

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カートリッジ上部からリキッドをチャージします。

テイスティング

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では吸っていきたいと思います。

ん~、ちょっとこだわりを感じれない味わいですかね…ビルドが下手なだけかもしれませんがそこまで味が出ていません。

常用のFLATwireに変更して吸ってみましたがそこまで美味しくない… リキッドのチョイスが悪かったか?

薄いというか、味が出きってない感じがします。

ドロー

ドローは全開で軽めDL、全閉で激重MTLまで調整出来ます。低抵抗コイルが付属してましたが、ドローの感じから実はMTLの方が向いてるんじゃないかと思いました。なのでテイスティングリトライします。

テイスティング2

1.0Ωでビルドして吸ってみたところ、なかなかの濃い深い味になりました。やはりMTLとして使う分には優秀なRBAなのかもしれません。

RCカートリッジ

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次はRC 1.2ΩでMK-Lab Koi-Koi 青短 みっくすじゅ~すを吸ってみたいと思います。

 

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チャージします。

テイスティング3

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美味い、ウマイ、旨い!これはイイです。リキッドが良いのかコイルが良いのかもはや判りませんがめっちゃ味出ます。このリキッド吸ったことある方ならわかるかもしれませんが、各フルーツの主張がハッキリします。そして甘みも程よく吸いやすい。

ちなみにRCカートリッジを着けている場合はコイル抵抗値により出力が制限されます。過剰な出力による焼き付きやドライヒットを防止する為の制御なんだと思います。

さいごに

デザインやサイズ感はかなり好きです。機能もゴチャゴチャして無いのでシンプルに使いやすい。RCとRBAを自動で判別して自動で出力を制限する機能も初心者としてはかなり良いです。こういうユーザーフレンドリーな機種をどんどん初心者などに推していきたいです。

RBAカートリッジは少しビルドがめんどくさいです。やり方が間違ってるのかもしれませんが、結局はRDTAなのでめんどくささは無くならないと思います。またRDTAなので逆さにすると比較的簡単に漏れます。室内使いならRBAでも良さそうですが、外出でハードに持ち歩く場合はRCカートリッジがオススメです。

RCカートリッジの漏れに関しては2週間ほど使用しましたがまったくありませんでした。これが一番の驚きであり、最大のメリットであるとも感じました。まぁトップエアフローですからね。初心者がぶち当たる壁の一つは「リキッド漏れ」なのでこれをクリアに出来るのは素晴らしいと思います。

味に関してはDLは向かないな~と感じました。どちらかと言うとMTLユースがオススメです。POD MODで爆煙なら他機種でも色々あるのでそこは差別化出来て良いと思いました。(VANDY VAPEさんの思惑と違ったらごめんなさい)

どんな形で販売されるか、どこで取り扱うかなどはまだ決まってないですが、販売開始されたら是非お手に取ってみて下さい。

【レビュー】OPTIMA POD MOD(VAPEFLY)【Rebuildable Mesh Coil】

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18650バッテリーを搭載可能なPOD MODがVAPEFLYから登場しました。一番の特徴は「リプレイスメントコイルを手巻きで作れる」という所です。ジグで簡単に作れて味もウマイ。2021年は手巻きリプレイスメントコイル流行の年になるかもしれません。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー VAPEFLY
商品名 OPTIMA POD MOD
バッテリータイプ 別体(18650)
バッテリー容量 -
出力電力 5-80W
種類 POD MOD
エアフロー 調整なし
タンク容量 3.5ml
充電アンペア数 -
コイル抵抗値 0.3Ω、0.6Ω
バッテリー残量 ディスプレイにインジケータ表示
セット内容

本体:1
カートリッジ(通常:1、手巻きコイル用:1)
コイル(0.3Ω:1、0.6Ω:1)
充電ケーブル:1
手巻きコイル用備品:3
説明書:1
保証書:1
手巻きコイル説明書:1

カラーバリエーション 5色
サイズ 本体:22.4×30.7×115.0(mm)
関連商品 替えコイル
RDTA kit
値段 $35.99~

カラーバリエーション

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計5色のラインナップ

外観

■外箱


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本体カラーに関わらず、黒のパッケージです。

 

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裏面には概要などが記載されています。

梱包状態

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黒いスポンジ状の土台に本体が収まっており、備品類はこの裏に収納されています。

パッケージング内容一覧

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  • OPTIMA POD MOD本体
  • 手巻きリプレイスメントコイル用カートリッジ
  • リプレイスメントコイル0.6Ω(0.3Ωは搭載済)
  • 充電ケーブル
  • 手巻きリプレイスメントコイル用備品×3
  • 取扱説明書
  • 手巻きリプレイスメントコイル説明書
  • 保証書

以降、本記事ではリプレイスメントコイルをRC(Replacement Coil)、手巻きリプレイスメントコイルをRMC(Rebuildable Mesh Coil)と呼ばせて頂きます。

OPTIMA POD MOD本体

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18650を搭載できるPOD MODは四角いBOX型か細長いStick型に分かれますが、こちらはStick型です。メタルボディーで頑丈そうな印象を受けます。

側面の模様はステッカーシールです。公式HPと同じ模様でした。

 

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こちらが正面から見た画像です。VAPEFLYのロゴ、パフボタン、液晶ディスプレイ、+/-ボタン、USBポートが配置されています。

 

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こちらが背面の画像です。バッテリーケース部の蓋には商品ロゴがあります。

 

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蓋はマグネット接続になっており、側面の溝に指を引っかけて簡単に外すことが出来ます。

 

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底面にはCEマークなどがプリントされています。

 

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カートリッジ接続部はこんな感じ。ここもマグネット接続となっております。

RC用カートリッジ

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RC用のカートリッジです。コチラが本体に標準で装備されています。左側の黒い部分に空いているのが空気穴で、カートリッジ内部はエアー室(左側)とリキッド室(右側)に分かれています。

 

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吸い口はカートリッジ一体型で内部はストレート形状、外周部はテーパー形状になっています。

 

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底面には接続用のマグネットとコイル搭載口があります。

 

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リキッドチャージは側面のシリコンカバーから行います。

RC用とRMC用の比較

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画像左がRC用、右がRMC用のカートリッジです。外観に大きな違いはありませんが、コイル筐体の大きさが異なるのでチムニー部分の形状が異なります。

 

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RC用は樹脂のチムニー、RMC用は金属のチャンバー兼チムニー形状になっています。

RC(リプレイスメントコイル)

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本製品には0.3Ωと0.6Ωと2種類のRCが付属しています。トップと根本の形状は同じですが、胴体部分の太さが異なります。恐らく0.3Ωの方はリキッドの保持量や供給量を増すために多めにコットンが巻かれているのだと思います。

推奨使用出力は0.3Ωが30-40W、0.6Ωが20-28Wとなっております。

 

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コイルの底面は円状ですが一部切り欠きがあります。カートリッジに搭載する際はこの切り欠きを画像の様に上に合わせて装着してください。

RMC用備品

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RMC(Rebuildable Mesh Coil)用の備品です。ジグやコイル本体、パッキン類、メッシュコイル、シートコットンなどが入っています。

取扱説明書

英語のみの記載です。

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RMC説明書

RMCの組み立て方が記載されています。一部省略されている部分などあるので後ほど詳細に解説します。

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保証書

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使用方法

使用方法を説明します。

バッテリー装着

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バッテリーケースを開けて18650バッテリーを装着します。上が+、下が-です。

電源ON/OFF

パフボタン5回押しで電源ON/OFF操作が出来ます。

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液晶画面

抵抗値、出力電圧、出力電力、パフ回数、パフ時間、バッテリー残量などが表示されています。

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出力調整

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液晶下の+/-ボタンを押して出力を変更できます。

画面反転

パフボタンと+ボタン同時長押しで画面の上下を反転させることが出来ます。

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出力ロック

+と-ボタン同時長押しで出力をロックすることが出来ます。この時画面右上の南京錠マークでロック状態かどうかを判断できます。

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設定

パフボタンを素早く3回押すことで設定画面に入れます。抵抗値表示の下側が白抜きになります。

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モード選択

抵抗値表示の下側が白抜きになった状態でパフボタンを押すとモード選択画面に入れます。ここではパフ中の出力カーブ(いわゆるカーブモード)を変更できます。

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NORMはフラットな出力、HARDは立ち上がりを強くしたカーブ、SOFTは緩やかな立ち上がりのカーブになっています。(多分)

DIYは後日ご紹介するRDTAを使用する際のモードです。

 

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USERはパフ中(10秒間)のカーブを1秒ごとに調節出来ます。縦軸が出力(W)で縦棒1本が1秒間です。

パフクリア

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パフボタンを3回押して設定に入った状態で+/-ボタンを押すとパフ回数部分が白抜きになるのでこの状態でパフボタンを押します。

 

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するとこんな画面になるので[Reset]を選択してパフボタンを押すことでパフ回数をリセットできます。

実際に使用してみる

実際の使用感をレビューします。

RMC作成

早速RMCを作ってみたいと思います。用意するのはこちら。

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  • コットン
  • コイルロッド(ジグ)
  • ポジティブプレート
  • インシュレーターリング
  • フレーム
  • キャップ
  • メッシュワイヤー

①コットンを横に置きます。こと時切り欠きが右上になるように置いてください。

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②中央よりちょっと右側にメッシュワイヤーを置きます。

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この時、ワイヤーの表裏に注意してください。溶接の跡がある方をコットン側に向けて置いてください。

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逆向きにするとワイヤーとコットンの間に隙間が出来て、それがヒートスポットの原因になります。

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③ジグをあてて巻きます。説明書でΦ4.8mmの方を使っていたので私も同じようにΦ4.8mmで巻きました。

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こんな感じでぐるっと巻いてください。

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④巻いたワイヤーとコットンをフレームに納めます。

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ぐっと奥まで差し込みます。

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⑤底から出ている2本のワイヤー端のうち一つをフレームの溝に沿って折り曲げます。

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⑥インシュレーターリングを装着します。ワイヤー端の折り曲げていない方を中央に通し、折り曲げた方は外側になるように装着してください。

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装着するとこんな感じになります。

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⑧中央に通したワイヤー端を折り曲げます。

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⑨ポジティブキャプを嵌めます。

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⑩ワイヤー端をそれぞれ根本で切り落とします。

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こんな感じになります。

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⑪はみ出たコットンを根本からカットします。

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こんな感じになります。

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⑫ジグを抜きます。

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⑬キャップを締めます。これで完成です。

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(補足)ワイヤー端の切り落としが甘いとカートリッジ装着時にひっかかりとなり、接触不良やリキッド漏れの原因となりますのでご注意ください。

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リキッド

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今回は嫁ちゃんお気に入りの氷結QUEENS LAB Strawberryを吸っていきたいと思います。もちろんRCとRMCに入れて吸い比べします。

 

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RC側にリキッドをチャージします。

 

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RMC側にもチャージします。

 

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どちらもコイルも5~10分程静置してリキッドが浸透するのを待ちましょう。

テイスティング RC0.3Ω

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言い忘れてました、このPOD MODは出力アジャストメント機能が付いていて、コイルの抵抗値から推奨出力を自動で判別し調節してくれます。今回0.3Ωのコイルを付けたら自動で35Wになりました。なので35Wで吸ってみたいと思います。(ちなみに0.6Ωは25Wに調整されます。)

味はあまり良くないです。市場に出回っている味の出るコイルと比べるとちょっと薄いというか、フレーバーがボケる感じがします。

テイスティング RMC 0.2Ω

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こちらは装着後自動で50Wになりました。

ん?RCとは別物のような味わいです。抵抗値や出力が違うのはもちろんなんですが、根本的に味の出方が違います。RCの方がはイガミというかザツミというか違和感ある味の出方だったんですが、RMCの方はクリアで自然な味の出方をします。もちろんもっと上手く作る人はもっと美味いんでしょうけど、素人がつくってもそこそこ美味しいのでこれはこれでアリです。

ドロー

スカスカとまではいかない軽めのDLです。調整機能が無いのでカートリッジの穴を指で塞ぐしか調整する術はないのですが、両方塞ぐと重めDL位までは絞れます。ただパフボタン押しながら両穴指で塞ぐのは至難の業なので素直に軽めDLで楽しめばいいかなと思います。

さいごに

昨今から色んなPODやPOD MODが登場してます。(一部除き)個人的なイメージとしてDLはPOD MOD、MTLはPODというような構図になってきてるのではないかなという感じです。そして今回のOPTIMA、ドロー調整が無いのでMTLさせる気はまったくありません。DL特化型です。そしてBOXタイプとは一線を画すStickタイプ、好みが合えばハマるPOD MODだと思います。

なによりRMCが画期的ですよね。リプレイスメントコイルを手巻きするなんて考えもしませんでした。しかもウマイというね。今月どこかで記事化すると思いますが某社の某POD MODもRMCキットが付属してます。これからはこれがスタンダードになるかもしれません。

RCはめっちゃウマイわけじゃないので「絶対に手巻きしない」という人は別のPOD MODの方が良いかもしれません。

手巻き(RMC)してみたいという方は是非お手に取ってみて下さい。

購入

【検証】Favostixのカートリッジ構造【なぜ漏れない?なぜ美味しい?】

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こんにちは、今日はいま大人気の新型POD、『Favostix』のカートリッジ構造について書きたいと思います。

PODの永遠の命題「漏れない」、「美味い」を両立させたカートリッジはいったいどのような構造になっているのでしょうか。

1.0Ωカートリッジ

今回は1.0Ωカートリッジを分解して構造を調べて行きたいと思います。コチラはMK-Lab Koi-Koi 青短 みっくすじゅ~すを8タンク(3ml×8=24ml)吸った物になります。

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分解

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  • カートリッジ本体部
  • O-リング(カートリッジとコイルの接続)
  • コイル
  • O-リング(コイルとシリコンキャップの接続)
  • シリコン製キャップ
  • 樹脂製キャップ
  • 端子部カバー
  • 端子×2
  • リキッドチャージ穴のシリコンカバー
  • 樹脂製カバー兼リキッドチャージ蓋

こうしてみるとかなりの部品点数です。リキッド漏れの原因となるカートリッジ本体と外側の繋がる部分には満遍なくO-リングやシリコンカバーが用いられています。写真では見えにくいですがコイルの下部にもシリコンカバーが施してあり、コイル内部からの漏れを阻止しています。(厳密にはエアーを通すための僅かな隙間アリ)

 

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今回はコイルも非破壊で分解しようとしましたが、結局破壊してしまいました…

メッシュワイヤーを中心に5層のシート状コットンで巻かれたコイルです。これが美味さの秘訣でしょうか?

メッシュワイヤー及びコイルに最も近いコットンはガンクによる汚れが確認できますが、24mlも吸ってこの程度ならもう少し吸えそうな気もします。

 

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メッシュワイヤー拡大です。つなぎ目(Y字の合流地点)の所に多くガンクが付いています。熱容量が大きく、昇温しきれない為にガンクが残ってしまっているのだと思います。

 

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ワイヤーに近い側のコットンです。右のコットンはワイヤーと接していたもので、剥がす際にコイル側のガンクにコットンがへばりついてしまっていた為破れています。

この汚れ具合を「この程度」と言うか「こんなに」と言うかは各人バラバラだと思いますが、味自体はまだ完全に落ち切ってなかったのでまだ戦えたという事でしょう。

 

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ワイヤーから遠い側のコットンです。めっちゃきれいです。

漏れない要因

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過去に人気を博したCaliburn、Caliburn KOKOは味は良かったものの漏れが酷いという問題がありました。この漏れの原因は「カートリッジと底蓋の間からリキッドが漏れ出す」事でした。コイル中央部を伝って漏れてくるパターンもありましたが、間から漏れてくる事例の方が私は多かったです。

順番に組立てながらFavostixが漏れない要因を探っていきましょう。

 

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まずはシリコン製キャップ(左)と樹脂製キャップ(右)です。シリコン側には二重のパッキンがあり、これによりリキッド漏れを防いでいます。初代CaliburnやZumwaltはここが一重だったので簡単に城壁を越えられていたという訳ですね。一方でXTALやXROSはFavostixと同じで二重の砦となっており簡単には漏れない構造となっていました。

 

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次に端子部のシリコンカバーです。ここをしっかりとシールすることでコイルから伝ってくるリキッドを阻止しているのだと思います。クリアロなどは1つのシリコンカバーでシールをしていますがワイヤーとパッキンとの間に隙間が出来てそこから漏れてきます。コチラも1つですが2穴構造になっているのでワイヤーとの隙間をより小さく出来るのが要因ではないでしょうか。

 

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キャップの素材が樹脂ではリキッドのノズルを入れるときに収まりが悪いですよね。という事でFacostixはこの部分を別部品のシリコン製にしています。しかもシールはしっかり二重で。今の所ここからの漏れは確認できていないのでBestな構造なんだと思います。ただし、ボトムフィルなのでリキッドをチャージする時に空気穴付近に残ったリキッドがポコポコと逆流して来るのは玉に瑕です。これをなんとか改善出来たらストレスフリーなんですけどね。

 

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樹脂製カバーを装着するとキャップ部の完成です。カバーはXTAL由来というかほぼ同じ構造同じ形状をしています。樹脂製なので数回の使用ではへたる事も無く頑丈です。

 

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これをカートリッジに接続して組立て完成です。片面に3つ(合計6つ)の留め具(突起)があるので人力や自然現象では外せない位強固に接続されます。

 

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ご紹介遅れましたが一番右のシリコンカバーがコイルの下部に付いているものです。コイル内部を伝って漏れてくるリキッドの最初の砦がコイツです。武蔵坊弁慶ですね。何人(液)たりとも外に逃しません。

さいごに

分解してみて漏れない構造はなんとなくわかりましたがなんでこんなに美味しいのかは判りませんでした。メッシュワイヤーの構造やコットンの良し悪しがあるのかもしれませんが私にはまだそれを解説できるほどの力がありません。

結局言えるのは「漏れなくてウマイ、1カートリッジで30ml位は吸える」という事です。まだ買われていない方は是非お手に取ってこの感動を味わってみて下さい。

いつかは「あのFavostixを超えるPODが…」なんて言われるようになる名機だと思います。

購入

【レビュー】Siegfried Meshed RTA(VAPEFLY)【何にのせるのが正解?ゴツゴツRTA】

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先日レビューしたセミメカチューブMOD「Siegfriedシリーズ」のアトマイザーです。Siegfried Kitを買えばどちらも入っていますが今回は別々でレビューしていきます。ゴツさが目立つ印象ですがメッシュコイル特有の爆速立ち上がり&きめ細やかで濃厚なミストを味わえるアトマイザーです。また大容量タンク(7ml)も特徴的で9タンクで60mlボトルを完飲します。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー VAPEFLY
商品名 Siegfried Meshed RTA
参考価格 $33.99
販売日 2021年1月
カラー 3色
種類 RTA
推奨吸引方式 DL
外周直径 25.2mm
(下部ローレット部25.5mm)

高さ(本体 / ドリチ含)

53.1mm / 64.0mm
タンク容量 7.0ml
接続規格
(MOD / ドリチ)
510 / 810
BF対応 -
ポジピン突出し量 1.0mm
使用ネジ規格 プラス、マイナス
コイル接続数 Pisitive:1, Negative:1
エアフロー ボトムエアフロー
エアフロー調整段数 9
ドリチ内径

7.4mm / 13.5mm

カラーバリエーション

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MODと同じく3種類をラインナップ

外観

外観についてレビューします。

外箱

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これもMODと同じくアンティークな感じの外装です。

 

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裏面には特徴やセキュリティースクラッチがあります。

梱包状態

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スポンジ状の土台に本体とスペアのガラスタンクが収まっています。

パッケージング内容一覧

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  • Siegfried Meshed RTA本体
  • スペアガラスタンク
  • 備品バック①②③④
  • 取扱説明書
  • 保証書
  • ウィッキング説明書
  • German 103カード

Siegfried Meshed RTA本体

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逞しい太さと長さです。メタルボディーで非常にイカツイです。

 

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上面から見るとこんな感じ。イカツイ。

 

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底面には商品ロゴやシリアルナンバーがプリントされています。

 

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ポジティブピンは1mm突出しています。

 

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エアフローは8穴空いています。

 

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エアフローコントロールリング(AFC)左に捻ると上段の穴が隠れていき、8穴~4穴の調整が出来ます。

 

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左捻り最小の4穴です。

 

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反対に右に捻ると上下の穴が塞がれて8、6、4、2、0穴の調整が出来ます。

全分解

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デッキ以外はほぼ完全に分解することが可能です。部品詳細を見て行きましょう。

ドリップチップ

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デルリンとアルミの複合材です。デルリン側が上下に分割出来る構造なのでリングを取ることも可能です。

 

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チャンバーから吸い口にかけて広がるテーパー形状です。

トップキャップ

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重厚感のあるキャップです。外周に王冠状の凹凸がありグリップしやすいです。

 

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裏面です。中央部には接続用に突起があります。

 

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トップキャップのO-リングとシリコンパッキンです。

  • 線径2mm - Φ12mm

SSタンク

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このアトマイザーはタンク部が2つの素材が出来ていてコチラはステンレス素材のタンクです。

 

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上部中央はチムニー、再度の長穴はリキッドチャージ穴です。

 

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底面からの視点です。

 

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SSタンクに使用するChildproofシリコンパッキンとO-リングです。

  • 線径1mm - Φ22mm
  • 線径1mm - Φ7mm

ガラスチューブ

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ガラスチューブです。非常に幅が小さいですが、リキッド残量確認用の窓だと思っていただければと思います。

エアフローコントロール&チャンバー

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エアフローコントロール兼チャンバー部品です。両サイドに空いている長穴はジュースホールです。

 

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底から内部を見た図です。8個の穴はエアフロー穴で、左に見えている長穴はジュースホールから繋がる穴です。ここからチャンバー内にリキッドが供給されます。

チャンバーは軽めのドーム形状で容積は広めです。

 

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エアフローコントロールで使用されているO-リングです。

  • 線径1mm - Φ22mm
  • 線径1mm - Φ18mm

クランプ

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コイルをデッキと挟み込むためのクランプとその周辺部品です。スプリングが内蔵してあるのでねじを緩めると勝手に隙間が出来ます。これが非常に便利。

ポジティブパーツ兼ジュースウェル

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インシュレーターにより絶縁されるポジティブ側のパーツです。コイルを設置するだけでなく、中央に2つ、サイドに2つ空いた穴がジュースウェルとしての役割を果たします。

デッキ

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このデッキ上部は回ります。チャンバーを閉めた時にエアフローホールがコイルに対し適切な位置になるようにするための機構です。

 

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下部にはローレット加工が施されています。

 

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底面です。

ポジティブピン

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なぜか二重構造になっています。回転抑える訳でもなく、何かを挟んでいる感じでもないので少し謎です。

組立て

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ポジティブパーツにインシュレーターを装着します。

 

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これをデッキに載せます。

 

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底面からポジティブピンで締め込みます。

 

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更に外側のピンを締めます。

 

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クランプの裏面に空いている小さい穴にスプリングを装着します。

 

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スプリングが落ちないようにデッキにあてがい、ねじを締めます。

 

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これを両サイド分実施します。

 

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エアフローコントロール下部にO-リング(18mm)を装着します。

 

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エアフローコントロール上部にO-リング(22mm)を装着します。

 

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デッキと接続します。この時デッキの長い部分とエアフローコントロールの凹部を合わせる様に嵌めあわせてから接続してください。

 

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こんな感じになります。

 

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次にSSタンク下部にO-リング(22mm)、中央部にO-リング(7mm)を装着します。

 

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ガラスタンクを装着し、エアフローコントロールと接続します。

 

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SSタンク上部にシリコンパッキンを装着します。リキッドチャージホールの位置をしっかりと合わせ、グッと押し入れてはみ出ないように装着してください。

 

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トップキャップ下部にシリコンパッキンを装着します。

 

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こんな感じでフラットになるようにしっかりと装着してください。

 

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トップキャップ内部に810ドリチ用O-リング(12mm)を装着します。

 

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ドリップチップを装着します。

 

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トップキャップを閉めます。この時キャップの凸とタンクの凹部を一致させるようにしてハメて90°回せばしっかりと装着されます。

 

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しっかりと装着出来ました。

 

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完成です。

備品バック①

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Ni80 0.2Ωのメッシュコイルが2枚入っています。

備品バック②

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カンタルKA1 0.2Ωのメッシュコイルが2枚入っています。

備品バック③

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メッシュコイル用の靴紐タイプコットンが2本入っています。

備品バック④

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使用する工具やメッシュコイルのジグ、クラプトンコイル(Ni80 0.35Ω)、O-リングやねじの予備が入っています。

取扱説明書

英語とドイツ語で記載されています。

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保証書

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ウィッキング説明書

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通常コイルの時とメッシュコイルの時でウィッキング方法が異なります。下段のビルド項目で詳細を記述します。

German 103カード

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Germen 103については前の記事の最下段にて紹介していますのでご参照ください。

実際に使用してみる

実際の使用感をレビューします。

ビルド(通常コイル)

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まずは通常のコイルをビルドします。

 

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エアフロー穴は結構低めな位置にあるのでコイルも低めに設置したいと思います。

 

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こんな感じでビルドしました。コイル足をがに股形状にしないといけないのでちょっと手間のかかるビルドでした。

 

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焼入れします~

 

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ウィッキングです。コットンの端はデッキと同じくらいの長さで切ります。

 

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そしてコットン端はジュースウェルに落とします。

 

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こんな感じでビルド完成。

リキッド

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今回はリアルな巨峰として人気を博しているICE BLITZ GRAPEを吸っていきたいと思います。

▼レビューはコチラ▼

 

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コットンにしっかりと染み込ませます。

 

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タンク上部からリキッドをチャージします。

ドロー

AFC全閉で軽めのMTL、全開でスカスカの軽DLです

テイスティング

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では吸ってみたいと思います。

うん、しっかり巨峰の味とガッツリ甘み、そして強烈な清涼感が出てます。ちょっとミストが粗かったりビルドのせいかスピッドバックしますが美味しく吸えます。

ビルド(メッシュコイル)

では次にメッシュコイルをビルドします。

 

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メッシュを付属するジグにあてがって丸めます。

 

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クランプを緩めてコイルをスポっと載せます。そしてねじを締めたらOKです。

 

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焼入れします。流石メッシュコイル、立ち上がりは爆速です。

 

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ウィッキングします。メッシュコイルの場合、コイル際々でコットンをカットします。

 

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そして何もしないのが正解。

長めに切って通常コイルの様にジュースウェルへ落とすのは間違いみたいです。コットンの底から面でリキッドを当てて十分に供給できるようになっているみたいです。

 

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こちらもしっかりとリキッドを染み込ませて準備完了です。

テイスティング

流石メッシュコイル、立ち上がりは然ることながら味もミストもしっかり出ます。通常のコイルよりこっちの方がウマイです。ただエアーの当たり方が微妙なのか、チャンバー容積が大きいからなのか、Profile M程の濃厚さは無い感じがします。爆煙で吸うのでさほど違いは判らないと思うので問題なしという事にしましょう。

フィッティング

各MODとのフィッティング例を紹介します。

Siegfried

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NUNCHAKU

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CUBE-S

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iStick T80

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GAUR-21

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Poker218

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さいごに

兎にも角にもゴツいデザインが目立つアトマイザーです。BOX MODのフィッティングを見て頂いた通りもはや煙突と言わざるを得ない形状なのですがこれまたカッコイイです。一般的に売られているステルスMODは24mmまでなので残念ながらコチラは載りません。もし25mmでも載るステルスMODをお持ちの方はそれに合わせるのもアリだと思います。

何より7mlという大容量タンクが魅力的ですよね。「酸素よりVAPE吸ってる量の方が多いよ」と言う方以外は1日持ち出しても十分足りる量だと思います。

味は(爆煙なので)他のメッシュアトマイザーと比べても殆ど違いは無いと思います。やや濃厚さが足らない(薄い)感じがしますが誤差の範囲だと思います。

気になった方は是非お手に取ってみて下さい。

購入

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【レビュー】Siegfried(VAPEFLY)【21700のセミメカチューブ】

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GalaxiesシリーズやJester PODなどの人気作をリリースしてきたVAPEFLYからセミメカチューブが登場。21700/20700/18650対応の非常にシンプルなセミメカチューブMODです。電池を頻繁に変えるのが面倒だから21700を使いたいという方々にオススメのMODです。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー VAPEFLY
商品名 Giegfried
バッテリータイプ 21700/20700/18650
バッテリー容量 -
出力 -
種類 セミメカニカルMOD
充電アンペア数 -
USBポート -
セット内容

本体:1
取扱説明書:1
保証書:1
カード類:2
アトマイザーシート:2

カラーバリエーション 3色
サイズ 本体:Φ25.2×99.5(mm)
関連商品 Siegfried Meshed RTA
値段 $35.99

カラーバリエーション

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3種類のラインナップです。

外観

外観についてレビューします。

外箱

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アンティーク感のあるデザインの箱です。

 

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裏面に特徴など記載されてあり、セキュリティースクラッチもここにあります。

梱包状態

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黒いスポンジ状の土台に本体が収まっています。この下に説明書などが入っています。

パッケージング内容一覧

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  • Siegfried本体
  • 取扱説明書
  • 保証書
  • 電池警告カード
  • German 103カード
  • アトマイザーシート×2

Siegfried本体

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筒にジークフリートを模した竜のエングレがあり、その他はパフボタンのみというシンプルなチューブMODです。パフボタンの上部に状態を知らせるためのLEDがあります。

 

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裏側の底面には商品名が彫られています。

 

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上面は510スレッドがあります。その周りが若干へこんでいて多少のリキッドリークでは基板にリキッドが侵入しないようになっています。

 

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底面はバッテリーキャップになっており、商品名やGerman 103のロゴなどがプリントされています。四方に4つのベントホールが空いています。German 103とはドイツのチャリティーチームです。詳細は最下段に記載しています。

 

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バッテリーキャップを開けると18650用変換アダプターが入っています。21700や20700を持っていなくても手軽に利用開始できます。

 

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本体内部はこんな感じ。奥側が+、キャップ側が-です。

アトマイザーシート

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アトマイザーと本体の間に挟むシートです。

 

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ここに挟むことで本体及びアトマイザー双方に傷が付くのを防いでくれます。また、ポジティブピンが過剰に突出しているアトマイザーならこれを装着する事で適切な位置でポジティプ端子とコンタクトできるようになるというスペーサー的な役割も果たします。

取扱説明書

英語とドイツ語の表記があります。

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保証書

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バッテリー警告カード

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本MODに限らずどのVAPE用品でもこれらのバッテリーを取り扱う際はご注意ください。シュリンク(被覆)破れは重大な事故につながる可能性があります。

German 103カード

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操作方法

操作方法について説明します。

バッテリー装着

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今回は18650バッテリーを使ってこのMODを使用したいと思います。まずはアダプターにバッテリーを取り付け、本体へ装着します。

電源ON/OFF

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パフボタン5回押しで電源のON/OFF操作が可能です。押す速度ですが、速すぎても遅すぎてもダメで、更にはリズミカルに等間隔で押さないと反応し辛いです。

電源ON時は赤→緑→青の順でLEDが光り、OFF時は赤が5回点滅します。

バッテリー残量

パフ時のLEDカラーでバッテリー残量(電圧)を示します。

緑 ... 3.8V以上
青 ... 3.4 - 3.8V
赤 ... 3.4V以下

ショート回路/過電流

赤で3回点滅します。

過昇温/オーバーパフ/低電圧

温度が70℃以上になったり、10秒以上パフを継続したり、バッテリー電圧が3.2Vを下回ると赤で8回点滅します。

使用してみて気になったところ

  • 電源ON/OFF時のボタン感度が悪い
  • 通電ラグが体感で0.1~0.2s程ある
  • 21700に対応してるだけあってデカイ

フィッティング

各アトマイザーとのフィッティング例です。

Siegfried Meshed RTA

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HELLBEAST

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VENUS

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iNtake MTL

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Tauren MTL RTA

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Berserker MINI V2 RTA

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KYLIN MINI V2 RTA

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Dead Rabbit V2 RTA

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UNLIMIT

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nexMESH PRO TANK

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さいごに

シンプルなセミメカでさらに21700対応と言うのは今まであまり無い気がします。ちょっとサイズが大きいですが大容量バッテリーを搭載できるので電池交換の手間が省けます。ちょっとコアなニーズかもしれませんが、「こんなのを探していた!」、「気になる!」と言う方は是非お手に取ってみて下さい。

購入

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German 103とは

※vapefly公式ホームページより翻訳して転記

German 103の由来

German 103 teamは、2018年4月にVapeflyと有名YoutuberのDampf Wolke、そして多くのドイツ圏のVaperが共同で設立した国境を越えたチャリティーチームです。喫煙者がタバコから離れ、健康的なライフスタイルを提唱し、タバコに代わるより健康的で革新的なVAPE製品を設計・開発することを目的としています。より多くの人に参加してもらうために、私たちはドイツで公共の気鋭のVAPE愛好家を探し続けました。最終的に101人のメンバーを集め、Vapeflyと一緒にドイツ103チームを結成しました。

私たちは喫煙者のライフスタイルを変え、喫煙によって引き起こされる肺の病気にもっと注目を集め、喫煙者の禁煙を支援し、慈善寄付を通じてより多くの困っている人々を支援したいと考えています。

German 103のHot商品

これまでにVapeflyとGerman 103チームは、Core RTA、Brunhilde Top Coiler RTA、Brunhilde MTL RTA、Kriemhild Sub Ohm Tankなど、いくつかのホットな製品を共同開発してきましたが、その中でもGerman 103初のチャリティープロジェクトであるBrunhilde RTAは、そのユニークな外観と絶妙な技術で、2019年のドイツ市場で最も人気のあるRTAとなりました。2019年2月に発売されるやいなや、多くのVaperに求められました。発売初日に慌てて購入するため、早朝から寒風の中、多くのVaperが並んでBrunhilde RTAの発売を待っていました。

また、2019年に入ってからはGerman の103チームと一緒に新製品「Kriemhild Sub Ohm Tank」の開発を進めており、いよいよ2020年2月にドイツで初発売されることになりました。チームメンバーによる丁寧な研磨と修正を数え切れないほど繰り返した後、多くのお客様から発売前に予約注文をいただき、Brunhilde RTAに次ぐドイツのVAPE市場をリードするもう一つのサブオームタンクとなりました。

チャリティー

VapeflyとGerman 103チームは、これまでに3つのチャリティープロジェクトを共同で行ってきました。最初のチャリティープロジェクトとして、Brunhilde RTAは、半年足らずでドイツで最も売れたRTAになりました。2019年5月、VapeflyとGerman 103チームはドイツのシュトゥットガルトで開催されたThe Hall of Vape Exhibitionで正式な寄付式を行いました。私たちはここに慈善団体F.U.N.K. e.v.の代表者を式典に招待しました。展示会の前に、私たちのGerman 103のメンバーであるMarkusは、この寄付金のために巨大な小切手を作ってくれました。何千人もの会場にいた数千人のVaperの前で、総額25,385ドルの小切手をF.U.N.K. e.v.チャリティに手渡し、会場からは温かい拍手と認識を受けました。

また、YouTubeインフルエンサーのDampflionさんとのチャリティー募金活動にも協力しました。2019年4月、Dampflionは彼のYouTubeチャンネルCharitylionでライブストリームを行い、Brunhilde RTAの最初のバッチをオークションにかけ、最終的にそれぞれ1730ユーロと2100ユーロを調達しました。同年8月には、DampflionはVapeflyの2つ目のチャリティープロジェクトであるBrunhilde MTL RTAを同じようにオンラインでオークションしました。Brunhilde MTL RTAの5個でそれぞれ1600ユーロ、1300ユーロ、1670ユーロ、1600ユーロ、1666ユーロが集まった。このお金はDampflionからドイツの地元の慈善団体に寄付されました。

成長と友情

設立以来、VapeflyとGerman 103のメンバーは同じビジョンを持って団結し、相互に励まし合ってきました。その道のりに沿って、私たちは成果と喜びを共有し、困難に直面し、解決するために協力しています。

2019年1月、Vapeflyはドイツのトリアーで開催された小さなベイプショーを視察に行きました。このニュースを知ったSunnyside Vapeは、店内で私たちのために暖かい歓迎会を企画してくれました。マーティンや他のGerman 103のメンバーも私たちに会いに来てくれました。

1月20日、Brunhilde RTAの正式発売を祝うために、チームメンバーの一人であるPeterはドイツのWelochで私たちのためのウェルカムパーティーを企画し、他のGerman 103メンバーやBrunhilde RTAの多くのファンを招待してくれました。その中には、この特別なパーティーに参加するためだけに、スイスから一晩で100キロ以上も運転してドイツまで来てくれたカップルもいました。この集まりの意義は、Brunhilde RTAの初ローンチを祝うだけでなく、ドイツ103チームメンバーの初のオフ会でもあります。歓声を上げながら、お互いの通信距離を縮め、海を越えての壁を打ち破った。

2019年5月、Vapeflyはドイツのシュトゥットガルトに行き、The Hall of Vapeに参加しました。展示会初日には、私たちのGerman 103人のメンバーであるアンネとフランクが朝早くから展示会に到着し、美味しい手作りのカップケーキを持ってきてくれました。マーカスは地元の名物お菓子を持ってきてくれました。また、私たちをサポートするために、その場で通訳の仕事を引き受けてくれたり、ブースに来られたドイツ人のお客様をお迎えしてくれたりと、プロフェッショナルで心のこもったサービスをお客様に感じていただけるように、熱心に対応してくれました。

私たちの使命

German 103チームは常に職人の精神に固執し、Vaperの要求に応えるためにあらゆる製品を作成します。私たちのプロフェッショナルは、製品の細部にまで浸透しています。将来的には、私たちは私たちの意図を維持し続け、世界に多くの愛と希望をもたらします。

【レビュー】KYLIN MINI V2 RTA(VANDY VAPE)【包み込むエアフロー】

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包み込むようなエアフロー構造が特徴のDLアトマイザーです。絞ってドリチを510に変換すれば軽めのMTLユースも可能です。トップエアフローでリキッド漏れのストレスからも解放されます。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー VANDY VAPE
商品名 KYLIN MINI V2 RTA
参考価格 ¥3,980~
販売日 2021年1月
カラー 6色
種類 RTA
推奨吸引方式 DL
外周直径 25.7mm

高さ(本体 / ドリチ含)

38.0mm / 47.0mm
タンク容量 5.0ml(バブル)、3ml(ストレート)
接続規格
(MOD / ドリチ)
510 / 810
BF対応 -
ポジピン突出し量 1.2mm
使用ネジ規格 六角
コイル接続数 Pisitive:1, Negative:1
エアフロー トップエアフロー
エアフロー調整段数 8
ドリチ内径

13mm

カラーバリエーション

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6種類をラインナップ

外観

外観についてレビューします。

外箱

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黒地に金で派手なパッケージです。

 

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裏には特徴や内容物の記載、側面にはセキュリティースクラッチがあります。

梱包状態

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スポンジ状の土台に本体、スペアのストレートタンク、8段レッグカッターが収まっています。説明書や備品類はこの裏にあります。

パッケージング内容一覧

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  • KYLIN MINI V2 RTA本体
  • スペアガラスタンク(ストレート)
  • レッグカッター
  • 備品袋①②
  • 取扱説明書
  • 品質カード

KYLIN MINI V2 RTA本体

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標準で大容量5mlのバブルタンクが装着されています。上部にはハニカム状のエアフローコントロールリングがあります。

 

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上部はこんな感じです。キャップを外してトップフィルするタイプです。

 

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底面には商品ロゴなどがプリントされています。

 

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ポジティブピンは回しても押し込んでも引っ張っても取れませんでした。メカで使えるかどうかは不明です。

全分解

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デッキ部以外は部品単位に分解することが出来ます。パーツ詳細を見て行きましょう。

ドリップチップ

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胴体はストレート、口元はRがかかった810規格のドリップチップです。

 

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内部は緩やかなテーパー形状になっています。

トップキャップ

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キャップ兼ドリップチップ接続部です。

 

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裏面はkんな感じです。

 

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トップキャップに装着するO-リングです。

  • 線径2mm - Φ12mm
  • 線径1mm - Φ19mm

エアフローリング

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ハニカム状の21個の穴が対面に空いています。幅が広いリングかつ、再度に溝が彫ってあるので回しやすいです。

サイドキャップ(チャンバー)

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この部品はなんと一体構造です。何軸で加工してるのか…

 

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上部には大きいリキッドチャージ穴が2つ空いています。

 

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上部側面にはトップエアフローの穴が空いています。

 

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導入された空気は内部の両サイドからチャンバー内に侵入します。

チャンバーは緩やかなドーム型です。

 

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底面にはタンクからチャンバー内に繋がる穴があります。ここからチャンバー内のコットンにリキッドが供給されます。

 

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使用されるO-リングです。

  • 線径1mm - Φ7mm
  • 線径1mm - Φ19mm
  • 線径1.4mm - Φ17mm
  • 線径1mm - Φ15mm

バブルガラスタンク

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外周Φ30mmの大径バブルタンクです。容量は5mlです。

 

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スペアでストレートタンクも付属します。こちらは3mlになります。

コイル固定ネジ

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コイル固定ネジは六角です。スペアでマイナスも入っているので好みで変更可能です。

デッキ

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KYLINの最も特徴的な部分がこのデッキ形状です。コイルを包み込むような形でせり出しており、その壁にハニカム状の複数の穴が空いています。上部から導入された空気がこの両サイドに侵入し、コイルの下及び左右から流入してくるのでトップエアフローながらボトム-サイドエアフローを実現しています。

 

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※公式HPより引用

 

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上下に空いている比較的大きめのものがコイルを固定する穴です。コイルの足の長さをあらかじめ決めたうえで差し込んで固定するタイプなのでレッグカッターが付属しています。

また、このU字の部分はクルクル回ります。デッドラビットV2 RTAやZEUS X RTAなどはチャンバー内部殻が回転してエアフローの位置合わせを行うタイプでしたが、これはデッキの方が回るタイプです。 

 

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このポジティブピンの構造が謎です。内部で固定されているのでしょうが、回しても押しても引いても外れないです。デッキ上部がクルクル回る構造上仕方ないのかもしれません。メカで使えるかどうかはご自身で判断してください。


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使用されているO-リングです。

  • 線径1.1mm - Φ22mm

組立て

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デッキ外周部にO-リングを装着します。

 

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コイル固定ねじを締めます。

 

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チャンバー下部にO-リングを装着します。

 

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チャンバー上部にO-リングを装着します。

 

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トップフィルリング上部にO-リングを装着します。

 

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トップフィルリング内部にO-リングを装着します。

 

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ガラスタンクを装着します。

 

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チャンバー内部の溝とU字の短辺を合わせて差し込みます。位置が合わないと挿し込めないので軽く回しながらやるとやりやすいです。

 

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しっかりと締め込みます。

 

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エアフローリングを装着します。本体側に凸、リング側に溝があるのでここを合わせる様にハメてください。

 

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しっかり装着できると上面がツライチになります。

 

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トップキャップにO-リングを装着します。

 

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トップキャップ内部にドリップチップ用のO-リングを装着します。

 

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トップキャップを装着します。

 

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ドリップチップを装着します。

 

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完成です。

スペアタンク(ストレート)

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ストレートにすると一気にしゅっとしたフォルムになります。

レッグカッター

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4~11mmまで8段階のレッグカッターが付属します。

 

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7mmの位置にマークが点いているのでこのアトマイザーでは7mmが丁度良いのだと思います。

備品バック①

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ゴツめのヒューズドクラプトンコイルが付属しています。

 

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ゴツいです。

備品バック②

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六角レンチや予備のO-リング、510変換アダプター、コイル固定ネジ(マイナス)が入っています。

 

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510変換アダプターです。外周が810、内周が510になっています。

 

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ココに装着すると…

 

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510規格のドリップチップが装着出来ます。

取扱説明書

日本語の記載はありません。

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品質保証カード

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実際に使用してみる

実際の使用感をレビューします。

ビルド

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付属コイルをビルドしていきたいと思います。

 

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まずはレッグカッターで推奨長さ(7mm)にコイル足をカットします。

 

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根本で切るようにしましょう。

 

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コイルをセットしました。確かに7mmで良さげな位置になりました。

 

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横から見るとこんな感じ。一番上の穴もコイルにかかっているので無駄なく空気を当てれそうです。

 

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焼入れします。

 

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なんか久しぶりに良い感じの焼き色が付きました。相性が良いのかもしれません。

 

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コットンを通します。コットンの端はデッキに沿わせて外周部と接する所でカットすると丁度良いです。

 

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通常のRTAと違い、コットンを通す穴などはありません。そのまま側面に沿わせてください。これでビルド完了です。

リキッド

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今回は爆煙でも美味しいCOF BAD BULLS LIMEを吸っていきたいと思います。

▼リキッドレビューはコチラ▼

 

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コイルやコットンにリキッドを滴下し馴染ませます。

 

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コットンの両端はリキッドで湿らせ整えます。端部がはみ出さないようにすればチャンバーを被せるときに内側に行くので大丈夫です。

 

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チャンバーを被せてリキッドをチャージします。この穴が結構深いので短小ノズルだと穴まで届かないかもしれません。

 

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準備完了です。

ドロー

エアフローリング全開でスカスカにすこしひっかかりがある感じのDL、全閉で重めのMTL位になります。DLユースなら問題ないレベルのドローレンジです。

テイスティング

空気が全面に当たるからか、リキッドレビューした時よりしっかりとライムの味が出てジューシーさが増す感じがします。清涼感は言わずもがな…

フルーツ系のリキッドを爆煙で美味しく吸うのに適したアトマイザーだと思いました。

BAD BULLSはこの時期に(特に外で)吸うリキッドでは無かったです。

フィッティング

各MODとのフィッテイング例です。大径アトマイザーなのでトップフラットなBOXやチューブMODにしか載りません。

GAUR-21

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Poker218

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CUBE-S

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NUNCHAKU

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iStick T80

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さいごに

特徴的なU字デッキが作る空気の流れがフレーバーを最大限に引き出す優れた構造のアトマイザーです。従来のKylinもコイルを包み込むようなデッキ形状だったようですがサイドまでは覆ってなかったのとボトムエアフローでリキッド漏れなどの問題もあったみたいで、V2で大幅にアップデートされた模様です。VAPEをやってて1番(もしくは2番目)のストレスは「リキッド漏れ」ですから、これを克服するトップエアフローはアトマイザー選びにおいて重要な選択肢になり得ます。しかもトップエアフローなのにボトム-サイドエアフローを実現するという素晴らしさ。

ゴツイのでMODを選びますが性能はピカイチだと思うので気になった方は是非お手に取ってみて下さい。

購入

2/3現在

Sourcemoreでクーポンコードを利用すれば$19.29で最安価です。

国内であればフレキチさんのネット本店で¥3,650が最安価です。

楽天なら¥3,800が最安価です。

Amazonなら¥3,980が最安価です。

【レビュー】Berserker MINI V2 MTL RTA(VANDY VAPE)【ガッツリMTL指向】

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VANDY VAPEの金字塔BerserkerシリーズのVersion2でさらに22mm径化したminiがリリースされました。V2の良い所(ベースデザイン、スロット式ボトムエアフローパーツ)をギュっと凝縮した様なガチMTLアトマイザーです。3つのチューブと3つのドリップチップで多彩なドレスアップも魅力的です。

本商品はロシアのVAPE Youtuber、Alexのデザインによるコラボ商品です。
▶Alex Youtube◀ ▶Alex Instagram◀

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー VANDY VAPE
商品名 Berserker MINI V2 MTL RTA
参考価格 ¥3,980~
販売日 2021年1月
カラー 4色
種類 RTA
推奨吸引方式 MTL
外周直径 22mm(ローレット部22.4mm)

高さ
(本体 / ドリチ含)

35.0mm / 47.5mm
タンク容量 2.0ml
接続規格
(MOD / ドリチ)
510 / 510
BF対応 -
ポジピン突出し量 1.2mm
使用ネジ規格 マイナス
コイル接続数 Pisitive:1, Negative:1
エアフロー ボトムエアフロー
エアフロー調整段数 8
ドリチ内径

4mm(ストレート)

カラーバリエーション

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4種類をラインナップ

外観

外観についてレビューします。

外箱

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バーサーカー(狂戦士)が切り裂いたようなデザインが印象的なパッケージです。

 

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背面に内容物や注意事項が記載されています。側面に恐らくセキュリティースクラッチやシリアルナンバーのシールが添付されているものだと思われます。(本品はメーカー直サンプルなのでコード無し)

梱包状態

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蓋を開けると本体の他に2種のドリチ、2種のタンクが収まっています。

パッケージング内容一覧

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  • Berserker MINI V2 MTL RTA本体
  • ロングドリップチップ
  • ミドルドリップチップ
  • 金属タンク
  • ウルテムタンク
  • 備品バック①②
  • 取扱説明書
  • 品櫃保障カード

Berserker MINI V2 MTL RTA本体

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上下のローレット加工とメタリックなボディー、そして金黒のツートンカラーでオラついた感じがメチャクチャカッコイイです。

 

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キャップ部にはローレット加工の他に大き目の溝が彫ってありつまみやすく、回しやすい形状です。

 

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底面にはAlexと商品ロゴがプリントされています。

 

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ポジティブピンはしっかり(1.2mm)出ていますのでメカユースもOKだと思います。

全分解

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全分解しました。個々のパーツの詳細を見て行きましょう。

ドリップチップ

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緩やかなRのかかったドリップチップです。多分デルリン製。

 

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内側上面にもRがかかっています。内部はΦ4mmのストレート形状です。

 

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本商品には標準のドリップチップの他にロング、ミドルのものも付属します。内径はどれもΦ4mmのストレートです。

 

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ドリップチップ用O-リングです。一般的なモノよりやや細めのO-リングになっています。

  • 線径0.8mm - Φ6mm ×2

トップキャップ

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一体成型された重みのあるパーツです。

 

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下側にはトップフィルリングと接続する為の突起があります。

トップフィルリング&チャンバー

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トップフィルリングとチャンバーです。それぞれ別部品ですが接着されているので外せませんでした。(ここ外れない機種が最近多い気がします)

 

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左右に開いた丸穴はシリコンパッキンの位置合わせ&固定穴、上下の長穴はリキッドチャージ穴です。

 

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チャンバー内部は緩やかなドーム形状です。チムニーまで連続的に繋がっています。

 

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トップフィル用のシリコンパッキンです。切り込みのある防漏仕様が標準で装着されていますが、備品バックにがっぽり穴の開いたモノも付属しています。好みに応じて取り替えてください。

 

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ガラスタンク接続部のO-リングです。

  • 線径1.2mm - Φ16mm

ガラスタンク

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標準ではガラスタンクが装着されています。オプションとして金属タンクとPEI(ウルテム)タンクが付属しています。

ボトムエアフローパーツ

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ボトムエアフローの穴径を調整するパーツです。

 

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8種類の穴径が用意されおり、標準ではΦ1.4mmのパーツが装着されています。。(詳細は後述)

コイル接続部(ポジティブ)

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ポジティブ側のコイル接続部とコイル固定ねじです。この部分に上記のエアフローパーツを装着するのでリキッド漏れ防止のシリコンパッキン(黒)が付いています。

デッキ

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2つのパーツからなるデッキです。分解はできませんでした。しかし大きめに穴が開いているので洗浄は楽かもしれません。

 

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タンク接続部のO-リングです。専用形状です。

 

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エアフローコントロールリング部のO-リングです。

  • 線径0.8mm - Φ16mm ×2

エアフローコントロールリング

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7つの小さい穴が開いたコントロールリングです。これを回してドローの重さを調整出来ます。

ポジティブピン

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組立て

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デッキにエアフローコントロールリング用のO-リングを2つ装着します。

 

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エアフローコントロールリングをデッキに装着します。この時デッキ側に凸部があるのでリングの溝に合わせて挿入してください。

 

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ガラスタンク接続部のO-リングを装着します。

 

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コイル接続部(ポジティブ側)にエアフローパーツ用シリコンパッキンを装着します。突起と穴位置を合わせてください。

 

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インシュレーターを装着します。

 

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デッキに載せます。

 

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ポジティブピンを締め込み、コイル接続部を固定します。

 

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コイル固定ねじを締め込みます。

 

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エアフローパーツを装着します。スロット形式なので横から差し込みます。

 

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奥まで挿し込めばOK。

 

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トップフィルリングにO-リングを装着します。

 

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トップフィルリングの上部にシリコンパッキンを装着します。丸穴とパッキンの突起を合わせて装着してください。

 

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すこし力を加えて押し込み、しっかりとはめます。

 

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ガラスタンクを装着します。

 

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デッキと接続します。

 

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トップキャップを締めます。

 

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ドリップチップにO-リングを装着します。

 

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完成です。

付属ドリップチップ

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付属するドリップチップの装着例です。

付属タンク

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付属するタンクの装着例です。金属タンクは残量が全く分からないので吸った感覚でイガリを予知できる上級者向けですね。

PEI(ウルテム)は金が映えますね。かっこよすぎる。

備品バック①

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マイナスドライバーや使用されているO-リング、パッキンのスペアが入っています。コイル固定ネジはプラスと六角があるので好みの物に変更可能です。

備品バック②

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0.74Ωのヒューズドクラプトンコイルが2個入っています。

 

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凄く親切なのがこれ、ちゃんと足が同じところから出ているのでクランプしてもコイルが捩れないです。

 

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コイルを拡大してみるとこんな感じ。ちゃんとヒューズドクラプトンです。

エアフローパーツ

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エアフローパーツは全部で8種類入っています。D-1はΦ1mm×2です。

内径D(mm)と面積S(mm2)の関係は以下の通り。
D:0.8 → S:0.50
D:1.0 → S:0.79
D:1.2 → S:1.13
D:1.4 → S:1.54
D:1.5 → S:1.77
D1.6 → S:2.01
D:2.0 → S:3.14
D:1.0×2 → S:1.57

取扱説明書

日本語表記はありません。

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品質保証カード

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実際に使用してみる

実際の使用感をレビューします。

ビルド

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付属するコイルでビルドしてみたいと思います。

 

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挿し込み具合を調整してねじを締めて高さを調整するだけです。めっちゃ簡単。

 

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今回はΦ1.0mmのエアフローパーツを装着しました。

 

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焼入れします。焼入れ後の抵抗値は0.8Ωでした。

 

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底面までけっこう深いのでコットンはデッキに沿わせてパッキンの下部位の位置でカットすると丁度良いです。

 

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こんな感じの長さ。

 

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穴にコットンを通してビルド完了。

リキッド

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今回は高抵抗(0.8Ω)なのでその域で美味しく吸えるMK-LabのKoi-Koiシリーズ、青短アイスレモンティーを吸っていきたいと思います。

▼リキッドレビューはこちら▼

 

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コットンにリキッドを馴染ませます。

 

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キャップを閉めてリキッドをチャージします。

ドロー

Φ0.8mmのエアフローパーツだとエアフロー全開でも結構重め、もちろん絞れば激重になります。一番広い2.0mmで全開でも軽めのMTLです。頑張れば重めDLいけるかな?という程度です。

(約1年の)経験上、エアフローコントロールで絞るよりもエアフローパーツ(インサート)を絞って調整したほうが美味しくなるので全開で丁度良い重さになるΦ1.0mmのインサートを選択しました。

テイスティング

0.8Ω 20W

PODで吸うよりレモン感が若干出気味ですがストレートに入ってくる感じの美味しいレモンティーです。程よい清涼感が冬でも心地よいですね。

0.8Ω 30W

焚き気味にするとレモン感が落ち着いてティーに馴染む感じの味になります。ガッツリ絞ってちょっと焚き気味にするのは良いかもしれません。

0.8Ω 12W

低出力で吸うならもうちょい絞り気味の方が良いですね。Φ1.0mmのインサートならエアフローコントロールを1穴位にすれば深いテイストを味わえます。

フィッティング

各MODとのフィッティング例です。

TECHMOD

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EASY SIDE BOX

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iStick Pico

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GAUR-21

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Poker218

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ALIENO

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Hilt

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iStick T80

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NUNCHAKU

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さいごに

インサートのエアフローパーツとエアフローコントロールリングで緻密なドロー調整が可能です。最大径インサート、エアフローコントロール全開でも軽めMTL~重DL位なので本格的なMTL指向のアトマイザーです。

付属するプリメイドコイルを使う分には初心者でも簡単ですが、自分で巻き巻きする場合はちょっと難易度が上がります。ただし扱いやすいアトマイザーなのでステップアップには丁度良い難易度かもしれません。

3種のドリチ、3種のタンクがあるので追加購入なしで9パターンのドレスアップが可能なので見た目でも楽しめます。

Picoに載るサイズと言うのが良いですね。殆どのMODで利用可能です。その分タンク容量を犠牲にしていますがMTLユースなら燃費も良いし問題ないレベルかと思います。

非常に素晴らしいMTLアトマイザーなので気になった方は是非お手に取ってみて下さい。

購入

2/2現在

Sourcemoreでクーポンコードを利用すれば$24.19で最安価です。

国内であればフレキチさんのネット本店で¥3,980が最安価です。

楽天ならオフィスエッジで¥4,500が最安価です。

Amazonならkuberu(フレキチ)で¥4,480が最安価です。

【レビュー】Tauren MTL RTA(Thunderhead Creations)【軽MTL~重DLで真価を発揮】

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牛、質実剛健なイメージのTaurenシリーズにMTL RTAがリリースされました。24mmのワイドボディー、堅牢なメタルガードからは想像もつかない繊細な味わいが特徴のアトマイザーです。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー Thunderhead Creations
商品名 Tauren MTL RTA
参考価格 ¥4,192
販売日 2021年1月
カラー 4色
種類 RTA
推奨吸引方式 MTL
外周直径 24.1mm

高さ
(本体 / ドリチ含)

31.6mm / 49.8mm
タンク容量(ストレート/バブル) 2.0ml
接続規格
(MOD / ドリチ)
510 / 510
BF対応 -
ポジピン突出し量 0.8mm
使用ネジ規格 プラス、マイナス、六角
コイル接続 Pisitive:1, Negative:1
エアフロー ボトムエアフロー
エアフロー調整段数 無段階
ドリチ内径

4.0mmストレート

カラーバリエーション

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Silver Black、Full Black、SS、Gun Metalの4種類をラインナップ

外観

外観についてレビューします。

外袋

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Taurenシリーズは袋入りになっているみたいです。

 

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弱ワッフル生地のそこそこ上質な素材です。

 

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袋には商品ロゴと色を示すプレートが付いています。

パッケージング内容一覧

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  • Tauren MTL RTA本体
  • スペアガラスタンク
  • 備品バック

Tauren MTL RTA本体

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アルミ製の筒に封入されています。結構しっかりしててビックリしました。

 

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底面にはパッケージ内容などが記載されています。

 

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底面の部分を回すとキャップが外れて本体が出てきます。

 

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本体の土台には510スレッドがありアトマイザースタンドとしても使用可能です!

 

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Gun Metalの本体です。ハニカム状の本体カバーの奥にはガラスタンクがあります。

 

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ドリップチップはRで繋がった滑らかな形状です。

 

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底面にはメーカーロゴとシリアルナンバーがプリントされています。

Tier2の6番って事?

 

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ポジティブピンはかなりせり出してますのでメカでも大丈夫そうです。

全分解

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全分解しました。チャンバーとタンクケース、およびデッキとメッシュフロー部は接着されている様で分解出来ませんでした。

ドリップチップ

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連続Rで繋がった滑らかな形状のドリチです。

 

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内部はストレート形状でΦ4.0mmです。

 

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標準品とは別でロング形状のドリップチップが付属しています。根本のカラーがSSなのでBlackやGun Metalの本体色だとツートンカラーになります。

 

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ドリップチップ部のO-リングです。

  • 線径1mm - Φ6.5mm

トップキャップ

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この部分を取り外してリキッドをチャージします。

 

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底面はリキッドチャージ面に沿うような形でテーパーがかかっています。

チャンバー及びガラスカバー

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チャンバーとガラスカバーは別部品ですが、恐らく何らかの形で接着されているため取り外しは不可能です。

 

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上部にはリキッドーチャージホールがあります。

 

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チャンバーは軽くドーム形状ですが、中央部に突起があり段付きのような形状になっています。

 

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上部のリキッドリーク防止用O-リングです。

  • 線径1mm - Φ16mm

ガラスタンク

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ガラス製のタンクです。カバーから外すときはちょっとコツが要ります。(組立ての章で解説)

 

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コイル接続部の部品です。ねじは標準で六角です。

ベースデッキ上部

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デッキです。中央にエアフローの無数の穴が開いています。

 

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このメッシュ状のパーツは別部品ですが突起で固定されているので無理に外さない方が良いでしょう。

整流パーツ

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ボトムから吸ったエアーを整流し、コイルへ運ぶ為のパーツです。

 

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逆滑り台ですね。

 

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こんな感じでデッキのメッシュ部分にエアーを送ります。

 

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整流パーツ固定ねじです。長い方はコイル接続端子の固定用に使用します。

ベースデッキ下部

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ベースデッキ下部のパーツです。エアホールの所に位置合わせの凹部があります。

 

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底面です。

 

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エアフローは6つ穴が開いていますが更にテーパー状の溝が彫ってあり、実質無段階で調整可能です。

 

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テーパー中間部

 

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テーパー端部

エアフロー大

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エアフロー中

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エアフロー小

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この様にエアー量の調整幅はかなり広いです。

 

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デッキ部に使われるO-リングです。

  • 線径1.2mm - Φ20mm
  • 線径1.2mm - Φ13mm
  • 線径1.0mm - Φ18mm ×2

エアフローコントロールリング

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ローレット加工の施されたリングです。

ポジティブピン

f:id:calsonicz:20210201085157j:imageポジティブピンとインシュレーターです。

組立て

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デッキ下部にO-リングを装着します。

 

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エアフローコントロールリングを装着します。この時突起のある方が上なのでご注意ください。

 

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向きがあってればこんな感じでしっかりはまります。

 

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内部と外周部にO-リングを装着します。

 

f:id:calsonicz:20210201085043j:image整流パーツにインシュレーターを取り付けます。特殊な形状になっているので折らないよう注意してください。

 

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装着するとこんな感じ。ジャギですね。

 

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整流パーツをデッキ上部と接合します。インシュレーターの突起が大きい穴に収まるように入れます。

 

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こんな感じになります。

 

f:id:calsonicz:20210201084947j:imageまずは短いねじで整流パーツとデッキ上部を接続します。この時軽めに締めてそれぞれのパーツがまだ動く状態にしておいてください。

 

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コイル接続部のポジティブ側にインシュレーターを装着します。

 

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もう一方の部品と合わせます。

 

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デッキ上部に載せます。

 

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長いねじで固定します。これも軽く締めてください。

 

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そしたら最初に取り付けたねじをしっかりと締め込み、最後にとりつけたねじもしっかりと締め込みます。

 

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これをデッキ下部に挿入します。

 

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この時、デッキ下の凹部と上の凸部が合わさるように入れてください。

 

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インシュレーターを挿入し、ポジティブピンで固定します。

 

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コイル固定ネジを締めます。

 

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タンクカバーの内部にガラスタンクを挿入します。

 

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※カバーからガラスタンクを取り外す場合はマイナスドライバーなどをタンク上部に差し込み、ゆっくりと下に押し出すような感じで行ってください。

 

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カバー上部にO-リングを装着します。

 

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デッキと接続します。

 

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トップキャップを締めます。

 

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ドリップチップにO-リングを装着します。

 

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ドリップチップを装着します。

 

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完成です!

スペアガラスタンク

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樹脂の容器にスペアのガラスタンクが入っています。1回だけなら割っても大丈夫ですね。

備品バック

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これでもかと言う位詰め込まれています。

ロングドリップチップ

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標準の物より長いドリップチップが付属します。

 

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本体に付けるとこんな感じ。根本がSSなのでBlackやGun Metalの本体とはすこし合わないです。どうしてもこれを使いたいなら塗装しましょう。

 

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コイル接続ねじのスペアです。六角が2つとマイナスが(なぜか)3つ付いてます。

取扱説明書

日本語の表記はありません。内容自体も実質2pでほとんど解説はありません。

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コイル&コットン

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プリメイドコイルが2つと2ビルド分をコットンが付属します。

実際に使用してみる

実際の使用感をレビューします。

ビルド

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付属するコイルとコットンをビルドしてみます。

 

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コイルを挟み込んでクランプします。位置は下部のエアフロー中心辺りを狙いました。

 

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高さはニュートラルの位置よりすこし上げました。エアフローの出口が広いのでこの高さでもしっかりエアーが当たると思います。

 

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焼入れします。

 

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コットンはひも状のものが入っており、長さは約2回分です。

 

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コットンをコイルの通し、ぴたっとアトマイザーに張り付くようにして大体デッキ外周部と接するところ辺り(ピンセットのある所)でカットします。

 

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広げるとこのぐらいの長さです。

 

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穴にコットンを通しビルド完了です。

リキッド

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今回はフルーティーで清涼感溢れるコチラのリキッドを吸っていきたいと思います。

▼レビュー記事はコチラ▼

ドロー

ドローは全開だと軽めのDL、全閉で激重まで絞れます。ただこのアトマイザーのエアフロー構造的には開け気味で吸った方がメリットを最大限に活かせる気がします。

テイスティング

0.6Ω 20W

まずはエアーは絞り気味で吸ってみます。しっかり味が出て清涼感も程よく美味しいです。

次にエアーを開き気味にし、軽MTLで吸ってみます。こっちの方が味の深みが増してよりフルーティーなテイストになります。

0.6Ω 30W

次にエアーを全開で重めDL、出力は30Wにしました。出力の影響もありますがこっちの方が味の輪郭がはっきりと出て美味しいです。リキッドによりけりかもしれませんが私はこの設定(全開で焚き気味)が一番好きでした。

MTLを謳っていますが、軽めMTL~重めDLで味が出やすいアトマイザーの様な印象を受けました。

フィッティング

各MODとのフィッティングです。

TECHMOD

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ALIENO

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Hilt

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iStick T80

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NUNCHAKU

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Poker218

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GAUR-21

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さいごに

見た目にインパクトのあるMTLアトマイザーです。Taurenの名に恥じない厳つさがあります。一目惚れ買いする方も居るのではないでしょうか。

絞っても変な音がしたりすること無くMTLとしては十分優れた性能を持っていると思います。ただし昨今良く売れているガチガチのMTLと言うよりはライトMTLユーザー向けな印象を受けるアトマイザーでした。特殊なエアフロー構造を十分に生かすにはある程度の流量が必要なのだと思います。

サイズは24mmなのでほとんどのステルスMODやBOXMODに搭載可能ですが、大人気pico75Wには載らないのでご注意ください。

この図体で2mlのタンク容量は少し物足りなさがありますが、MTLユースならリキッド持ちも良いですしヘビーユーザーでない限りこれくらいで丁度良いのかなと思います。ただ焚き気味推奨なので出先で足りなくなる事があるかも…

見た目Good、味Goodなので気になった方は是非お手に取ってみて下さい。

購入

【レビュー】Favostix(Aspire)【令和最強PODファボ】

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シルキーなミストで濃厚、まるでXROSXTALの良いとこ取りした様な味わい。カートリッジは”漏れない”で名を馳せたXTALを踏襲しており、これを生み出したZQ VaporAspireは深い協力関係にあるという事で何かしらの技術提供があったのかもしれません。そこにAspireのコイルテクノロジー、出力調整機能が加わることにより歴代最高傑作のPODが今爆誕しました。

日本で登録者数No.1のVAPE系Youtuber HORICK TV こーへいさんも絶賛してます。なんでも美味しいと言いがちですがこれについては殆ど同意出来ました。

【商品説明】
●Aspire社の最新型使い捨てPODタイプ。
●Aspireのコイル技術を全投入した新型PODを採用。
●ディスプレイを搭載し、1-30Wの設定が可能。
●オートスイッチとボタンの両方に対応。
●1000mAhの大容量バッテリーを搭載。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー Aspire
商品名 Favostix
バッテリータイプ 一体
バッテリー容量 1000mAh
出力電力 1-30W
種類 POD
エアフロー 調節無し
タンク容量 3.0ml
充電アンペア数 5V / 1A
コイル抵抗値 0.6Ω、1.0Ω
バッテリー残量 インジケータとパーセント表示
セット内容 本体:1
コイル:2(0.6Ω、1.0Ω)
充電ケーブル:1
説明書:1
カラーバリエーション 7色
サイズ 本体:25×13.6×113.2(mm)
関連商品 カートリッジ
値段 ¥2,979(税込)

カラーバリエーション

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計7色のラインナップです。

外観

外観についてレビューします。

外箱

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aspireらしく白基調のシンプルな箱です。箱上部に本体カラーを示すシールが貼ってあります。

 

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裏面には注意書きや内容物などが書かれています。側面にセキュリティースクラッチがあります。

梱包状態

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プラ製の土台に本体や付属品、そしてその上に説明書が置かれています。

パッケージング内容一覧

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  • Favostix本体
  • カートリッジ0.6Ω(1.0Ωは装着済)
  • 充電ケーブル
  • 取扱説明書

Favostix本体

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アルミボディーのメタリックでXTALに近い質感です。本体上部にパフボタン、下部に液晶画面があります。

 

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背面には商品ロゴがプリントされています。

 

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両側面には吸気穴が空いています。

 

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底面には充電用USBケーブルがあります。キャップは樹脂製です。

 

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カートリッジ接続面です。端子が2つと負圧センサーの銀柱が立っています。表面はラバーで端子を覆うように壁が立っています。吸気量を抑制する為か、リキッド漏れによる浸水を防ぐ為かは判りませんが他のPODではあまり見ない構造です。

カートリッジ

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標準で左の1.0Ωカートリッジが装着されています。付属品として0.6Ωのカートリッジが梱包されています。1.0Ωの方は12-15W、0.6Ωの方は15-18Wが推奨出力となっています。

 

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内部はチムニーからテーパー状に広がった形状になっています。吸い口は平べったく咥えやすい形状です。XROSに形が似ています。

 

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底面には端子とリキッドチャージ口の蓋があります。本体との接続方法は両サイドにあるツメでひっかけるタイプです。これはXTALに似ています。

 

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リキッドチャージ蓋はXTALと同様樹脂になっており硬いです。チャージ毎のヘタリが少ないのでリキッド漏れに強い構造でこれもXTALに近い形状になっています。

 

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左がFavostix、右がXTALです。近い形状と言うよりほぼ同じです。XTALは漏れないで有名なのでFaostixも漏れにくいのかもしれません。もともとAspireのPOD(例えばminican)は漏れないですけどね。

XTALとのサイズ比較

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機能面でXTALと比較していますが、形状も比較してみましょう。正面のサイズ感は同じです。

 

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厚さはFavostixの方がややありますが、その差は1.6mm(Favostix:13.6mm、XTAL:12mm)です。まぁ誤差の範囲でしょう。

充電ケーブル

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USB Type-Cです。

取扱説明書

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英語とフランス語の記載があります。

操作方法

操作方法について説明します。

電源ON/OFF

パフボタン5回押しで電源のON/OFF操作が可能です。

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待機画面

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上部に電池残量、左側にコイル抵抗値とその下にパフ時間、右側に出力が表示されています。電池残量の表示はXTALやXROSに無かったので非常に便利です。

出力変更

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パフボタンを3回押すと出力の数字が点滅します。その状態でさらにパフボタンを押すと出力が1Wずつ上がっていきます。30まで上がった状態でさらにパフボタンを押すと1に戻ります。

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カートリッジを接続するとコイル抵抗値が表示されます。

その他

その他エラーや警告はディスプレイに文字で表示してくれます。

実際に使用してみる

実際の使用感をレビューします。

リキッド

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今回はPODで美味しく吸えるMK-Lab Koi-Koi 青短 みっくすじゅ~すを吸っていきたいと思います。

▼リキッドレビューはこちら▼

リキッドチャージ

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カートリッジの蓋を開けてチャージします。

 

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チャージが完了したらコットンにリキッドが馴染むまで5分ほど待ちます。

ドロー

何もしないと軽MTL~重DL位の感じです。本体両サイドにある穴を片方指で塞ぐと軽めMTL、両方塞ぐと重めMTLまで絞ることが出来ます。

テイスティング

1.0Ω

まず第一に感じたのは「めっちゃウマイ」でした。何がどううまいのかじっくり吸ってみると、ミストの出方はXROSに近いシルキーな感じ、そして味の出方はXTALに近いしっかりとした濃さがうまさに繋がっているのだとわかりました。初めてXROSやXTALを吸った時の感動を超えるインパクトがあります。絵や文字じゃ伝わらないので是非一度吸ってもらいたい、そしてこの感動を共有したい!

0.6Ω

味の出方は1.0Ωとさほど変わらないです。出力高めで吸いたい時はこっちの低抵抗、出力低めでじっくり吸いたい時は1.0Ωを使ったら良いのではないかと思います。吸うリキッドによってもBestな抵抗値は違うのでその都度最適な方を選択してください。

TOP3比較

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ここで現在販売されているトップレベルのPOD3種を比較してそれぞれの特徴を確認してみたいと思います。
※Caliburn Gはコイル交換式なので今回は対象外

比較表

商品名 Favostix XTAL XROS
メーカー Aspire ZQ Vapor Vaporesso
販売開始時期 2021年1月 2020年1月 2020年7月
サイズ(W) 25mm 22mm 23mm
サイズ(D) 13.6mm 12mm 13mm
サイズ(H) 113.2mm 113mm 112mm
バッテリータイプ 内蔵
バッテリー容量 1000mAh 520mAh 800mAh
充電形式 Type-C micorUSB Type-C
電池残量確認 ディスプレイ%表示 LED色3段階 LED色3段階
出力 1 - 30W 3.5 - 4.2V MAX:20W
出力調整 可変 なし
エアフロー調整 なし 無段階
ディスプレイ あり なし
オートパフ 対応
ボタンパフ 対応
コイルバリエーション 0.6、1.0 1.0、1.2 0.8、1.2
カートリッジ容量 3ml 1.8ml 2ml
リキッドチャージ方式 ボトムフィル トップフィル
ミスト シルキー 粗め シルキー
味の濃さ 濃い 濃い 普通
リキッド漏れ 多分漏れにくい 漏れにくい 漏れにくい
本体価格 ¥2,979 ¥2,979 ¥3,180
カートリッジ価格(1個あたり) ¥427 ¥395 ¥640

他と比べて優れていると思う所を赤文字で記載しました。こうしてみると今回紹介するFavostixは他に比べて非常に優れているという事がわかります。

何より値段がXTALと同じというのが大きいですね。カートリッジの安さはXTALに劣りますがユーザーが増えて販売ボリュームが増え、仕入れ価格や販売価格が安くなることを願います。

上記の表以外でFavostixが他に劣るところは「アクセサリーの豊富さ」と「愛称」です。

アクセサリーについて、XTALは公式でレザーケースなどをリリースしていますし、XROSはサードパーティー製ですが様々なケースが存在します。Favostixのアクセサリーがこれから出てくることを期待しましょう。

愛称について、世の中のヒット商品って呼びやすく親しみやすい愛称を持つものが多いです。XROS(クロス)XTAL(エクスタル)は呼びやすく4文字で打ちやすいですが、Favostix(ファボスティックス)は文字数多いし呼びにくいですよね。これからはFAVO(ファボ)の名で通れば親しみやすくなり、大ヒットをかますかもしれません。ハンチェすればSNSのファボ(いいね)も沢山貰えるかも。

さいごに

書きたい事殆ど上で書いたのでココで書くことあまり無いです。性能、価格面で非常に優れたPODなので是非みなさん購入してハンチェし、ファボってください!

是非みんなでファボりましょう!

Twitterにてハッシュタグ#ファボチェといれてFavostixの画像を投稿してくれたらもれなく下段の「みんなのファボチェ」に掲載させて頂きます。

みんなのファボチェ

掲載許可頂けた皆様、ありがとうございます。

購入

【レビュー】HELLBEAST RDA(HELLVAPE)【堅牢な骨と鋭い牙】

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DeadRabbitでお馴染みHELLVAPEより新しくRDAがリリースされました。14段階のエアフローによる綿密なドロー調整と超肉厚ハニカム構造による吸気冷却が優れたフレーバーを生み出します。そしてチグハグデッキによる超簡単ビルド、これが超画期的なアトマイザーです!

Sourcemoreで通常価格$31.90ですが、クーポンコードの利用で$18.49になりますので是非ご利用ください!

クーポンコード:HHR

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー HELLVAPE
商品名 HELLBEAST
参考価格 $31.90
販売日 2021年1月
カラー 7色
種類 RDA
推奨吸引方式 DL
外周直径 24.0mm

高さ
(本体 / ドリチ含)

25.2mm / 32.0mm
タンク容量 -
接続規格
(MOD / ドリチ)
510 / 810
BF対応 対応
ポジピン突出し量 1.0mm
使用ネジ規格 マイナス、六角
ポスト数 Pisitive:2, Negative:2
ポストポジション 垂直
エアフロー サイドエアフロー
エアフロー調整段数 14段階(6穴~19穴)
ドリチ内径 11.5mm

カラーバリエーション

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7種類をラインナップ

外観

外観についてレビューします。

外箱

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いかにもHELLVAPEな感じの外箱です。商品ロゴからは野獣(ビースト)感があふれ出ていますね。

 

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底面にセキュリティースクラッチがあります。

 

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裏面には概要が書いてあります。

梱包状態

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赤いスポンジ状の土台に本体が収まっており、下の箱の中に備品、一番底面に取扱説明書などが入っています。

パッケージング内容一覧

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  • HELLEBAST RDA本体
  • 備品バック①②③
  • 取扱説明書
  • ステッカー

HELLBEAST RDA本体

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表面に商品ロゴが彫られています。

 

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側面にはハニカム状のエアフロー穴が無数に空いています。これは両サイドにあります。

 

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ドリップチップは内側に軽いテーパーのかかった810規格の物になってます。

 

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底面にはメーカーロゴがプリントされています。

 

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コンタクトピンは1mm突出しておりメカでも使えそうです。

全分解

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全分解しました。RDAなので非常にシンプルな構成です。各部品の詳細をご紹介します。

ドリップチップ

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810規格のドリップチップです。レインボーの本体カラーにはかわいらしいピンクのものが付属しています。

 

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軽くテーパーがかかっています。

トップキャップ

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トップキャップです。この部分を回してエアフローを調整します。上部のローレット加工が素敵です。この無数に空いた穴が鋭い牙を連想させます。

 

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上から見るとこんな感じ。

 

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下から見たらこんな感じ。このハニカム状の穴のあいた部分を見てください。めっちゃ肉厚!!この肉厚さが堅牢な骨を連想させます。

公式によると空気の冷却を促進するらしいです。整流効果もありそうですね。

 

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この部品で使われるO-リングです。

  • 線径1.5mm - Φ12mm
  • 線径1.0mm - Φ17mm

エアフローコントロール

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胴体部分です。

 

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内部にはキャップ高さを制限する為の凸溝があります。

コイル留めねじ

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コイル足を固定する為のネジです。全てマイナスです。

ポジティブパーツ

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正極側のパーツです。下部にはBF用の穴が開いています。

 

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点対象な形状をしていますが普段のアトマイザーではあまり見ない配置になっています。

デッキ

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デッキ部です。

 

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デッキ底面。

 

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ここで使用されているO-リングです。

  • 線径1.0mm - Φ18mm ×2

ポジティブピン

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ポジティブピンとインシュレーターです。インシュレーターが歪んでいるのは外すときにちょっと無理な力を加えてしまったからで決して製品の精度が悪いわけではありません。

組立て

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デッキにO-リングを装着します。

 

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ポジティブパーツにインシュレーターを装着します。

 

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組立てたパーツをデッキに載せます。

 

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インシュレーターを挿入し、ポジティブピンを締めてポジティブパーツを固定します。

 

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コイル留めねじを締めます。

 

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エアフローコントロールをデッキに装着します。この時内側に凸部があるのでデッキの凹部と合わせてはめ込んでください。

 

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はめたらエアフローコントロールを時計回りに回します。すると穴が丁度コイルの所に来ます。

 

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トップキャップにO-リングを装着します。

 

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ドリップチップ部のO-リングを挿入します。

 

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ドリップチップを装着します。

 

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トップキャップを本体に装着して完成です。

エアフローについて

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これが全開です。

 

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トップキャップを回すと穴が一つずつ消えていき…

 

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6穴が最小穴数となります。

備品バック①

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こちらには靴紐コットンとコイルが2つずつ入っています。

備品バック②

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使用されているO-リング全種類とコイル留めネジが2個、そしてBF用ポジティブピンが1つ付属しています。

 

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穴はこんな感じで空いています。

備品バック③

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こちらには工具類が入っています。レッグカッターは持っていなかったので非常にありがたいです!

 

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こちらレッグカッター、7mmと5mmの長さでコイル足をカットできる優れものです。

 

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7mmの方は少し突出してます。

取扱説明書

日本語の記載はありません。コイルの巻く方向についても書かれているので一読下さい。

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ステッカー

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商品ロゴの他に5mm、7mmと書いたコイルの様な絵があります。

 

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これは多分レッグカッターが5mmと7mmだからかと思われます。HELLVAPEはこの2つの長さを推奨しているのでしょう。

実際に使用してみる

実際の使用感をレビューします。

ビルド

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今回は付属するコットンとコイルを使用してビルドしてみたいと思います。

 

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まずはレッグカッターで足を7mmの長さにカットしてみます。

 

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こんな感じでカット。

 

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足の長さが揃いました。ちなみにこのコイルの内径はΦ3.0mmです。

 

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7mmでカットして載せてみるとこの高さになります。

 

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話しがちょっと脱線しますが、なんといってもこのチグハグデッキの最大のメリットがココです。足を曲げなくてもそのままポン置き出来る!本当に素晴らしいデッキ構造です。

万が一逆向きにコイルを巻いてしまっても大丈夫です。

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こんな感じでグイっとやればOKです。

 

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話し戻ります。7mmでカットするとエアフローとの位置関係はこんな感じになります。コイル下側からミストをすくい上げるような流れになります。

 

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セットしてみました。こんな感じの位置関係です。

 

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次に5mmの長さにカットして設置しました。

 

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かなりデッキ側に寄りました。

 

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エアフローとの位置関係はこんな感じ。上の方をかすめ取っていく感じの流れになります。

 

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5mmに切っちゃったので低めのビルドです。焼入れる前に撮影するのを忘れたのでこちら焼き入れ後の画像です。スミマセン。

 

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焼入れる前の抵抗値は… 0.07Ω!?

いつも焼入れに使っているNUNCHAKU君はショートサーキット表示だったので急遽GAUR-21に切り替えて焼入れを行いました。

 

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焼入れ中…

 

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焼入れ完了。抵抗値は2倍くらいになりました。

 

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ウィッキングします。コットンはアトマイザーに這わせて底面と同じくらいの長さでカットします。

 

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だいたいこんな感じの長さです。

 

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適当に漉いてジュースウェルにコットンを落とします。これでビルド完了です。

リキッド

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今回は爆煙でウマイ!KENDO juiceのgolden strawberry cheesecakeを吸っていきたいと思います。

▼KENDO juiceのレビュー記事はこちら▼

 

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リキッドを滴下しコットンに馴染ませます。その後キャップを閉めて吸う準備は完了です。

ドロー

ドローの重さは全開でスカスカ、最小で抵抗感の弱めな重DLです。

テイスティング

ん~、やっぱりKENDOは爆煙でウマイですね!

コイル位置についてですが、5mmの低めだとコイルの上をかすめて空気が流れている様で少しさっぱりとした味わいになります。一方で7mmの位置にすると全体をすくい上げるような流れになってより濃厚なフレーバーを満喫できますが、ミストが熱いです。

一長一短な感じですね。あとは好みだと思うので自分に合った高さでビルドしてみて下さい。私は高めが好きでした。

フィッティング

各MODとのフィッティング例です。

GAUR-21

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Poker218

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ALIENO

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CUBE-S

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iStick T80

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NUNCHAKU

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EASY SIDE BOX

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TECH MOD

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おまけ

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ドリップする時は筒ごと外すのではなくキャップだけ外してしまえばこんな感じでドリップしやすいです。

さいごに

HELLBEAST RDAのご紹介でした。今まで低抵抗向けのRDAはVENUSかDeadRabbit SEくらいしか持っていなかったのでこのキャップ方式のRDAはドリップめっちゃ簡単で使いやすいです、感動しました。まぁ810ドリチなので口が広い為そのままドリップする方も多くいらっしゃいますが…

特筆すべきはハニカム構造の肉厚エアフロー、チグハグデッキの2点ですね。

肉厚エアフローが味にどう影響しているのかは詳細には判りませんが、なんかフォルムがカッコイイです。なんかこう、金属金属したゴツゴツしいかっこよさです。ガンダムみたいな感じ。

チグハグデッキですが、本当に革命かと思いました。今までのポストレスデッキは平行になっていたのでコイルの片方をグイっと1/4周多く巻いて90°折り曲げてたんですね。その影響でDual Coilでビルドすると抵抗値が安定せず左右バラバラな抵抗値になってしまったりしてました。これは長さ決めてポンと載せるだけなのでそんな手間は必要ありません。最高。

BFについてはスコンカーを持っていないので使い勝手が判らないです。スミマセン。

多彩なカラーバリエーションがあるので気に入った方は是非お手に取ってみて下さい。

購入

Sourcemoreで通常価格$31.90ですが、クーポンコードの利用で$18.49になりますので是非ご利用ください!

クーポンコード:HHR

【レビュー】GRAPE(ICE BLITZ)【爆煙清涼巨峰】

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先日、FreeMaXのautopod50レビュー時に少しご紹介したこちら、VAPE EMPIREのブランドでリリースしたICE BLITZ GRAPEのご紹介です。比較的強めの清涼感と缶チューハイによくある巨峰味の様なテイストがマッチして美味しい濃いめのリキッドです。RDAにオススメなリキッドです。

【商品説明】
●清涼剤の効いた甘みの強い巨峰フレーバーです。
●シンプルなグレープではなく、まさに巨峰フレーバー。果実の甘みと酸味も再現され、完成度がとても高いです。
●ミストを吐いた後に残る「巨峰」の余韻が素晴らしいです。甘みはもちろん、果実の酸味も見事に再現されています。

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー ICE BLITZ
商品名 GRAPE
参考価格 ¥1,680 / 60ml
販売開始 2021年1月
VG : PG 60 : 40
産地 マレーシア

外観

外観についてレビューします。

リキッド本体

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EMPIREらしく箱入りです。紫のモンスターが氷を引き裂いてぶどうを掴み取ってるようなデザインです。

 

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箱から開けると一般的な60mlボトルが入っています。

 

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新品は本体が透明なラッピング包装されているのでこれがあれば安心です。

 

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ノズルは一般的なユニコーンノズルです。PODやRTAにチャージする時に非常に便利な形状です。

実際に使ってみる

香りと味

果汁感のある赤ブドウの香りがします。香りだけでめっちゃ美味しそうです!

味は飴のぶどう味の様な感じです。同時に清涼剤独特のスースー感を強く感じるので高清涼感に期待できます!

テイスティング環境

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今回は高抵抗1.8Ω~低抵抗0.3Ω+POD(autopod50 0.25Ω 50W)でテイスティングしていきたいと思います。

1.75Ω 10W MTL

Galaxies MTL RDA - KA1 28ga Φ3.0mm 7巻 マイクロコイル

薄っすらぶどうの味がしますが裏の味というか別の味が前面に出てきて微妙です。

0.99Ω 16W MTL

Galaxies MTL RDA - KA1 26ga Φ3.0mm 7巻 マイクロコイル

ゆっくりじっくり焚きながら吸うとぶどうを感じますがこれもイマイチ美味しくないです。

0.5Ω 34W

Galaxies MTL RDA - KA1 24ga Φ3.0mm 5巻 マイクロコイル

謎の味が100%でてきて何とも言えない味です。得体のしれない生野菜を食べてる感じがします。そして生ぬるい清涼感…

0.3Ω 60W

VENUS RDA - KA1 24ga Φ3.0mm 6巻 マイクロコイル Dual

超ウマイ!!

強烈な清涼感と芳醇な巨峰が喉と肺を刺激します。中~高抵抗では全くでなかった味がここでやっと解き放たれる感じです。焚かないとこのリキッドの本来の味が出てきませんでした。高抵抗MTLが好きな方には合わないリキッドかと思います。

70W、80Wと上げていくにつれてぶどう感もリニアに上昇するのでdualバッテリーのMODでブイブイ言わせたい方向けのリキッドな気がします。

清涼感ももちろんブイブイなので強靭な喉も併せ持つ方にオススメです。

POD autopod50 0.25Ω 50W

先日レビューしたautopod50で吸ってみます。

うん、これもウマイ。出力MAX(50W)でガンガン吸えちゃいます。

ガンク

レギュレーション

使用アトマイザー:COG MTL RTA(22mm)
エアフロー:最大径
使用ワイヤー:KA1 24G
使用コットン:VAPEHACK COTTON
ビルド詳細:マイクロコイル Φ3.0mm 5巻 0.5Ω
出力:28~32W

毎タンクコットン交換、4タンク(約12ml)終了後のガンクを観察

結果

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味の劣化進行が酷く、3タンク目途中で検証中段しました。過去最強レベルでガンキーです。中央付近がガンクでモッコリしてます。

検証を途中で中断したにもかかわらずこのガンク量です…

ワイヤー状況

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ワイヤー表裏にビッチリ分厚いガンクが付着する結果となりました。

低抵抗高出力でオススメなリキッドなので実用域ではこれよりもうすこしガンク量は少ないと思いますが、クリアロやPODではあまり使用したくないリキッドですね。

PODでのガンク量

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先日レビューしたMANIK mini PODのカートリッジが沢山あるので1タンク(3ml)でどれくらいガンクが付着するのか検証してみた結果がコチラです。

1タンクでもかなりの量が付着しています。4~5タンク吸うとガンクがビッチリ付着してしまいそうです。

さいごに

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爆煙でメチャクチャウマイ強清涼巨峰リキッドです。純粋なぶどう×清涼剤の組み合わせリキッドってあまりない気がするので人気出ると思います。

ただし低出力(中~高抵抗)では本来の味を出し切れず、美味しくないです。本領発揮するのは高出力(低抵抗)なので爆煙RDAやRTAで吸うのがオススメです。

某YoutuberさんがXTALで濃くてウマイと言ってましたが私が同じXTALで吸っても微妙でした。味覚の差があるのは100も承知です。

ガンクについてですが、ある程度焚くとガンクは付きにくい(らしい)ので実用域ではそこまで気にすることはないかもしれませんが他のリキッドよりはガンキーである事は間違いないのでPODやクリアロで吸う場合はコイル寿命が短くなることを覚悟の上で使用してください。

購入

【レビュー】ALIENO(ULTRONER)【溢れ出るハイエンド感】

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ハイエンド感溢れるMODです。バッテリースリーブが露出しているのとパフボタンが両サイドに付いている所が特徴の樹脂ボディーMODです。

先人達が既にレビューしていますのでこちらもご参考にしてください。

Sourcemoreで通常価格$59.90ですが、クーポンコードの利用で$41.69になりますので是非ご利用ください!

クーポンコード:ALIE

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

スペック

メーカー ULTRONER
商品名 ALIENO
バッテリータイプ 18650
バッテリー容量 -
出力電力 1-70W
種類 テクニカルMOD
充電アンペア数 -
USBポート -
セット内容

本体:1
説明書:1

カラーバリエーション 4色
サイズ 本体:41×30×88(mm)
関連商品 -
値段 $59.90

カラーバリエーション

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4種類のラインナップです。クリアな樹脂とソリッドブラックがあります。

外観

外観についてレビューします。

外箱

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黒地にシルバーの印刷で非常にシンプルなデザインの箱です。

 

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側面、底面にはメーカーロゴが印刷されています。

 

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裏面には主なスペックと内容物、SNSアカウントなどが記載されています。

梱包状態

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蓋にはマグネットが内蔵されておりパカッと開くことが出来ます。

余計な付属物が一切無く、非常にシンプルな梱包です。

パッケージング内容一覧

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  • ALIENO本体
  • 取扱説明書

ALIENO本体

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樹脂と露出したバッテリースリーブで構成された外観です。

 

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上部にはパフボタンが両側面に配置されており右手左手問わず押しやすいです。

正面にディスプレイがあります。

 

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上部は510スレッドがあります。溝が2つ彫ってあり、少量のリキッドリークならMOD本体への侵入を防げるような設計になっています。

24mmのアトマイザーまで搭載可能です。

 

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底面にはバッテリーキャップがあり、これを外してバッテリー(18650)を挿入します。

 

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嬉しいツマミ付きです。

 

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初期状態でバッテリーを入れると中でバッテリーがカチャカチャ動く場合があります。これはキャップに付いている調整ねじを締める事で固定することが出来ます。最初はこの作業を必ず実施してください。

 

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バッテリーがしっかり固定されると電源が入ります。

取扱説明書

英語で記載されています。

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操作方法

操作方法について説明します。

電源ON/OFF

上部のパフボタンどちらかを素早く5回押すことで電源操作が出来ます。遅すぎても早すぎてもダメみたいです。1~1.5秒位の間に5パフ入力してください。

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出力調整

出力調整は下部の+/-ボタンで行います。温度管理モードの時の温度調整もココです。

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モード選択

パフボタンを素早く3回押すとモード選択画面になります。出力の下に白抜きの文字が出てきたら+/-ボタンでモードを選択します。

MECH-バイパスモード

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WATT-ワッテージモード

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NI-温度管理モード(Ni)
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TI-温度管理モード(Ti)

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SS-温度管理モード(SS)

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華氏-摂氏表示変更

標準では華氏表示(℉)です。200℉まで下げてさらにここから-ボタンを押すと摂氏表示(℃)に変わります。逆も同じで100℃まで下げてさらに-を押すと華氏表示に変わります。

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温度管理モード時の出力調整

温度管理モードの時にパフボタンを素早く2回押すと画面左中段のWが点滅します。この状態で+/-ボタンを押すと出力を調整出来ます。

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温度管理モードのTCR値調整

温度管理モードの時にパフボタンと+ボタン同時長押しでTCR値の調整モードに入ります。ここで+/-ボタンを押すと値を調整出来ます。

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出力ロック

+/-ボタン同時長押しで出力をロック(+/-ボタンをロック)出来ます。解除も同じ操作です。出力ロック時、パフボタンは有効になっています。

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設定モード

パフボタンと-ボタン同時長押しで設定モードに入ることが出来ます。ここで+/-ボタンを押して設定したい項目を選択します。

設定-パフ回数設定

NUNBER OF PUFFSを選択するとパフ回数リセットやパフ回数制限設定が出来ます。

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NOW(現在のパフ回数)をリセットする場合はREMOVEを選択してください。

SET(パフ回数制限)ではその回数パフするとそれ以上パフ出来なくなるという設定が出来ます。+/-ボタンでSETの数値の部分が白抜きになった状態でパフボタンを押し、点滅状態になったら+/-ボタンで数値を設定できます。その後、ONを選択するとパフ回数制限モードになりセットしたパフ回数まで吸うことが出来ます。パフロックされたらまたこの画面に戻って"SET"、"OFF"、"REMOVE"を押すと再度吸うことが出来ます。この機能の使い道が良くわからないので基本OFFで良いと思います。

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設定-画面反転

SCREEN ROTATIONを選択すると画面が反転します。見やすい向きに設定してください。

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設定-スクリーンオフ

SCREEN OFFを選択すると画面表示が消えます。パフボタンと-ボタンを同時長押しで再点灯させることが出来ます。

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設定-TASTE ADJUSTMENT

5ステップで±30W、そのインターバルタイムを設定するモードです。一見カーブモードやプリヒートモードの様な機能ですがそのどちらでもないモノの様です。

◇カーブモード→終わりがある

◇プリヒートモード→立ち上がりの一瞬だけ

◇TASTE ADJUSTMENT→5ステップをループ

用途がイマイチ判りません。

正直、プリヒートモードとカーブモードの違いが判らなかったのでTwitterで質問させて頂いた所、以下のように回答頂きました。ありがとうございました!

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フィッティング

各アトマイザーとのフィッティング例です。

Merlin nano

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PURITY MTL RTA

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REQUIEM

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PHEVANDA A2 MTL RDA

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DeadRabbit SQ RDA

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Galaxies MTL RDA

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KREE RTA

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Auguse V1.5 MTL RTA

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TRIO

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COG MTL RTA

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Artemis MTL RTA

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Galaxies MTL RDTA

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VENUS RDA

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UNLIMIT

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さいごに

見た目のハイエンド感はとても良いですよね。実際スタビライズドウッド仕様でDNAチップを搭載した高級バージョン(約2万円)も存在するのでそれなりのデザインだと思います。賛否両論ありますが私はアリ派です。つなぎ目など確かに造りが粗い所はありますが使っているうちに馴染んで味が出てくるんじゃないかと思います。

ボタンのクリック感は好きです。ただ電源ON/OFFなど複数回ボタンを押す操作をする時に入力が速すぎると認識しにくいというのがすこし残念です。今まで使っていたMODでこのような事は無かったのでこのMODに限って特にシビアなんじゃないかと思います。

テクMODに必要な機能はほぼ全て搭載されている感じですが充電ポートが無いのでエントリーモデルとしては不向きかなと思いました。他のテクMODや充電器を持っている方向きです。

色々言いましたが、デザインや機能的に素晴らしいMODだと思うので是非お手に取ってみて下さい。

購入

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クーポンコード:ALIE

【レビュー】autopod50(FreeMaX)【茶葉コットン&高級SSメッシュコイル】

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茶葉の繊維で作られたコットン、最高級ステンレス(SS904L)を使用したメッシュコイルによりクセの無い最高ランクの味わいを実現。さらにシリコンケースが付いてくる。

そして新色のガンメタルがデビューしました!

※電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です

 

スペック

メーカー FreeMax
商品名 autopod50
バッテリータイプ 内蔵
バッテリー容量 2000mAh
出力電力 5-50W
種類 POD MOD
エアフロー 無段階調整(コイル側)
タンク容量 4ml
充電アンペア数 5V / 2A
コイル抵抗値 0.25Ω、0.5Ω
バッテリー残量 ディスプレイにインジケータ表示
セット内容 本体:1
コイル:2(0.25Ω、0.5Ω)
充電ケーブル:1
シリコンケース:1
備品バック
説明書:1
保証書:1
警告カード:1
カラーバリエーション 4色
サイズ 本体:43.5×24.5×94.0(mm)
関連商品 交換用コイル
交換用POD(コイル1つ付)
値段 ¥4,980~

カラーバリエーション

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計4色のラインナップ

外観

■外箱

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白基調のシンプルなデザインです。

 

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結構分厚めな箱です。

 

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裏面には内容物一覧や問い合わせ先、そしてセキュリティースクラッチがあります。

梱包状態

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白いスポンジに収まってます。

 

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備品類はこの下の箱の中に入っています。

パッケージング内容一覧

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  • autopod50本体
  • シリコンケース
  • 充電ケーブル
  • 替えコイル(0.25Ωは装着済、0.5Ωが付属品)
  • 備品バック
  • 取扱説明書
  • 保証書、警告カード

autopod50本体

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非常に光沢のある本体です。底面など端はラウンド形状になっていて握り心地が良いです。

底面にはベントホールとUSBポートがあります。

 

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反対面には商品ロゴ、メーカーロゴがあります。

 

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上から見た感じでも角張った部分が無く非常になめらかなボディーに仕上がっています。

 

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ディスプレイ部にはパフボタンと+/-ボタンが配置されています。

 

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カートリッジ接続部はこんな感じです。本体側2つ、カートリッジ側3つの磁石で接続されています。そこそこ接着力は強いですが、カートリッジだけ持って振り回すと簡単に外れます。持ち運びは本体を持って行ってください。

カートリッジ部

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カートリッジはこのように本体から外せます。

 

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ドリップチップ部は一体型となっており、内径8.5mmのストレート形状です。

 

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カートリッジ底面にはコイルとリキッドチャージ穴が配置されています。

 

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コイルはこんな感じで引き抜けます。

 

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リキッドチャージは青いシリコンカバー部を外して行います。

コイル部

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コイルのベース部分にはエアフローを調整するコントロールリングが付いています。ここを回して開口面積を変更することでドローの重さを調整することが出来ます。

 

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コイルとコイルベースはねじ接続です。コイルを回して取り外しが可能です。

 

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こちらコイルです。SS904Lのメッシュワイヤーに茶葉繊維コットンが使用されていて非常にクリアでクセの無い味わいを実現しています。

もともと装着されているのは左側の0.25Ω、付属しているのが右側の0.5Ωコイルです。

 

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どちらも目が広いメッシュ形状です。

シリコンケース

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このシリコンケース、色は固定なのでしょうか。本体色ガンメタには赤のケースが入っていました。

このケースだけ別売りであれば着せ替えて楽しめそうですね。

 

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早速装着しました。当たり前ですがぴったりフィットします。

 

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液晶やボタンに被ったりしていません。

 

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充電ポートもしっかり露出しているのでカバーは付けたままでも大丈夫そうです。

指紋の付着や落下時の傷を防いでくれるので非常に嬉しい備品ですね!

充電ケーブル

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USB Type-Cです。2Aの急速充電に対応しています。

備品バック

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備品バックの中にはコイル部のO-リングとカートリッジのシリコンカバーが入っています。

取扱説明書

日本語の記載はありません。

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保証書&警告カード

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使用方法

使用方法について説明します。

電源ON/OFF

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パフボタンを素早く5回おすと電源のON/OFF操作が可能です。

待機画面

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待機画面です。パフ回数、累計パフ時間、出力、コイル抵抗値、出力電圧、電池残量が表示されています。

画面反転

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パフボタンと-ボタンを同時長押しで画面を反転することが出来ます。見やすい向きに変更して使用してください。

出力ロック

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+/-ボタン同時長押しで出力をロック/解除することが出来ます。ロック時パフボタンは有効なのでパフボタンもロックしたい場合は電源をOFFにしてください。

設定モード

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パフボタンを3回素早く押すとモード選択画面に入ります。ここでSETを選択すると設定モードに入ります。+/-ボタンで左右移動が可能です。

設定モード-タイムアウト

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連続パフ可能時間を設定できます。

 

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5秒から15秒の間で設定でき、デフォルトでは10秒に設定されています。

設定モード-パフリセット

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累計パフ回数の確認とリセットが出来ます。

 

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RESETを選択してパフボタンを押すとパフ回数が0にリセットされます。

設定モード-パフタイムリセット

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累計パフタイムのリセットが出来ます。

 

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RESETを選択してパフボタンを押すとパフ時間が0にリセットされます。

設定モード-工場出荷状態に戻す

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これを選択するとすべての設定がリセットされ、工場出荷時の状態になります。なにかエラーが起きてしまった場合や全てリセットしたい場合はコチラを選択してください。

設定モード-終了

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設定モードを終了します。

情報モード

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モード選択画面でINFOを選択すると情報モードに入ります。

情報モード-バッテリー電圧

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BATTERYを選択すると現在のバッテリー電圧が確認できます。

 

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情報モード-バージョン

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VERSIONを選択すると本機体のバージョン情報が確認できます。

 

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情報モード-温度

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TEMPERATUREを選択すると温度情報が見れます。これがどこの温度か判りませんが、未パフ、未充電状態、真冬のノンエアコンルームで36℃を示していたのでこの機能は使い物にならないんだと思います。思いっきり長時間(5秒)パフしてコイルアチアチ状態にしても36℃のままでした…

 

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情報モード-終了

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情報モードを終了します。

モード選択-終了

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EXITでモード選択を終了します。

実際に使用してみる

実際の使用感をレビューします。

リキッド

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今回はEMPIREシリーズの新作、ICE BLITZ GRAPEを吸ってみたいと思います。清涼感タップリで甘みもあり、素直なぶどう味がクセになるおいしいリキッドです。

リキッドチャージ

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カートリッジのシリコンカバーを開けてノズルを挿しチャージします。EMPIREのノズルはギリ挿し込めましたがこれ以上大きいノズルのリキッドは挿し込めないかもしれません。

ドロー

コイルのエアフロー穴を全開にするとスカスカとまではいかない軽めDL、完全にふさぐと重すぎない中程度のMTLが出来るまで調整できます。比較的幅広い調整幅なので好みに合った重さに出来ると思います。

テイスティング

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0.25Ω 50Wで吸ってみます。

とてもクリアに味が出ます、コットン臭が無くいきなりMAXな味が出てきます。パフボタンを押してから通電までのタイムラグは体感0.2秒位あります。普通に吸う分には気にするほどのラグでは無いです。

フィット感

全体的に丸みを帯びているので持ちやすいです。2000mAhの大容量電池を搭載しているのでそこそこの重さ(乾燥:151.5g)はありますが重すぎなわけでもないです。

寒い冬の時期に冷え冷えのMODを触るのは抵抗ありますがシリコンカバーのおかげで冷たくありません!しかも肌触りも良くフィット感が増します。見た目も悪くないですし、シリコンカバー付属という作戦は大成功なんじゃないかと思います。

さいごに

2020年、沢山のPOD MODがリリースされました。今はPODが非常にHOTなのでこれからもPODやPOD MODが多くリリースされていくのではないでしょうか。その荒波の中でもこのautopod50はシリコンケースや茶葉繊維コットン、高級SSコイルで差別化を図っています。あとはドリチが変えられれば文句無しでした。

非常にクリアに味が出るのでこの特徴的なコットン、コイルを一度お試しいただけたらと思います!

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